あゆいの土鈴は落とさない【埴輪紹介所その155】
帽子と衣服に大小の鋸歯紋、特に袴は白い顔料で際立つ。
それもさることながら
脚結の鈴。
左右7つずつか。
こんなにもたくさんつけているのは初めて見た。
落とさないようにね。
埴輪の鈴は落ちると鳴らずに割れてしまう。
大刀の紋様はなんだろう。
帯にも鈴。
上衣の合わせがほぼ真っ直ぐというのは珍しい。
ちなみに、上着は胸に丸という、ちょっと変わった紋様。うまく撮れず。
こちらの埴輪の袴の紋様に似ている。
下記図録参照。
男子埴輪(出土は伝・群馬県)。高さ137.5㎝。
所蔵は奈良国立博物館。
撮影は2019年、『集まれ!ぐんまのはにわたち』(於・群馬県立歴史博物館)にて。
またね。
お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。