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わたしはわたしのマネージャーを必ず胴上げしてみせる

「胴上げされたい。わたし、人生で胴上げされたことない」 昨秋、わたしのマネージャーがふとした瞬間に呟いた言葉である。 たしかにそうであろう。人生で胴上げされるなんてことはまあそうそうあるものではない。 胴上げと聞いてすぐに頭に浮かんだのは駅伝優勝の瞬間。 トラック&フィールドだと…総合優勝の瞬間だろうか。全カレ、IH、国体優勝チームの胴上げシーンは見たことがある。 「やったー!!みたいな感じでさ。胴上げ」 どうやら胴上げはチームの勝利につきものらしい。なるほど。

    • プロ意識とアマチュア精神

      武士よりも武士らしく。 今も昔もこれは強者と呼ばれる者に強者あらざる者が勝つための心がけであろう。 現代の日本、ことスポーツ界においてこれを言い換えるとこうだろうか。 プロよりもプロらしく。 職業選手としての『プロ』の定義はいくつかあるけれども、選手のカテゴライズに今は精を出したいわけではないためここではプロを「競技で生計を立てる者」と大雑把に定義する。 今回、考えたいのはプロ選手が持つ競技に対する考え、つまり『プロ意識』とは何かについてである。 「競技力の向上のた

      • かっこいい選手になりたい!

        とつくづく思います。 人にそう思われるというよりも自分がかっこいいと思えるような選手に。 反対の話から始めます。 私は次のような選手をかっこいいとは思いません。念のため先に言っておくとかっこ悪いわけではないですよ。 ・強豪校じゃないのに速い選手 ・市民ランナーなのに速い選手 ・厚底シューズじゃないのに速い選手 ・○歳なのに速い選手 ・昔は遅かったのに今は速い選手 順不同で思いつくままに例を挙げましたが、総称すると「ハンデらしきものがあるのに速い選手」です。 「速い選手

        • 『人生』と『お金』の懸かった勝負は観るのが面白い

          スポーツ観戦において観客が見ているものって何なのでしょうね。 前回に引き続き、走るのは好きだけど観るのは別に好きではない私があえて考えました。 「高校野球」 「箱根駅伝」 「オリンピック」 観戦が盛り上がる試合の例をまず3つ挙げました。 高校野球と箱根駅伝は、普段から野球や駅伝を観るわけではない、つまり競技そのものには強い関心を持たない層も楽しんで観戦します。野球ファンではなく高校野球ファン、駅伝ファンではなく箱根駅伝ファンが存在するわけです。 オリンピックに至っては普段

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        わたしはわたしのマネージャーを必ず胴上げしてみせる

          観客席は選手の関係者ばかり?

          と感じることが多かったのでTwitterでアンケートをとりました。 両方好きな人、多いですね。 私も好きか嫌いかならさすがに好きですが実は「観る」のはそんなに好きではありません。 「する」の好きな度合いを100とすると「観る」は3くらいでしょうか。 私自身は競技をやめて知ってる人もいなくなってしまったら足を運んでまでは試合は観なくなる気がします。 「観る」だけが好きな人の割合は少ないので、私と同じく競技をやめたら試合を観なくなるという人も多いのではないかと想像してます(

          観客席は選手の関係者ばかり?

          わたしはわたしのマネージャーを胴上げすることができたのか?

          前回のnoteを投稿して以降、さすがに中の人が誰なのかわかる人が増えたようです。 あたりまえです。大会出場選手はかなり限られますから。 とはいえ私の知る限り中の人の正体を明かすに等しいことをTwitterで呟いていたのは約1名のみでした。約1名には厳重注意です。気をつけるように。 というわけで、現在、皆さんの善意によってのみ800mbotの匿名性は担保されています。 中の人がだれなのかわかったぞ!と思うとついつい言っちゃいたくなるのが人間の性ですがここは一つ我慢をお願い

          わたしはわたしのマネージャーを胴上げすることができたのか?

          はじめまして。800mbotです。

          あれ、特に興味はありませんか。 まあ、自己紹介するのは初めてなのでそう言わずに聞いてください。 わたしは800mランナーです。 どんな肩書がつこうが外れようが800mを走る意志さえ持っていれば人はこう名乗ることができます。 そう、わたしは800mランナーです。 わたしは800mを走るときにもっとも「生きている」と実感することができます。 誇り、自負、憧れ、自惚れ、自己顕示、コンプレックス、虚勢、焦り、諦め、達観、感謝、感動、感激、無力感、万能感、緊張感、高揚感、悲し

          はじめまして。800mbotです。

          マネ子をじ〜んと痺れさす🐉

          ちゃ〜ちゃらっちゃららっちゃちゃちゃららっちゃちゃ♫ ちゃんちゃんちゃーちゃららちゃっちゃ〜♫(前奏) 遠い夜空にこだまする 竜の叫びを耳にして ナゴヤドームに詰めかけた 僕らをじ〜んと痺れさす いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ 「中日」 というと私にとっては「合宿中のポイント練習がない日」つまり「なかび」なのだが、ドラゴンズファンのマネ子にとっては「ちゅうにち」なのである。 「中日は各自ジョグ!!」 「???」 合宿帰りの選手はドラゴンズファンとの会話

          マネ子をじ〜んと痺れさす🐉

          競技場の中心で愛《タイム》を叫ぶ

          わたしのマネージャーの『声』は大きい。 選手にとって望ましい骨格や筋肉があるとすれば、同じようにマネージャーにとって望ましい『声』というものがどうやらあるらしい。 身体中を激しく脈打つ内部の音に囚われ全身が心臓になったと勘違いしながら走る選手にとって外部の音を拾うことは容易ではない。 その選手に声を届ける。 それがマネージャーの大きな仕事の一つである。 マネ子の『声』はよく通る。 スタート地点にいながらにして200m地点の通過タイムを地声で読み上げることができるマネ

          競技場の中心で愛《タイム》を叫ぶ