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旅先での交流 ネグロス島

ネグロス島東海岸は途中Libertadの町に泊まった
橋の手前を右に曲がると地元の市場があり活気に満ちていた
特に予約もしていなかったのだがすぐ側にまだ新しいホテルがあった
たまたまgoogle mapで拡大したら出てきた宿だ
フロントで若者が1人留守番をしていた
値段を聞くと950ペソ
高くはない
部屋を見せてもらって即決した

広い室内で真新しい
テーブルの上に生花が活けてあった
そんなホテルはフィリピンに来てから初めてだったのでちょっと驚いた
そんな気持ちが嬉しい
シャワーを浴びた後市場をぶらつき手頃な食堂があったので椅子に座ると後ろから女の人が話しかけてきた
近くに住み仕事帰りに立ち寄った感じだ
全くたわいのない会話だったのだが陽気に話しかけてくる
こちらの貧弱な英語などなんのその
お構いなしだ
何だか疲れた身体も軽くなった

翌日は朝から天気も良く抜けるような青空の元順調に走った
昼頃立ち寄った食堂の女主人も気さくな人で
ひょっこり現れた老人サイクリストが珍しかったのだろう別れ際ツーショットの写真を撮ったのだがちょっと好みのタイプであった
写真は載せない

日中は暑さも激しくなりしばしば休憩した
途中大きな樹の多い町があった

ビカクシダが多数張り付いている(着生シダ植物)

老樹が多くとても樹を大切にしている町のように感じた

さらに南下すると緩やかなカーブからドマゲッティが近いのがわかった
市内に入り都会に付きものの中心部の渋滞を潜り抜けてまずは港のフェリー乗り場に向かった
予定では数日中にはボホール島に行きたいのでタイムスケジュールの確認をするためだ
朝7時30分と午後1時30分の2便
それに対してシキホール島行きは毎時頻繁に出ている
ビーチを目指して大きなザックを背負った旅行者が大勢窓口に並んでいた
人気のビーチリゾートなのだろう
次に今夜の宿に向かった
予約サイトではアパートの空き部屋を旅行者に貸している形態のようだ
ホテルと違って事前に到着時間を知らせておかなければならない
家主が不在の場合もあるからだ
途中シリマン大学の正門前を通った
フィリピンでは屈指の名門校だそうだ
そのほかこの街には多数の大学があり学園都市のようだ
学生が多くカフェやオシャレな店も多いように感じた

住宅街の中の宿に到着するとそこは2階建てのアパートで家主一家は一階の左側に住んでいた
中国系の家族らしく部屋の中から中国語が聞こえた 生活感が漂う
何となく通り沿いの普通のホテルと違ってゆったりとした空気がそこに漂っていた
部屋を案内してもらった
古くて使い込まれた室内であった
古アパートという感じでキッチンが付いている
冷蔵庫や電気ポット鍋食器類も揃っていた
大きなこれも使い込まれたレザーのソファーが一つ
鍵の束を渡してくれたので何だと思ったら
入り口ドアに上下2つ
寝室のドアにも鍵があった
念には念を入れたセキュリティだが肝心の鍵が上手く動作しないのがアジアあるあるである
普通のホテルのスタッフと違って大家さんという感じが安心感を誘った
こんな旅をしているとふとした人の温もりが緊張を解いてくれる

#ネグロス島 #自転車旅 #出会い #人との交流

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