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屋根から突き出すこれは【埴輪紹介所その28】
チョキ。チョキが8つ。じゃないだろうな。
飾り? 棟覆(むねおおい)の部材かな?
それにつけても切妻の角度の鋭さよ。
基部23.2㎝×29.0㎝に対して、屋根の最長部が66.3㎝。屋根が基部の倍以上に伸びている。
家形埴輪はお屋根が決め手。
ちなみに高さは39.2㎝。全体としては小さめの家。
ちょっと粗目の質感と、オレンジ寄りの色も、この埴輪の個性。
宮崎県西都市の西都原古墳群出土の家形埴輪。切妻造り。
所蔵は東京国立博物館。
撮影は2015年、トーハクの平成館にて。
西都原古墳群からはほかにもいろんな埴輪が出ています。
家形埴輪だけでもいろいろ。
ちなみに、高さのある家形埴輪はこちら。
またね。
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