美文字を書きたい

皆さんは文字を書いたことがありますか？私は何度もあります。

文字を書いたことがある人なら分かると思うのですが、

文字、難しくね？

私は小学生の頃、頭がいい子供だったので授業内で問題を解いてみましょう！みたいな時は一番に終わらせてみんなにすげえと言われたいと思っていました。そのため文字は早く書くということだけを考えてきました。

小学6年生のある日、めちゃくちゃ字が汚い男子から「○○(私の名字)って、頭いいのに字汚くね？（笑）」と言われました。

『え…？私の字、汚すぎ…？』

そこでようやく自分の字が汚いことに気がつき、それからは丁寧に書こうと努力しました、が、しかし、それまで速書きで生きてきたため綺麗な字にすることはできませんでした。

それでもやっぱり綺麗な文字を書きたいという夢は捨て切れません。私はピロ子、夢を諦めない女。

でもなぜ今美文字を書きたいと思ったのかというと、私は二週間後、小学校へ教育実習に行かなければなりません。子供達の前で授業もします。

授業で黒板に文字を書く時、汚い字だと子供達にバカにされ、授業を聞いてもらえなくなり、みんなが騒いで本物の先生たちにめちゃくちゃ怒られるに違いありません。

※話を聞かない子供のイメージ図

このままでは地獄のような教育実習になりかねません。この地獄の教育実習を回避するためにも、美文字を書くことは必須だと考えられます。

では、どうすれば今から字を綺麗にすることができるのだろうか…？

美文字を書くためにどうすれば良いか、色々な人にアドバイスをもらおうと思います。

①おばあちゃん

(イメージ図)

ピロ子「ねえ、ばあちゃ〜ん」

婆「何？」

ピロ子「字が綺麗になるためにはどうすればいいと思う？」

婆「ペン習字を習ったら？ばあちゃんもそうしてるよ。」

◉ペン習字を習う

②高校時代書道部だった友達

(イメージ図)

◉大きく堂々と書く

③バイト先のパートの女の人

(イメージ図)

ピロ子「美文字書くにはどうすればいいと思います？」

パート「そりゃあ練習するしかないでしょ…100均に美文字テキストみたいなのあった気がするよ〜」

ピロ子「え！？マジですか！？あなたは天才ですか！？！？ありがとうございます！！！」

◉100均の美文字のテキストで練習する

④お母さん

(イメージ図)

ピロ子「美文字を書くためにはどうすればいい？」

ママ「ピロ子ちゃんは字が綺麗なんだから美文字になりたいなんて思わなくていいのよ❤︎」

ピロ子「……は？」

◉……は？

…と、私に激甘のお母さんは置いといて、いいアイディアをたくさんもらうことができました！

ペン習字を習うのは金銭面の問題もあり不可能に近いのですが、100均の美文字のテキストは安いので買える！ということで100均に買いに行きました。

マジでありました。

正直そんなものないだろと思ってましたが…疑ってすみません…

基礎編と実用編があったので実用編を買いました。基礎編はひらがな1文字1文字練習するみたいな感じで面白くなさそうだったのでいっぱい文章が書いてある実用編にしました。

このテキストを開くと、「手紙の文例」というページに「春光まばゆい、美しい季節ですね」や「虫の音に耳を傾けているこの頃です」など自分は絶対に使わない文章が書いてあります。

中には「乱筆乱文どうぞお許しください」などという美文字のテキストにあるまじき文章まで書いてありました。

この文章はこれからの人生で絶対に書きたい。

そんなことはさておき、この「手紙の文例」のところを練習してみました！

まずはなぞり書きをし、そのあと見ながら書くという感じになっています。

おお！ぱっと見美文字に見える！

美文字を意識し、なぞり書きをしたあとだといつもよりかなり上手な字が書けました！

……ですがよく見ると私が書く「で」の文字はかなりクセがありますね。

お母さんに見せたら、「「て」だけ小学生みたいでかわいいね❤︎」とまたまたわたしに激甘の反応を示してくれました。

今度は基礎編のテキストを買って、「て」の練習を重点的にしようと思います。

他のページがどうなっているかを知りたい方は是非お近くの100均に行ってこのテキストを買ってみてください！(ダ○ソーの回し者みたいになってしまった)

このテキストを何度も続けて、美文字マスターになりたいです。では、二週間後に迫った教育実習のため、美文字の練習を頑張ります。さようなら。