やつしろ未来創造塾【第1期】8日目:2020年11月28日(土)
見出し画像

やつしろ未来創造塾【第1期】8日目:2020年11月28日(土)

講義7「地域活性化論② 子育て世代の移入とビジネスの両立」について
     ・・・富山大学 金岡 省吾 教授

この日の講義は、久しぶりに金岡教授の講義でした。

内容は、「地域活性化論② ~子育て世代の移入とビジネスの両立~」をテーマに、前半は富山県の舟橋村の事例紹介、後半は子育てビジネスの可能性について講義いただきました。

画像1

改めて、「地方創生」とは、「人口減少問題の克服」にコミットする新たな地域づくりであり、「なぜ、人口減少が起きるのか?」という点について、進学、就職、結婚など、それぞれの事情があるものの、「出ていった人が戻ってこない」ことによるもの。

人がいなくなる = 商売が成り立たなくなる

地方創生の取組みとして、以前にも「将来にわたって「活力ある地域社会」の実現」、「「東京圏への一極集中」の是正」といった話があったが、この「やつしろ未来創造塾」でやろうとしていることは、その過程の中で「人口減少を和らげる」(「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「魅力を育み、ひとが集う」)といった部分をビジネス的に解決していくことである。

そこで、参考となる事例として舟橋村が取り組んでいる「子育て共助のまちづくり」の紹介があった。

舟橋村は、富山平野のほぼ中央に位置し、面積は3.47km2、人口約3,000人、日本一小さい村で、ベッドタウン化が進んでいる村である。

昭和55年には年間出生者が8人、昭和62年には、小学校入学者が6人という状況であったが、平成元年に宅地造成を開始。民間事業者が開発に参入し、人口がどんどん増加していってたものの、減少に転じ始めた時に、今後、どうしたらいいのかを考えた。

周辺地域と比べて、地価が下落しないなど、人口が増加することでのデメリットもあり、舟橋村ではなくてもよいのではと考えも出てきた。
さらに、子供があまり生まれていなかった。
子育てに対する支援は行っていたものの、あまり地元に伝わっていなかった。

そこで、相互のコミュニティ醸成と子育て支援環境の向上を目指し、空間内で人と人を結びつける様々な仕掛けを提供することとした。

すると、目標(40世帯)を遥かに超える結果(130世帯)が得られた。

画像2

後半の「子育てビジネスの可能性」では、富山県魚津市の「魚津三太郎塾」第6期生 大島 恵さん(ココマカロン)等の事例が紹介された。

企業課題としてはママの働き方、地域課題としては少子化という観点から、「cocomama」という、ママの多様な働き方を実現するグループの結成に至った。

「cocomama」は「フリーランスママ」が仕事で活躍することが難しい現状として、「ママ」はシンデレラ(時間がない)という状況を改善するための取組みとして考えられた。

魚津は「子育て共助のマチ」としてPRすべく、「キラキラ輝くママプロジェクト」と題し、友人やフリーランスママの後押しを受けて、「マルシェ企画」を実施。大雨だったにも関わらず、300人以上が来場、メディアにも多数取り上げられた。

ママの多様な働き方には、“ニーズ”がある!
ママが輝ける街 = 女性・ママ移住(定住)者が増加する

画像3

魚津三太郎塾では、第7期でも「魚津ビューティーママプロジェクト♥」が生まれ、たなべ未来創造塾でも、第3期、第4期で次々と子育てママ向けのビジネスが生まれてきている。

やつしろ未来創造塾の塾生からはどんな子育てママ向けのビジネスが生まれるのか事務局も期待して見守りたいと思います!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!