【競馬コラム】「前が壁!」の黒歴史も乗り越えて..福永祐一がピクシーナイトを若き短距離王へと導く
先日はJRA通算2,500勝を達成し、日本ダービーも4年で3度制するなど、40代を迎え円熟期に突入した福永祐一。だが、その輝かしい実績と同じように「黒歴史」を積み重ねてきたのも彼のジョッキー人生であった。
その一つが「ビッグアーサー前が壁!」の名実況で知られる16年スプリンターズSである。春に高松宮記念を制し、前哨戦のセントウルSも危なげない逃げ切り勝ちを収めたことで単勝1.8倍の圧倒的人気に推されながら、直線で進路を失い成す術なく馬群に沈んだことは記憶に新しい。
演出よ