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NRI Hackathon 2023 参加レポート

はじめに

はじめまして。りっくです。
普段はフリーランスのエンジニアをしたり、プロトタイピング専門スクールで教えたりしています。

NRIハッカソン2023に参加して、大変楽しい経験でしたが、結果には悔しさも残りました。
自分用の振り返りと、来年参加したい人のためになればと思い、記事を書いています。

どういうイベントだったか

今回のテーマは 〜 旅 〜

NRIハッカソン2023概要

11/3~11/5の三日間で、インプット〜実装〜発表まで行う、非常にタイトなスケジュールでした。

名札の裏にスケジュールあるのよいアイデア

会場は、羽田空港近くの「天空橋」という駅にある「Haneda Inovation City」のPiO PARK でした

会場
ケータリングもすさまじく充実

NRIハッカソンは10周年ということで、運営のいろんなノウハウが凝縮されていて、めちゃくちゃ運営がスムーズにことが進んで、ハッカソンに集中させていただきました。

作品一覧

NRIハッカソン2023作品一覧

各チームシステム構成図(抜粋)

この人数でこの期間でここまで作ったの!?と驚きの進捗のチームも多く、とても勉強になりました。特にSupabase、FlutterFlowはちゃんと勉強して来年に臨もうと思いました。

あと、TANITAの体重計のAPIを使っていたチームもあり、特定の電子機器のAPIはあんまり調べたことがなかったので、なにか使えるようになっておくとおもしろそうだと思いました。

ChatGPT APIは半分近いチームが使っていた印象でしたね。
単純に応答に使うだけじゃなくて、内部の処理をいい感じにお願いするといった利用例も多かったです。

このイベント終了直後の11/7にGPT-4VがAPIで使えるようになったりと大幅アップデートがあり、来年も楽しみです!

また、参加者の人たちはNRIや他の総研さんなど、そっち系の人たちがめちゃくちゃ多く、ビジネスモデル含めてきちんと作品に落とし込める設計力はさすがだと感じました。
(作品紹介ページが仕様書みたいな書き込み量のところもあって笑いましたw)

自分達のつくったもの

NomoTabi というアプリケーションを作りました

概要

MICEとは、企業の会議(Meeting)、報奨旅行(Inventive Travel)、カンファレンス(ConventionConference)、展示会(ExhibitionEvent)の略で、そういったイベントで羽田空港を利用する人が、羽田空港がある大田区を通過してしまう、という課題に向けてハッカソンを行いました。

フロー

アンケート用紙など、会場で配布するものにQRコードを載せ、どういう飲み会に行きたいかの情報を取得し、それをベースに飲みに行くチームを提案します

アンケート画面

(この機能は、あのゲームの「アレ!」というのが伝わるメンツで、すごくやりとりがしやすかった)

システム構成

なんでこれを作ろうと思ったか

まず、インプットで「空港」「まちづくり」「銭湯」についてそれぞれインプットの時間がありました。

「空港」はロボットNFTなどかなりいろんなことをされていて、正直、素人が手の出しようがない、、、という印象を受けました。
「銭湯」も価格や混浴は絶対できないなどの条例によるルールが厳しく、アイデアが出ませんでした。

「まちづくり」に関してのインプットは、「MICE参加者は単価が客単価が高い」「いろんな人が交流してイノベーションが起こったらいいなという構想はあるものの、それで本当にイノベーションが起こるかはわからない」といったインプットが面白く、「どうやったら人との交流からイノベーション起こるだろうか」ということを考えて取り組みました。

チームについて

チーム がんばり温泉

このチームは、私(派手なの)以外は全員初対面同士で、正直最初はぎこちなさ漂うチームでした。

ですが、初日の夜に大田区を探索し、
シーシャを燻らせながら、くだらない話で馬鹿笑い

大田区の蒲田駅西口の飲み屋街
バー「24C」

仲良くならない訳がない

仲が深まりすぎた図

仕事はオンラインで完結することが多く、どうしても人間関係が希薄になりがちですが、やっぱり一緒に何かする上で、仲が良いってことはとても大切なんじゃないかと改めて思いました。
人と人との交流からイノベーションを起こすなら、まずはそういうところからじゃないか?
という気持ちを、実装とスライドにぶつけました

スライドにぶつけすぎた図

次回に向けて

大会が盛り上がり、最初の予定に加えて2つ3つ「優秀賞」が追加されていましたが、受賞ならずでした。

審査基準をちゃんと読もう

自分達のプロダクトは、「ビジネスモデル」「技術的なチャレンジ」が明らかに弱かった。
「創造性」の観点でも、ちょっと形式の違うものだったら普通にありそう。
(NRI2021に参加したときには、「課題解決」の比重が高いように感じたのでそのノリでやってしまった)
スライドの構成も、前半パートは、会場の人に実際にアンケートを書いてもらいつつ流しながら聞ける内容にし、後半パートで実際のマッチングを体験してもらう、という構成で考えていたが、
実際に試してもらえる状態まで持っていけず、中身の伝わらない発表になってしまった。

技術的な武器を増やそう

今回、運営の方々と一緒に泊まったんですが、技術書を開いて作業をバシバシ進めていたのでとてもびっくりしました。
ハッカソン、日頃の勉強がモロに出るなぁと痛感しました。
ハッカソンメンバーで、技術書典のオンラインマーケットで買い物するMtgをやろうと話しています

技術書典

まとめ

NRIハッカソンの運営のみなさま、本当にいたせり尽くせりの快適な環境をありがとうございました。
来年に向けてがんばっていきます!(来年はチーム名が変わっているかも笑)

このハッカソン中にたくさんお世話になった相棒にもお礼を言いました。

チームメンバー

補足

前回のNRIハッカソン2021のプロダクト

前々回のNRIハッカソン2020のまとめ記事

https://qiita.com/cog1t0/items/85a6974e8de502088dea

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