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グルワイ S++攻略記事その7 FUJIN Rumble


概要

当時タイトーのZUNTATAに所属していたCOSIO氏による天下一音ゲ祭での書き下ろし曲。相互移植楽曲として太鼓の達人、jubeat、maimaiに移植された。四大元素のうちの「風」をテーマにした楽曲で、インスパイア元は富士急ハイランドのジェットコースターのひとつの「FUJIYAMA」である。
それを反映して、コースも全体的にジェットコースターを意識しており、ゆっくり昇った後疾走感溢れる下り坂に突入するといったアップダウンを繰り返すものになっている。途中にある縦大回転もジェットコースターでよく見られるシャトルループを再現したものだろう。
譜面は物量処理能力と複合処理能力を高いレベルで求められらる総合譜面。平易なところと発狂がはっきり分かれているため局所難譜面でもある。特に発狂の難易度は高くACでは比較的初期(GC2)からあるにも関わらずDifficulty14の中でも上位の難易度とされている。
グルワイ版はACから若干の弱体化を受けているが、ラストの難所の譜面は変わらないため精度だけでなく接続にも相応の地力が求められる。そのため15の中でもクリア難易度は上位に位置する。

攻略

注意

この攻略記事はフルチェインかつS++を目標にする中級者向けの記事であり、PERFECTを目標にした上級者向けの記事ではないことに注意してください。
そのため接続を優先した逆餡蜜処理による攻略が出てくることがあります。
またもともと自分用に作った攻略メモに文章を足す形で作っていることが多いので、その部分だけ不自然に感じることがありますがご了承ください。
また攻略内での譜面の記述等に関してはこちらの記事を参照してください。

全体

運手組みが全体的に重要になってくる。ここで書いていく各攻略(特に運手の攻略)はあくまで一例として参考程度に見て、自分のやりやすい運手を探して実践することがS++を狙う近道である。

第1低速

いきなり飛んでくるスライドに注意。ただし初見殺しなので何度かやれば慣れる。
BPMがおそらく半分の96になっており空打ちによるBADが出やすいので譜面通りに叩くのが良い。
頂点に来る直前のの12分は12打。頂点の折れ曲がりにアドリブがあるが、4分打ちで取ろうとするとズレるので目押し推奨。

第1発狂

譜面は以下の通り。

〇〇〇〇
[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇    ]
[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇〇]
[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇    ]
[〇〇〇〇  〇〇〇  〇〇〇〇〇〇〇]

[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇    ]
[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇〇]
[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇    ]
[〇〇〇〇  〇〇〇  〇〇〇〇〇〇〇]

↑…

打数が見切りにくいが、スライド方向を見切ることは容易かつ繰り返し配置なので難易度は低い。
最後の連打は4-3-8打である。
スライドは内処理がやりやすいか。

第2低速

ACから大幅に易化しているが、リズムはアドリブ含め全く同じ。飛来Dスライドとアドリブは要確認。
縦回転部分は固定ヒットが8分、飛来ヒットが16分でそのままアドリブ8分5打と繋がっている。

◎○○◎○○◎◎  ↔
は8連打が12分。ACは
◎◎◎◎◎◎◎◎  
という化け物配置(主は1回も繋がったことがない)だったのでかなり易化している。
グルワイの配置なら両手-右-左の運手で精度は落ちるがかなり繋がりやすくなる。

第2発狂

最後を除いてリズムは第一発狂と同じだが、俯瞰定点カメラかつ下り直線コースだった第一発狂と比べ、進行方向に対して横からのカメラかつ蛇行コースなので先が見えづらくスライドをミスしやすい。

スライドは見切るのも十分可能ではあるが覚えてしまうのも手。
スライドは左右(横)か上下(縦)であり、縦に関しては必ず↓↑の順番である。横は←→(左)と→←(右)が両方とも存在する。
スライドは順に
縦-横左-縦
横右-縦-縦
横右-縦-横左
横左-横右
である

ラストは第一発狂とは配置が異なり、打数も分かりにくい。
配置は

[〇  〇〇  〇〇〇→  ←  〇〇〇    ]
[〇  〇〇  〇〇〇←  →  〇〇〇〇]
[〇  〇〇〇〇〇〇  〇〇〇〇〇〇〇]
[〇  〇〇  〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇]
〇…

後半2行について、打数で言うと
6-8-2-12
である。
偶数であるという意識を持つだけでもかなり変わるのでオススメ。

第3低速

ACからクリティカルが一部抜かれた平易な配置。見たまま叩こう。強いて言うなら付点8分や黄色く着色された12分には注意。ビートに繋がる16分は逆手から入ることになる。
発狂直前のアドリブは4分打ちで取れる。

第3発狂

リザルトの行く末を握る本譜面の本体。グルコスのミスの仕様上ここが出来ないとフルチェインはおろかクリアすらままならない。
第一、第二発狂とはリズムが大きく異なる発狂で、また前半と後半に分けられそれぞれ対策が必要。

前半 
譜面は以下の通り

[←  →○○○  ○○○  ○  ○○○]
[→  ←○○○  ○○○  ○  ○○○]
[←→  ←→←  →○○○○○○○○]
[←→  ←→←  →○○○○  ○○○]

[↑   ↓○○○  ○○○  ○  ○○○]
[↑   ↓○○○  ○○○  ○  ○○○]
[↓↑  ↓↑↓  ↑○○○○○○○○]
[→←  →←  ○○○○○○○○○○]

スライドは交互配置であるもののどちらの手から入るかが分かりづらくミスを誘発しやすい。BPMも速めかつこの後のことを考えると体力の温存もしたい場面であるため、ある程度16分連打を逆手入りしたり交互で叩く運手を組んでみたりすることを強く推奨する。
また連打の打数は書こうにも書くとかえって分かりづらくなると思うので割愛する。これに関してはプレイ動画を低速にして空打ちしながらリズム身に染み込ませるのが一番手っ取り早い。
なお最後の16分連打は10打で、そのまま後半の発狂と16分で接続している。このことは攻略の上で非常に重要なので最低限覚えておくと良い。

後半
譜面は以下の通り

[○○○○]{↑↑↑}
[○○○○]{→←→←→←}
[○○○○○○○○]{→←→}
[○○○○]{→←→←→}
[○○○○○]{→←}
[○○○○○○○○○○○○○]

[○○○○]{→←→}
[○○○○]{→←→←→←}
[○○○○○○○○]{→←→}
[○○○○]{→←→←→}
[○○○○○]{→←}
[○○○○○○○○○○○○○]

太鼓の譜面に変換したもの(面がヒット、縁がスライド)
9小節目からが後半

ほとんど同じ譜面を2回繰り返す(異なるのは最初のスライド3連打のみ)。
それぞれのヒット-スライドの打数は
4-3
4-6
8-3
4-5
5-2
13
となっている。

最低でも意識することは
ヒットは全て16分、スライドはほぼ全て12分であること
横スライドは必ず→始動の交互配置であること
2回目は1回目の入手と逆の手で入るため運手がまるっきり逆になること
最後の連打は前半ラストの連打の入り手とは逆の手で終わること
である。
前述の通りスライドはほぼ全て12分だが、実は上の太鼓の譜面のとおり4箇所(11,12,15,16小節目)48分一個分長いところがあると思われる。ただし接続だけを考えるなら全て12分と捉えても特に問題はない。

以下は前半後半合わせた個人的な攻略運手である。参考までに。

前半
/は強制右始動
\は自分の運手の場合左始動
← \→○○○ ○○○ ○ ○○○
→ ←○○○ ○○○ ○ ○○○
\←→ ←→← →○○○○○○○○
\←→ ←→← →○○○○ ○○○

↑ ↓○○○ ○○○ ○ ○○○
↑ ↓○○○ ○○○ ○ ○○○
↓↑ /↓↑↓ ↑○○○○○○○○
→← →← ○○○○○○○○○○

後半
/は逆手入り
○○○○↑↑↑
/○○○○/→←→←→←
/○○○○○○○○/→←→
○○○○→←→←→
/○○○○○→←
○○○○○○○○○○○○○

/○○○○/→←→
○○○○→←→←→←
○○○○○○○○→←→
/○○○○/→←→←→
○○○○○/→←
/○○○○○○○○○○○○○

1ループ目のスライドは2回目、3回目のみ逆手始動、2ループ目のスライドは2回目、3回目のみ入り手始動
2ループ目の最後は5打スライドからひたすら左手始動で→←を繰り返すだけで良い

第4低速

S++狙いであればウィニングランだが、若干視認難であるため気は抜けない。
アドリブが分かりにくいが、プレイ動画を見て覚えることは容易であるため要確認。
最後のバタフライスライドは
←→←→←→↓↑
と簡略化すればかなり簡単である。

自分の成績と感想


本当に難しかった。達成した時は軽く叫んだ。太鼓の達人にも移植された曲でありそちらの方は可1桁まで出せたが、こちらはGreat1桁どころか再フルチェインすら狙える気がしない。
ACからほとんど変更のない(なんなら若干易化している)この譜面ですらかなり難しいのに、最近出たMASAKI Remixはさらに輪をかけて難しいのだから本当にグルワイの15は青天井である。そろそろ難易度上限を解放して17くらいまで設定してもいいと思っているのは自分だけではないはず…

余談だがこの曲の攻略記事は本当は3月に投稿するつもりだった。多忙で3月中には投稿できず、それからズルズルと面倒くささで放置した結果5月中旬までもつれ込んでしまった。反省。

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