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「おひとりさま」が苦手な理由を考えてみた

昔から1人でレストランに入るなど、いわゆる「おひとりさま」が苦手だった。

大学生から一人暮らしをしていたし、一人でいること自体は嫌いじゃない。むしろコロナ禍と病気療養で引きこもりのポテンシャルを開花させてしまった。

ではなぜ「おひとりさま」を苦手と感じるのか分析してみた。

まずは「人見知り」なこと。たぶん一人旅をしても、誰とも話さず帰宅する気がする。

あとは誰かと話しながらの方が断然楽しい。活字が苦手なので読書もしないし、ご飯も誰かとおしゃべりしながら食べたい。

これまで就職活動や通院などで1人でお茶や食事をする機会はあったが、ファストフードやコーヒーショップなどおひとりさまの多いチェーン店に入ることが多かった。

それはなぜかと考えると、グループで来た知り合いに会ったときに友達がいないと思われるのが嫌なのかもしれない。

ただ、最近友人たちが忙しくて大好きなカフェめぐりになかなか行けない。ここにきて転勤が決まり、まだ行ったことのないカフェや場所がたくさんあるので焦っている。

そこで、少しずつ1人でもカフェめぐりをするようになった。歳を重ねてきたのもあるのか、これが意外と楽しい。

先日、ずっと行きたかったカフェに行ったら、お客さんが私一人で。会計の時に「ずっと来たかったんです。」と年配の店主に話しかけたら、話が弾んでこれまた楽しかった。

別のカフェレストランに寄ったときは、私の周りはお客さんがいなくておひとりさまが気にならず、誰かと行くよりじっくり味わって食べることができた。

コミュ障の次女が、「誰かと食べると味がしない」と言っていたのを思い出した。

前述のカフェは自宅から少し離れていて、知り合いに会いそうもないという安心感も良かったのだろう。

これから引っ越して友達ができるか分からないし、益々1人行動が増えるだろう。けれど都会で知り合いにばったり会う確率は低いだろうし、「おひとりさま」が少し楽しみになっている。

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