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【競馬コラム】父の日にゴールドシップ産駒ウインマイティー完全復活!

父の日でしたね。ハシスポ家はあまりイベントごとが盛んでないため、だいたい何事もなく過ぎていくことが多いのですが、今年もどうってことなく。あまりの暑さに家族でサーティワンに突撃したくらいです。

家に帰ったらちょうどメインレースの時間帯で、「父の日にゴールドシップ産駒が大活躍とかならんかな~(コラムのネタにも困らんし)」とうっすら期待していたら函館のUHB杯でシュアーヴアリアが2着。そうかもう準OPでもコンスタントに好走できるまで成長したかと感慨に浸ると同時に、この勢いでマーメイドSのウインマイティーも頑張ってくれんかと思っていたら快勝。20年のオークス3着後、長く続いた低迷期に終止符を打つ重賞初制覇となった。

夢を叶えてくれたのがユーバーレーベンなら、希望を与えてくれたのがウインマイティーである。

種牡馬ゴールドシップの初年度産駒。いきなりブラックホールとサトノゴールドが札幌2歳Sでワンツーを決めるなど存在感を示しつつも、クラシック本番でチャンスが回ってくるかは未知数。というか正直ちょっとしんどいんじゃないかと思っていたほど。そんな不安を吹き飛ばしてくれたのがウインマイティーだった。後の三冠牝馬デアリングタクトを相手に、直線半ばで堂々と先頭に立ち、最後まで食い下がるその勇姿が、父のポテンシャルの確かさを証明してくれた。

馬群で揉まれるのを嫌がる精神面の課題もあって低迷が続いたが、陣営の努力の甲斐もあって克服。マーメイドSといえば軽い斤量の馬が活躍する舞台だが、ここでは「格上」の貫禄を見せる結果に。完全復活を果たしたことで、秋はエリザベス女王杯参戦も視野に入ってくる。ユーバーレーベン、ウインキートスと並んで3頭のゴールドシップ産駒が名を連ねることになったら最高やないですか。今からその日を楽しみにしておく。

ちなみに東京のユニコーンSを勝ったのはエスポワールシチー産駒のペイシャエス。かつて父が圧巻の強さを見せた東京ダート1600mを舞台に、重賞初勝利をプレゼントするとか孝行息子っぷりがすばらしい。これもまたうれしい結果となった。

お互い頑張りましょうお父さんたち。

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