今日の夢日記(3)


「おーーい!そろそろ起きろーーー?」

ドアの前から誰かの声がする

「おいってば!寝てんのか?入るぞ?」

その直後ドアが勢いよく開いた

私は驚いて固まった
暗くてよく見えないが

そこには小柄な男が立っていた

「なんだ、起きてたのかよ?
お前のことだからまだ寝てんのかと思ってさ
起こしに来てやったぜ!
支度しろ、あと30分で出るぞ」

そういいながら近くにあったボタンを押し灯りをつける

誰??と思って唖然としたわたしだったが

灯りが着いた瞬間

自分の意識に反して声が出た

「うっさいなあ、今起きようと思ってたんだよ
わざわざ起こしにこないで、迷惑。」

わたしは驚愕した
夢でも見ているんだろうか
自分のことのはずなのに
わたしはまるで第三者だ

まさにテレビゲームのストーリーモードをプレイしているかのようなそんなおかしな感覚だった

「は〜?!遅刻常習犯がよく言うぜ!!つーか起きてんなら返事しろや!俺に感謝しろ!むしろ感謝しろ!!!こうべをたれよ!!!」

「あ〜はいはい。
ありがとうございます〜。
馬鹿なんだから難しい言葉無理して使わない方がいいよ」

「うるせえな!つか感情が入ってなさすぎて感謝が全然伝わんねぇんだけど!
ったく!とにかく!30分後に集合だからな!
また後でな!!」

そういって小柄な男は部屋を出ていった

はて?なんの事か、、、?と思っていたが

わたしはゆっくりとベッドから起き上がり服を着替え
大きな鏡の前にたった

20代前半くらいだろうか
まだどこかあどけなさをもちつつもそれでいてしっかりと疲れた顔をしたわたしが立っていた

髪の毛は茶色く毛先は少し黄色がかっている

痩せ型で身長は今とさほど変わらないかすこし高いように思う

スーツを身にまとい

手際よく髪の毛をまとめ手袋をつける

そして靴を履き部屋を出た

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