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「大義」をもった事業共創?!80&Companyがプロジェクトに定める信条とは

「大義」という言葉を聞いたことはありますか?
聞いたことはあるが、日常で使ったことがないという方も多いのではないでしょうか?

私たち80&Companyは、「大義」を大切にしています。今回は、その大義についてお話ししたいと思います!

ーー大義を持った事業共創。「大義」とは?

大義について広辞苑をひいてみると、下記の記載が載っていました。

①重要な意義。大切な意味。
②人のふみ行うべき重大な道義。特に、主君や国に対してなすべき道。
「―にもとる」

広辞苑(2018)岩波書店

一般的には、人として守るべきことや、何か重要な決定事項のことを指します。主に江戸時代〜幕末で用いられていた表現のようなので、聞き馴染みがある言葉ではないかもしれません。また、武士道での中心かつ最も厳格な徳目は「義の精神」とされていたそうなので、仁義や信義のような武士のイメージを持つ方もいるかもしれませんね。

共創型事業をメインとしている私たち80&Companyは、事業に取り組む前にこの事業における「大義」を定めています。

ここで指す大義について、私たちは下記のように定義しました。

私たち80&Companyは、事業や企業と目指す社会的な意義を“大義”と定め、この“大義”を実現するためにパートナー企業と協業し、共創し、伴走することを、すべてのプロジェクトにおける信条としています。

ただ漠然と儲かりそうだからこの事業を始めよう!ではなく、「どうして私たちがやる必要があるのか」「社会にとってどんな影響があるのか」をプロジェクトの信条として定めています。

ーー大義の具体例

例をあげると、捨てられるはずだった額装マット紙をアップサイクルしたルームフレグランス「artme(アトメ)」を京都の画材店である有限会社画箋堂さんと共創しました。

毎年大量に廃棄されていた額装マット紙を何かにアップサイクルできないかということで始まったプロジェクトですが、このプロジェクトの大義は「無駄のない資源活用により、画材の可能性を広げる」と定められています。artmeを通して、端材の価値提供の一つの型としてアップサイクルという方法を示していきたいという想いを込めてこの大義を定めました。

ただartmeが売れることだけを目標とするのではなく、このプロジェクトを通して社会のどんな部分に貢献したいのかを示しています。そうすることで、プロジェクトの本質的価値を露わにし、意思決定をするときの軸となります。

プロジェクトが何か壁にぶつかった時や、これからどうするのか軌道修正しなきゃいけない時。定めた大義に立ち返ってみると、進むべき方向性やあるべき姿をイメージすることができます。売り上げや効率の良さを考えることも大切ですが、大義に沿ったことなのかも同じぐらい大切に事業に取り組んでいます。

そんな大義を抱えながら事業共創する80&Companyが大切にしている「ハチドリのひとしずく」について次回はお話しします!

▼artmeについて

▼他のプロジェクトの大義を知りたい方はこちら


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