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埴輪のつくりかた【埴輪紹介所その127】

突帯(とったい)が6条と多めの円筒埴輪。

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上からのぞくと

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上端はエッジが効いている。
内側はハケ目が見える。道具を使ってなでつけたことになる。

透孔(すかしあな)からのぞくと

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ハケ目の上に、透孔の周りの粘土が乗っている。
透孔は内側をなでつけた後であけられた。

のぞき込むと、作り方がわかる。

茨城県小美玉市の玉里舟塚(たまりふなづか)古墳出土の円筒埴輪。高さ75~85cmぐらい。

所蔵は明治大学博物館。

明治大学博物館所蔵の玉里舟塚古墳の円筒埴輪は2体のもよう。朝顔形円筒埴輪は1体。

撮影は、明治大学博物館にて。

またね。

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