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【きっかけカレンダー】10年前の自分に伝えたいこと

10年前の私は、27歳。
結婚して1年が過ぎた頃、青森に住んでいた。

あの時は主婦でプチ起業、副業みたいなことをしている人と多く出会っていたこともあり「私も何かしたい」と燃えていた。
そんな中、副業をされている少し年上の知り合いに言われたことがある。
「何者にもならなくていいんだよ。
 はっちゃんのままでいいんだよ」
最初はバカにしてんの?
何もすんなってこと?
そんなふうに受け取っていた私。

仕事をすることが生きることだった私は結婚退職して夫の勤務地である青森市へ引っ越した。
ハローワークで「バリバリ働きたい」と意気込んだら『転勤族の奥様は週2~3日くらいでパートするくらいがいいよ』と鼻で笑われた。
そして私はやる気がどんどん消えていった。
そんな中で出会った、副業だろうとなんだろうと自ら活動し収入を得る主婦たち。
私にはとても輝いて見えた。
すごいなぁ…楽しそうだなぁ、いきいきしてるなぁ。
私もああなりたい!

思考錯誤するもスタートが軸なしだったため、なにをも功を奏さない。
ただ「このままじゃだめだ」「何かにならなきゃ」
「すごいことしなきゃ」「すごい人にならなきゃ」
その想いばかりが募っていく…
あの時は人からの、外からの評価で生きていた。
人から認めてもらおうって大変。
苦しいし、ハードルが高すぎ高杉君。

今になって、10年経ってようやくあの時の言葉がわかった。
認めるって自分がしてあげる他ないって気付いたから。
それは褒めるってことじゃない。
「うん、それやった」「がんばった」以上。
それだけでいい。
自分で完結できるのだ、なんてカンタンで、楽なんだろう。
ハードル?そんなものなんてない。

何者にもならなくていいし、自分以外にはなれない。
人に外に求めるよりも、まず先に『自分』がすべきことがある。
それに気づけたことをあの時、言葉をくれた方にお礼と共に伝えたい。


📖きっかけカレンダーでジャーナリング始めました✍️
こちらではそこでの気付きを綴っています。


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