目が離せない馬【埴輪紹介所その10】
縦長の目。
寄り目。
たてがみ、耳の間ではクギのようにまとめられている。
しっぽは巻き巻きされて上を向く。
鞍から下がる丸い鐙。
体や顔に残るハケ目。
などなど、押さえたいポイントいっぱい。
しかしこの埴輪に関しては、それより何より
顔です。
何かを語ってくれている。懸命に。
群馬県前橋市の白藤V-4号古墳出土の馬形埴輪。高さ50.4㎝。
所蔵は前橋市教育委員会。ふだんは前橋市立粕川歴史民俗資料館にいるらしい。
ちなみに、2019年の「群馬HANI-1グランプリ」で第2位を獲得。
撮影は2017年の高崎シティギャラリーと2019年の群馬県立歴史博物館。
何度でも会いたい。
またね。
お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。