自分の言葉を探すこと

友達の秋月千津子さんが、10年来の親友との縁が切れてしまった話を書いていた。

「10年以上付き合った親友との縁が切れて、悲しい気持ちと共に楽になってしまった自分がいること」を赤裸々に綴られている記事で、非常に衝撃を受けた。（良い記事なのでみてほしい）
それは、僕も似たような経験があっただけではなく、感情をさらけ出して正直に書いていることに驚いたからだ。
「親友との縁がきれて辛い」という話にすることも出来たはずだ。
でも、秋月さんはそれをしなかった。
その先にあった、より深くにあった本当の気持ちを書くというのは容易ではなかったと思った。

僕は、上記のような感情をさらけ出した日記やエッセイがとても好きだ。
それは自分は中々できないからだと思っている。

すきなことができて、人生がかわったおはなし。——『創作とあなた』を振り返ろう Advent Calendar 2016 - Privatter

もし、唯一出来たとするなら「すきなことができて、人生がかわったおはなし。」という記事だろうか。
僕がはじめた活動がきっかけで、福岡から思い切って、千葉県に移住をしてしまうお話だ。
二年前に書いたもので、文章は拙いが、非常に気に入っている。
この記事を書いたときは、何となく「よくわからないけれど、すきだな」と思ってたが、秋月さんの記事を見て、「よくわからないけれど、すきだなあ」という理由が明確になった。
それは、僕は自分の考えていることを発信することが苦手であるから、それを発信できたことによる嬉しさだったのだ。
僕は、考えていることを伝えることが上手くない上に、文章を書くことが余り得意ではないため、正しく伝えられる自信がなかったことに気づいた。
ずっと創作をする人に憧れてきた人の理由も今ならはっきりわかる。
僕は、「自分の好きなことを正直」な人が好きだから。

そこで、僕も一念発起をして、自分の言葉を探すことにしました。
手始めに、まずはこの #それぞれの良夜 から。
自分の言葉を手に入れて、もっと「好きなこと・楽しいこと」をつたえられるように。

~~~
ネタやお題、感想を募集しています。
https://marshmallow-qa.com/846n
感想はツイッター・マシュマロの何方でも！
https://twitter.com/846n
創作企画の主催してます。
http://wonmaga.jp/