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神易鑑定「火天大有」(かてんだいゆう)

昨日神易鑑定で出た「火天大有」卦象についてのお話です。
ご依頼いただいたクライアントさんは、誰もが振り返るほどの美女さん。大女優のような外見ですので、街ですれ違う男性は彼女に目が釘付けになるのではないでしょうか。美しい女性とはいえ悩みはあるもので、それ相当の難しい案件を持っていらっしゃいました。

この日出たカードによると、彼女は少々強気な戦闘モード状態だということを物語っていました。彼女が神の道を見つけ出すことがなければ、高い意識となることがポイントになるものです。周りの友人や世間に合わせた意見を参考にすれば、人生脚本の歪みを生じてしまう可能性を秘めていたタイミングでしたので、お会いし鑑定できたこと、感謝しています。

「火」と「天」を持ち合わせたこの卦象は、強い男性的な陽の気を感じられます。いざ戦いや言い争いなどをすれば簡単に勝利することができるであろう強さを持っていますが、それでは相手を照らすことができなくなるものです。
大事なパートナーであるのならば、相手を責めつくし、一生忘れられないようなセリフを言ってしまうようなことはどうしてもさけたいところです。

火の神「火牟須毘神(ほむすびのかみ)」は神さまの強いエネルギーで、太陽の陽気を発揮するので、相手の弱点や問題点など浮かび上げ注目することができる故、闇を浮上げて証明し、それを責めてしまうことになかなか気づきません。

太陽の神は天高い位置にいる時は、遠くを照らし、あらゆるものを育成することができる頼り甲斐のある力を持っていますが、低い位置にいる時は遠くを照らすことができなくなります。自分の意識は常に神レベルまで高く吊り合わせないといけないのですが、これがまた感情があるので、難しい。
ついつい近くにいる人に、人間心で相手の欠けている部分に意識が向いてしまうことがあるものです。

火の神は高い意識で自分の誠の心に忠実にいることが、自分の神性を保つポイントになりますので、いつも澄み切った心とともにいることが大切です。
心に嘘をつくような行動をしていたら、しまいに自分で自分を傷つけてしまうことになります。

神易というのは偉大な占いです。「自分が神ならどうするか」を常に問います。個人の状況のことから始まり、卦は宇宙全体の象や法則、全てのことが含まれる占いと言われておりますので、こちら側も鑑定時は神様とともにいるように心がけることを基本としています。
人間界での困りごとは、天の動きの中に神の道を見つけることができる。
星、風、天体の動きの中に神の法則を見つけることができるのです。

自分の燃え上がる感情から転ずる現象が起こったら、澄み切った心と行動を共にするようにしてください。
世間の常識や、周りの期待に応えようとしたり、自分の身の安全を計算したり、損得を駆け引きするため、相手の心を疑い試したり。。。。などの行動があるならばベクトルは逆です。
今、心はどこにあるのかをしっかり掴んでみてほしいところです。

天から授かった本来の自分の神性を保ち、
よくないことがあるのならば、やさしく上手に話し合いをする。
柔らかくコミュニケーション!
それでも理解できないような相手ならば、それはもう即お別れすることもいいでしょう。

今ある心とともにいることを祈る。

日暈 鸞


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