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愛車の今までの整備記録をまとめてみた

2017年4月に買った #ローバーミニ も気づけば3年になりました。
普段は自転車通勤なので休日しかエンジンを掛けないものの、走行距離は40000kmちょっと。ひと月あたり1000kmを超えていますね。

現代の車なら問題ないですが、今年で27年落ちとなるこの車には少し酷な気もしています。

毎日乗ったほうが車には良い、という言葉をよく聞きますが、毎日乗るわけでもなく毎週末に酷使するような使い方を続けていれば、色々なところに負担がかかってきます。

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「ああ、もうオイル交換か。痛い出費なんだよなあ。」
Miniに乗り始めた頃は、それはそれは運転が楽しくて毎週末色んなところに出かけていました。前述の通りひと月の走行距離は1000kmを超えていて、疲れる車によく乗っていたよなあと今でも思います。

オーナーによって個人差はありますが、Miniのオイル交換は3000kmごと、もしくは3〜6ヶ月に1回のペースで行います。

つまり「うおぉめっちゃMini楽しいぃぃ!!!」とひと月に1000km以上乗り回していると、3ヶ月もせずにオイル交換の時期がやってくるわけです。ショップにお願いすれば大体1万円。つまり…

…3ヶ月ごとに1万円飛んでいくの?

乗り始めた当初はびっくりしたものでした。当たり前のようにメンテフリーで、当たり前のように壊れない現代の車とはかけ離れていること。維持していくことに多少のお金がかかることを承知で買ったものの、いざその場面に遭遇すると少し戸惑ってしまうこと。

「好きで、欲しくて買った車だからこれくらいは払わないと。そうだそうだ」と自分に言い聞かせながら支払った記憶があります。

古い車に乗っている楽しさ、マニュアル操作をする楽しさ、そしてMiniを通してたくさんの人と知り合える楽しさ。この車からたくさんのことを教えてもらいました。


高額な維持費と引き換えに。



「そんなの、まだ安いほうだよ」

こういった車種のオーナーが集まるコミュニティでは、しばし修理やパーツに関する情報交換が始まります。別に金額自慢とかそういうものではなくて(一部そういう人間はいるが)、乗り続けるとこういうところが壊れてきて~とか、こんな希少パーツを装着して~とか、意見交換のようなものがほとんどです(そうであってほしい)。

中にはエンジンを2回も交換している人がいたり、納車整備の時点でフルオーバーホールを依頼した人がいたり、オーナーや車によって様々な特徴があって面白いものです。


気になったので一度計算してみます。2017年の4月に乗り始めてから現在に至るまでに掛かった費用はおよそ70万円。主な項目は修理代やオイル交換代、車検代などで、ガソリン代(〜1.5万円/月)は除いています。

ひと月あたりの維持費を算出すると、以下のようになります。

掛かった費用:700,000円
乗った期間:3年=36ヶ月
→700,000÷36=19,444≒ 20,000 (円)

ここにガソリン代(〜1.5万円/月)が加わってくるので、この車に乗るために必要な金額はひと月あたり最大で35,000円ということが分かりました。まあまあお金がかかります。車両代を一括で支払っていて本当に良かった、ここにローンが加算されたら大変です。

補足ですが、毎月必ず35,000円が出ていくわけではなく、メンテナンスの頻度は3ヶ月に1回くらいのペースです。維持費を把握しやすいよう、今回はひと月あたりの平均として算出しています。

ちなみにこの話を知人にしたところ「そんなの、まだ安いほうだよ」とバッサリ言われてしまいました。前述したエンジン2基交換のツワモノです。


金額は分かったけど、どこを整備したんだっけ?

さてさて、3年で70万円の整備をしてきたMiniですが、具体的にどこをどう整備してきたのか、金額だけでは分かりませんね。もしかしたらエンジンとミッションの交換だけかもしれないし、はたまた細かい部品をひとつひとつ直してきたのかもしれないし。

ということで、私が密かに続けていたある習慣を見える化しました。

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ずばり、運転日記を付けること。

どういう経緯で書き始めたかはあまり思い出せませんが、私のMiniの車内には無印のスケジュール帳とペンが入っています。運転し終わった日には毎回「その日の走行距離」「入れたガソリンの量+距離数+料金」「整備したときはその詳細」を書くようにしています。

車を降りる前の1分間でできる、ちょっとした習慣です。

やはりエンジンルーム周りの部品交換が多いですね。納車整備の際、購入代金を少しでも安く済ませるために、必要最低限の整備だけお願いしてほとんど現状の状態で買ったので仕方がないことです。特に電装系の部品は古くなってくるとどうしても性能が低下するので、整備記録にもたくさん記録されていました。

ちなみに一番厄介だった部品は「オルタネータ」です。
本来は発電してバッテリーを充電するための部品ですが、逆に電気を喰っていたことがあり、アイドリングの状態でバッテリーの充電を消化してしまい、出先でエンジン不動になることが多々ありました。
修理代自体は5万円程度で済みましたが、この原因が究明できるまで相当時間が掛かりました(ショップさんありがとう)


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こうやって蓄積したデータは間違いなく大きな財産になります。あとから思い出を振り返っても楽しいですね。これからも続けていきたい習慣の一つです。

皆さんもぜひやってみてください。スケジュール帳とペンがあればだれでも簡単に始められるので…

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