洗うということ。
洗うということとは?
今回は『洗うこととは?』について私の考え方(偏見ですが💦)お伝えしたいと思います。
なぜ、洗うのでしょうか?
キレイにしたいから?もう一度着たいから?
普通に考えれば、そういった考えから洗うと思います。
そして、それは洗濯?クリーニング?
どちらにしても、じゃぶじゃぶ洗うというイメージですよね。
洗濯にしてもクリーニングにしても、
この『洗う』という言葉が独り歩きしているように感じます。
キレイにするために洗うはずなのに、洗ったら変になってしまう。
色が出る。
装飾品が壊れる。
毛玉が出来る。
濃い色物などは白くスジ(スレキズ)が入ってしまう。
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などなど
そもそも、必ず汗をかくのに洗濯表示の水洗いが✕
おかしいですよね?
一般のお客様なら分かりますが、プロのクリーニング店からの依頼でも、
「洗ってこういう風になってしまったんですが、直りますか?」という依頼がある。
ほとんどの場合、普通に機械で洗うからこうなるのにと…
なぜ洗い方に気をつけないの?
何のために洗ったの?
機械でじゃぶじゃぶたげが洗いじゃないですよね?
私の知り合いの着物専門店の職人さんの話ですが、
「自分のスーツ、もう10年も洗ってないけど何も問題ないよ!
だって、部分的に染み抜きして、汗抜きしたら問題ないし。
汗抜きしてるから黄変もしないよ。型だって崩れないし。」
この知り合いの方は、仕事柄、確かにスーツの着用回数は少ないですけど、問題ないんです。
下着などのインナーや普段着のものは、こうはいかないと思いますが、手洗い、浸け置き、お手入れという方法があるのに、今はやらなくなってきています。
商売である以上、効率化を目指すのは分かります。でも、キレイにする事からそれていっている感じがします。
お客様の期待(着たい)に応えることが本当のサービスではないでしょうか?
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