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トレーナーを目指す学生さんへ

先日、ある専門学校の学生さん(2年生)とお話するきかいがありました。

彼は、トレーナーを目指しているそうです。

とてもいい夢であり、考えてるなーっと感心しました。

実は私はもともと、トレーナー出身でそこから資格の必要性を感じ柔道整復師を目指しました。その経験から感じたことをお話します。


私がトレーナーをしていたのは、東京都にあるサッカーのクラブチームのU18(高校生年代)を担当していました。

トレーナーをしていて、率直な感想は、楽しい!!そしてやりがいのある仕事でした。

当時はメディカル的な知識はあまりなく、もちろん資格もなかったので基本はフィジカル面でのサポートをしていました。

私自身、小さなころからサッカーをしていたこともあり、選手たちとの時間や、監督、コーチ陣とのミーティングはとても刺激的でした。

なにより、コンディションを整えることで、選手のパフォーマンスが上がり、普段勝てない、格上のチームに勝った時などはトレーナー冥利に尽きました。

チームが一体となり勝利を目指し、自分もその一部として仕事をすることはホントに楽しく、なかなか味わえない経験でした。


一方、自分の将来に対する不安もありました。

なぜなら、、、、給与が、、、、、、、。

高校生の練習時間は平日2時間程度(月曜日休み)、練習前、練習後のケアを含めても、長く見積もっても1日3時間、土日は試合や、遠征などがあって8時間としましょう。時給1000円(実際はもっと低いが)だとして

3(平日時間)×1000(時給)=3000円

3000円×4(平日4日分)=12000円

8(土日時間)×1000(時給)=8000円

8000×2(土日分)=16000円

12000+16000=28000円

28000(週給)×4(一ヶ月分)=112000円

1か月の給与が10万円ちょっとですね。(実際は10万円いってなかったですが。笑)

実際は、僕のように、トレーナーとしてお給料をもらえるのはかなりレアなケースで現実的にはボランティアごほとんどです。(特に部活動などはトレーナーにさく予算はないでしょう)

※そもそも、プロ契約をするトレーナーにはアスレティックトレーナーの資格がいります。


仕事としては魅力的で、自分としても成長できる最高の環境でした。ただ、やはり、将来、結婚したし、子供とかほしいし、、、、、、。

そこで僕は資格を取るため、学校に入学を決めました。


じゃあトレーナーにはならない方がいいのか????


そんなことはありません!

大切なのはトレーナーになるタイミングです。

私はトレーナーになるタイミングのポイント2つあると思います。

1.卒業後、すぐにトレーナーを目指すのではなく、修行をし、知識、技術を高めてから目指す。

2.独立開業後、もしくは社内で、接骨院を任せられるようになってから。


1.の理由は正直、知識、技術がない状態では、何もできず、ただそこにいる人。になってしまいます。

2.の理由は自分の収入を安定させてから。という意味です。

これは独立後でも、独立していなくても構いません。


トレーナーは本当にやりがいのある仕事です。上記2つの条件をみたした後、トレーナーとしての活躍は最高にエキサイティングなはずです。


参考までにー!!



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