I'll Be There for You
オーストラリアに住む大切な友達とチャットした。
高校生の時、彼女が我が家に2週間ホームステイをしに来たのがきっかけで、いつのまにか20年を超える付き合いになった。
飛行機で10時間。
頻繁に行き来するなんてできないし、やりとりする手紙だってきっと多い方じゃなかったけれど、私たちは不思議と「家族」であり続けている。
この10年くらいはFacebookやInstagramでお互いの近況をほぼ時差なしで知ることができるし、そのメッセージ機能を利用して気軽に声をかけることもできる。日本の友達とLINEでもするみたいに。(なんて便利な時代だ!!)
チャットしているとき、彼女はバスケット3杯ぶんの洗濯物をたたんでいる最中だった。
まだあと2列ぶん、外に干してあるんだと笑った。
4人の子どもを育てながら働くいまが、とても楽しくてハッピーだと言っていた。
それを聞いて、私も、幸せだなと思った。
本当なら、来年の夏は彼女に会いに行くつもりだったけれど、今の世界では無理かもしれない。会えるのはいつになるかしら。もう7年くらい会ってないのに、早く会いに行きたいのに、どう頑張っても自分ではどうにもできない。ツライ。
でもいつかまた会いに行ける日が来たとしたら、私たちはこれまでしてきたのとおなじように、また彼女の家のソファに座って『FRIENDS』を見ながら大爆笑するんだろう。お気に入りの登場人物のモノマネをしながら、オレンジジュースとポップコーンを抱えて。
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