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日韓ハーフが韓国での住民登録をしたお話!

今回は日韓ハーフ(在日コリアン)ならではであろう住民登録について記事に残したいと思います。

1.住民登録について

まず日韓ハーフや在日コリアンが韓国留学をするに当たって、通常であれば必須のVISAと韓国での外国人登録が必要ではないというのが最も大きなポイントです。

必要ではない、というよりどちらも申請ができないという解釈が正しいです。

私たち韓国籍を持つ人にとって韓国入国は自国に戻るという認識になるのでもちろんVISAは取得できないですし、韓国国内で外国人ではないため外国人登録もできません!!


じゃあどうするべきかというのが「住民登録」をする!ということなのです!

住民登録というのは日本で置き換えると、マイナンバーのようなもので恋人個人に住民登録番号というものが割り当てられ様々な場所で本人確認などに使用されます。

実はこの住民登録を行い、住民登録番号を取得しなければ 
私たち日韓ハーフや在日コリアンの持つパスポートは身分証明書としての役割を果たしてくれません……


2.住民登録に持って行くもの


住民登録に必要な書類は以下の4つになります。

1.韓国のパスポート(自分が韓国人であることや住民登録を行っていないことが一目でわかる重要な資料です)
2.家族関係証明書
3.韓国内での居住地が分かるもの
4.証明写真

1に関しては細かい説明は不要かと思いますので、2から説明します。

ちなみに日本のパスポートを提示する場面はありませんでしたが、二重国籍の場合日本のパスポートも持って行った方が良いかもしれません。

2の家族関係証明書があるだけでかなりスムーズにことが進むような気がしたので日本で事前に領事館で発行していくことをお勧めします!!なくても韓国での本籍地が分かれば手続き自体は可能かと思われますが……

取得には1週間程度かかったので目安として参考にしてください(^^)

3はお家の契約書等です、私は通っている大学の寮で暮らしているので、事務室に行き、外国からきて初めて住民登録をするという旨を伝え入居確認書を発行してもらいました!

この3の居住地の資料も必要なかった方もいたようですが、住民登録の申請書記入に際しても手元に資料がある方が便利ですし、安心だと思います!


4の証明写真のサイズは3.5×4.5です。写真館に行って민증사잔と伝えれば大丈夫です。

韓国の写真館は日本と比べて安くて、綺麗に証明写真を撮ってもらえるので韓国に来てから撮るのをお勧めします!!

また私は、予備用として写真は2枚提出したので多めに持って行くと良いかなと思います。


3.住民登録の流れ

まず住民登録は주민센터で行うことができます。しかしどこの住民センターでも行えるわけではないので必ず住んでる場所の管理人さんなどに聞いてください。

私は寮の事務室で確認したにも関わらず、別のセンターに行ってしまったのでご注意を……

住民センターに到着して、いろいろな窓口に分かれていましたが、とりあえず手の空いてる職員さんに「住民登録をしに来ました」と伝えました。

そして詳しく、

外国で生まれ育ったが韓国籍であること、これまでに住民登録はしていないことを伝えます。

私の場合は韓国に住むかどうかも質問されました。いずれ日本に戻るのですが、「はい、韓国に住むつもりで住民登録を行いたい」と伝えました!

また二重国籍であることを伝えると

在外国民ではなく、거주자に該当するとのことなのでそれに沿って書類への記載を進めます。

窓口で書類を受け取り、担当者の方と確認しながら記載していきました。


無理に一人で進めようとせずに確認しながら進めるのが良いと思います。


役所の方も二重国籍の住民登録に慣れてない様子でしたので、時間がかかることやスムーズに進まないことを頭の隅に入れておくこともポイントの一つです!!

書類を一通り記載し、証明写真を提出したら最後に指紋の採取を行います。

両手の指すべてを採取します!!私が行ったセンターは窓口にウェットティッシュが用意されていましたが、自分でも持って行くことをお勧めします。


4.最後に

私の場合は、韓国の戸籍などの情報を照会し本人かどうかの確認をしてから手続きを進めるとのことでした。

他の方の記事に仮の住民登録証が発行されるとあったのですが、私はまだ手続きを進められるかわからない状態のようだったためか仮の住民登録証は発行されませんでした。

また私のように発行されずに、きちんと後日住民登録証を受け取ったという方もいらっしゃったので心配しすぎなくても良いのかなと考えています!!

問題なく登録ができ、登録証を受け取ったら後日連絡が頂けるということなのでまた追記していきたいと思います。



今回は住民登録について書かせていただきました。

同じような境遇の方はあまり多くはないかもしれませんが、少しでも参考になればうれしいです。

私も住民登録の際にuriさんの記事を参考にさせていただいたので、皆さんもぜひチェックしてみてください(^^)


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