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染み抜き

染み抜きって実際何をしている?

仕事柄でしょうか、最近よくテレビで家事代行のスペシャリストの方を観ます。

『水回りの水垢は、お酢で取るんです!』って言って、お酢で取ってまるで新品の様な輝きを取り戻してるのをやってました!

そりゃそうだよね!って思っている、自分がいます。

この工程、染み抜きと同じなんです!

染み抜き屋さんは、生地の上でこれと同じことをします。

食べこぼしが付いていたら、これ。。

油が付いていたら、これ。

接着剤が付いていたら、これ。

化粧品が付いていたら、これ。

という具合に、このシミにはこの薬剤という感じで、ひとつづつ、ひとつづつ取っていきます。
(万能の薬剤なんてないんです!)

でも、このシミを取るには、この薬剤を使いたいけど、この生地には傷めるから使えないなってことがあります。

生地なので、部品の取り替えみたいなことは基本的に出来ないし、上手な職人さんほど、生地を傷めないよう染み抜きしていきます。

上手くなればなるほど、痕跡を残さないんです。

この事を知り合いに話したとき、

『ルパンみたいやね!』って言われ、

あってるのか(゜ロ゜)?と、思いましたが、まあそんな感じだねと笑いました(^-^)

ちょっと話がずれましたが、時間が経ったシミは確かに取れにくくはなりますが、それよりも生地が染み抜きに耐えれるのか?といことの方がとても大事で、この事に神経を使い、日々染み抜きに励んでいます。

お客様の期待に応えたくて…

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