芽吹きと共に

春のにおいがするようになった（花粉か）
こまめに雪が降った冬を超えて
春の陽気を感じられるように。

前回記事を書いてから
2か月が経ってしまいました。
ちょっとしんどかった2か月でした。
いろんなことがあり、消化するのに
忙しくもありました。

季節と同じかんじ。
冬の寒さに耐えるかんじ。
そんな感じに似てる。
でも、もぅ春が来る
だから私もしっかり決断することにしました。

岐阜県も緊急事態宣言が発令されていて
ひっそりとした冬はますます
ひっそり過ごしていたこともあり
831企画の仲間と会うことも
とっても少なくて寂しかったです。
わたしの原動力はやっぱり
人と会うことに尽きると感じた毎日です。

ついに、わたしが休まず参加していた
月1のマルシェですら
自分の忙しさで行けなかった時は
わたしの始めた831企画なのに
何をやっているのか、、、と
泣きそうになりました。
でも、仲間がそんな自分の状況に
寄り添ってくれたとき
自分の思いをブラさずやってきて
よかったと心から思いました。
会えなかったけど心のどこかで
831企画のみんなの顔が浮かぶことが
今のわたしの励みであり幸せ。
そんな仲間に出会えたことが本当に嬉しい。

2月末、体力的にも精神的にも
ぐったりした日。
やっぱりこんな日は
フカミファームさんのイチゴが食べたいな
なんて思って買いに行きました。

スーパーでも売ってるイチゴ。
なんなら、
探せばフカミファームさんのイチゴは
フカミファームさんに行かなくても買える。
でも、やっぱりけんちゃんのとこまで行ってしまう。
フカミファームさんのイチゴを
けんちゃんから買うことがわたしの元気につながる。

『あの人が作った〇〇だから』
『〇〇さんから買いたい』
それがどれだけ価値のあることか。
そして、どれだけ贅沢なことか。
もっともっと知ってもらいたいなと思う。

なかがき農園のミニトマトの苗は今まで
業者さんから好きな品種のものを
仕入れていました。
〇〇さんが作った苗だからという選択肢を
正直持ったことがなかったけど
今年は『この人に作ってもらいたい』
という思いがありお願いしているところです。
正直、わたしは苗の良し悪しはあまりわかっていないし、
苗を育てる大変さも半分もわかっていないけど
それでも『この人に作ってもらいたい』
こうして、大切な人と繋がっていられることは
本当に幸せなことです。

冬の訪れとともに
忙しくなったイチゴ農家の仲間
そして、春の訪れとともに
お米農家や
トマト農家の仲間も着々とシーズンが始まります。
四季のサイクルとともに
畑のサイクルがあり私たちの暮らしが
そこにあります。

まだまだリアルで会えることは少ないけど
今年はもっと私たちのこと、畑のこと
つくったもの、出会った人や
頑張ったこと、失敗したこと。。。
たくさんのことを皆さんにも
知ってもらえたらなぁと思います。

いつか、私たちの作物を
私たちの作ったものだからと
選んでいただけるように。


私たち農家の春は大忙しです。

831企画
なかがき　のあ