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屋根裏の窓【埴輪紹介所その27】

大きな入り口だか窓だかに、ひさしがついている。

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その上の

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この四角い透孔。
真ん中じゃないあたり、窓とみてよさそう。二階の窓? 屋根裏の窓?

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反対側にこの四角い透孔はなし。
埴輪時代当時、二階とか屋根裏とか、あったのかな?

改めて全体を見ると、窓が多くて大きくて、風通しのよさそうな家。
裾廻突帯(すそまわりとったい)が水平につけられていたり、妻側で斜め上に破風が突き出していたりするところが、埴輪の家らしくてよい。

宮崎県西都市の西都原古墳群出土の家形埴輪。
所蔵は東京国立博物館。

撮影は2018、2020年、東京国立博物館の平成館にて。

西都原古墳群からはほかにも埴輪がたくさん出ています。

またね。

お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。