福岡る夏2024
昨日まで6日ほど福岡に滞在しておりました。
今回の主な目的は母方祖父母や母家のお墓参り、祖父母宅の遺品整理やお掃除です。
参加メンバーは母、私、昨年は流行り病で無念の不参加だった弟。
七草家の血かそれぞれが母方祖父母宅に辿り着くまでの間に色んなドタバタてんてこ舞いを起こしながら、笑いの絶えない集合を果たしました。
約1年ぶりの母方祖父母宅は相も変わらず実家のような安心感があり、祖父母がひょこっと現れそうな雰囲気がありました。
前回帰省から何度か帰っている母によって少しずつ片付けられるもまだまだ果てなき祖父母の品々を3人で汗ビシャになりながら、私が知る限り過去イチの進捗で片してきました。
母曰く、祖父母の家はおそらく今回が最後の訪問になるかもしれないとのこと。
祖父母の家を絶対的な第二の実家としている三十路越え的には正直寂しさもありますが、実家七草家のどのメンツもこの家へ移り住むことが難しい現状、お空へ帰して祖父母に住んでもらったほうがいいのかもなと思っています。
お空に帰すためにはあともう1~2回は我われ姉弟もお片付け要員ではせ参じたほうが良さそうだけれども。
今回の福岡帰省では実家のお片付けだけではなく、お墓参りに行きがてら福岡観光的なこともちゃっかりしてまいりました。
太宰府へご挨拶に行ったり、梅が枝餅を食べたり、柳川で本吉屋さんのウナギを食べに行ったり、小倉井筒屋でいづつや饅頭の製造工程をガン見してきたり、北九州漫画ミュージアムで時間が許す限り漫画『SLAM DUNK』を読みふけったり、九州の美味しい魚で握ったお寿司を食べに行ったり。
本当にもう喰ろうてばかりで草。
観光道中で博多に久留米に小倉と各地のもれなく美しかわちい福岡女子達とお会いできたことも三十路越えはとても嬉しかったです。
お姿もさることながら女子女性達の福岡弁のなんと愛らしいこと。誠にありがとうございます(お巡りさんこの人です)。
そんなこんなで福岡の不思議な安堵感に包まれながら母方祖父母との思い出を掘り出し片し、個人的には福岡女子でしか得られない栄養をたっぷり摂取できた6日間、心身ともに良きリフレッシュができた6日間となりました。
私は自分の人生や特に過去に対して否定的な感情を持っているのですが、今回の帰省で祖父母が大切に保管していたアルバム達を見て「否定してきた私も案外悪くなかったのかもな」と思い直すことができました。
大好きな祖父母が大好きでいてくれた私もいきなりは難しいけれど、少しずつ好きになって一緒に前へ前へ、ちょいちょい迷子になりながら愉快に歩いていけたらなあと思いました。
じいちゃんばあちゃん、今年もありがとう。
でもやっぱりじいちゃんばあちゃんアレだな。物がちょっと多すぎるな。
サポートいただくと明日がちょっと愉快になるとかならないとか。