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【ガンバ大阪】まだ危機感マックスではない説/J1第20節:広島戦●1-2

2点目を失った瞬間は、「全然まだまだイケる!」という気持ちでした。ウソじゃないですよ、強引にポジったりしてませんよ。だって一美が初ゴールも決めて、後半だって積極的にシュート狙ってたし、パトリックも決定的なチャンスに絡めていた。これならまだまだチャンスは作れるし、何なら逆転まであるで! 懐かしのバカ試合や!! くらいまで期待してました。ウソじゃないですよ。

□ 2021年5月12日:J1第20節
ガンバ大阪1-2サンフレッチェ広島

それだけに、直後の2トップ交代は正直イヤな予感がした。そして的中..ぱったり得点の気配が消えてしまった。ペレイラに迫力のかけらも感じられない。中央でただボール待ってるだけだし、かといってエアバトルでの強さも見られない。どんなお膳立てすれば、あのYouTubeみたいなゴール決めてくれるんでしょうか。特長も理解しきれていないし、わかってところで再現する術もなさそうな現状。

これ、勝つための策だったんですかね? それとも..

もちろん表面上は「勝つため」でしょうけど、どちらかといえばペレイラにチャンスやるわ感ありませんでした? とことん勝ちにこだわるなら、あそこで不発弾わざわざ投入するとは思えん。まあ、何もかも裏目に出まくってる宮本監督ならやりかねんけど。

10試合で1勝。限りなくマズい。

ただ、本当に危機感マックスだったら、もう容赦なく使える駒と使えない駒を見極めて、ある程度スタメン固めてると思うんですよ。それこそ19年の今ごろにアウェイの鳥栖戦でボコボコにされて、大阪ダービーで若い衆をスタメンにして。んでそのメンバーを基調にコツコツ勝点を拾っていったという..

たぶんですけど、まだその領域には至っていないという判断なんでしょうね。個人的な感覚では4月の6連戦がそのリミットだと思っていたんですが、まだ指揮官の中では猶予期間が続いていると見た。

違ったらだいぶ困るけどw

個人的にもそれでいいと思ってます。ここでペレイラ見切ったら昨年までと同じ。成長と変化を遂げるために必要なピースであることは間違いないので。ただでさえフィットに時間がかかりそうだった訳だから、もう少し長い目で..



試合を振り返っておくと、それなりにボール回しのリズムは出てきてた印象です。ただ、あと1本つなげていればチャンスなのにってところでロストしたり、もったいないもどかしいと感じるシーンがいくつか。

あと、いくら何でもミドルシュートが少なすぎる。ブロックの外から打ったらアカン決まりでもあるのかと。「シュート撃て撃て厨」ではない自分がそう感じるくらいだから、よっぽどですよ。前半の終了間際とか、絶対コース見えてるシーンあったからね。

決勝点となったカウンターは相手を誉めるしかなくね? ジュニオールサントスのロングフィードは超絶に美しかったし、川辺駿のシュートも簡単に見せかけて難しいやつ。1対1になっても「どうせヒガシ止めてくれるやろw」とのんびり見てたらサクッと決められちゃいましたね..

一美のゴールはよかった。彼らしい、パワーと気持ちのこもった一撃。J3から始まった生存競争を勝ち抜いた実力はダテではない。ゴールシーン以外にも身体を張って起点になるべく戦い抜いてくれた。だからこそもう少しプレータイムをあげたかったが..
これで次節またベンチスタートとかやりかねないのが恐ろしいところだが、さすがにそこは適正なる判断をしてもらいたい。

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