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2024勝手にK-POP予測

すごく勝手に
2023年はnew jeansとXGの年だったと思ってる
(XGはK-POPなのか論争について、KCONなどのフェスにラインナップされてるあたりK-POPの枠組みに組み込まれていると思うので、その思い込みで進める)

K-POPの当たり前が少しずつ壊れていっているのを感じた

正直new jeansとXG以外のグループは、他の事務所が真似しようと思えば真似できるゆるやかな世界観で構成されているように感じる


new jeansが真似できないのはプロデューサーがミンヒジンであることが最大のポイントだと感じる

ミンヒジンを語るうえで(少し脱線してしまうが)
ミンヒジンのディレクションが
過去最も光っていたのはf(x)だったと思っている

少女時代の妹分という立ち位置でありながら当時では異例の中国人、中国系アメリカ人を含むグローバルなメンバー構成であった

ミンヒジンの色が最も濃くアウトプットされたのがpink tapeのアートフィルムだと思う
あとにも先にも、ここまで尖ったアート性を帯びたK-POPの映像コンテンツはないと思う

また、new jeansとf(x)には楽曲面でわずかな接点があった

2015年にリリースされたf(x)の4wallsのリミックスに250(new jeansの楽曲プロデューサー)が参画してのだ

4wallsは2023年9月にIVEのEither Wayがリリースされるまでは唯一ダンスシーンのないPVであった

2015年の時点でミンヒジンは何年先を生きていたのだろうかと思いにふける

そんなミンヒジンのプロデュースするグループだ、K-POP界に風穴をあけるのは当然だ

ミンヒジン沼にハマって以来、毎年4wallsは年間再生数ランキング上位にくいこむのが恒例となった(個人の)

XGの真似できないのは、韓国人が韓国語で歌うというK-POPの根本的な当たり前を壊して誕生したという点だ

XGには韓国の事務所間で共有されるK-POPあるあるが存在していない

NMIXX向けに作ったPVをIVEが採用したとしても、こちらは気づかないだろう

だがXG向けに作られたPVは明らかに異色なオーラを放っていて、他グルは採用してもXGの二番煎じになってしまうだけだろう

2023年は海外イベントに引っ張りだこで、日本でのショーケースも20万件の応募があり、映像でしか見れない外タレが待望の日本初公演だと言わんばかりの応募殺到だった

そして2024年はグローバルツアーを行う

韓国、日本、もといアジアをみてない
完全に地球全体をみてる

NiziUの韓国デビューもXGのアプローチと近しい要素がある

NiziUは日本人が韓国の事務所に所属し、日本でドーム公演を催するほどの活動量を経て韓国語でデビューしたのだ

もう一つ期待してるグループがある
韓国発のオーディションで日本人のグループが結成された、ME:Iだ

オーディション時の楽曲や振り付けには韓国人のアーティストが関わっていて、どこかK-POPっぽさがありながら、メンバーは日本人で、歌詞は日本語というのが真新しさに溢れている

ハロプロ出身者、おはスタ出演もしていた元アイドル、現役高校生、音大生、元SourceMusic練習生、NiziProject、ガルプラ出身者とメンバーの多様性も抜群だ


第4世代からコンセプトが大事だとより強く言われるようになった気がする

しかし、今後は韓国人が韓国の事務所に所属し、韓国語でデビューするにはミンヒジンクラスの大物プロデューサーでなければコンセプトで戦えないだろう

もう韓国人が韓国の事務所に所属して、韓国語でデビューするのだけでは、真新しさに欠け、資産のあるHYBEやカカオに押されてしまうだろう

FIFTY FIFTYのような想定以上のバズが生まれることもあり得るだろうが

K-POPは消費期限がとても短い、契約更新をして長くやってるベテランと言われるほどだ

もはや第4世代はメンバーの際立ったビジュアルありきで、楽曲コンセプト、スタイリング、キャッチーなダンスなど当たり前に提供しないといけない品質がかなり高いものが求められるようになった

自分たちで自分たちの首を絞めているような気がする

perfumeやももクロは、J-POPっぽさという安易な言葉で括るのが難しいほど自分たちの色をクリアに保ちながら10年以上のキャリアを更新している

K-POP文化全体はもう盛りに盛り上がってビジネスとして、稼ぎは最高潮に達している

これからは80年代アイドルやシティポップのように何十年後も聞かれ続けるような普遍的なものになってほしい


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