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駆けろミーム時代

このあと満身創痍のライブ帰りに軽めの迷子と電車をミスります

先週末、ミームトーキョーのワンマンライブ『時代』の東京公演に行ってきました。

場所は何度降り立てど1ミリも慣れない渋谷、お客さん層は男女比半々、20代前後のヤング層がメインの印象を受けました。

グッズ販売列はそんなお客さん層や陽の気強めな雰囲気をふんわり感じて、生まれてこのかた陰キャの三十路越えは毎度のことながら強めの帰りたみに襲われておりました。

そんなメンタルコンディションが最悪な状態での入場でしたが、会場に入った途端にHasshyさんのオープニングDJを耳にするや否や帰宅願望は完全に消失。

でんぱ組.inc の『惑星★聖歌~Planet Anthem』やTM NETWORKの『Get Wild 』、私が日々踊り狂っているAdoさんの『唱』 が組み込まれた分かりみの深い編成に瀕死の三十路越えはまんまと蘇生いたしました。

新ゾンビ・デ・ダンスを小躍りながらも客席の方々と一緒に踊れたのはとても楽しかったです。

メンタル瀕死の陰キャボッチをも楽しく踊って「Foooo~!」が叫べるコンディションまで掬い上げてくださるHosshyさんにDJの偉大さを感じたところでミームトーキョーが登場しました。

前回同様、目に飛び込みしはメンバー全員の新衣装。

格好良さの中にミルキーなお色味とメルヘン可愛いがふんだんに盛り込まれたお召し物で「あれ?妖精さんかな?ミームトーキョーって妖精さんの集まりだったのかな?」というレベルの可愛さ。妖精の粉とかまかれたら空飛べそうなレベルの可愛さです。

そんな可愛いお召し物の彼女達から繰り出される楽曲達はあいもかわらずバッキバキ。

最近配信されたTRFのカバー曲『Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~』から始まるライブで会場内は早々にぶち上がり、陰キャボッチの三十路越えも過去最速の「Foooo~!」と小躍りが出ました。

DJリミックスでの楽曲展開や終盤に披露されるかと思っていた『スーサイド ボーダレス』を早々にお見舞いされたり、曲間にショーのような楽曲紹介やメンバー紹介があったりと今回も楽しい内容てんこもりでした。

中でも三十路越えがぶち上がったのが、MEWちゃん・RITOくん・SOLIちゃんの初期メン3人組で披露されたBiSの楽曲かつでんぱ組.inc ver.の『IDOL』。

心地良いでんぱ組.incの現場が恋しくて泣きそうになっていた三十路越えは大歓喜しておりました。

そして何よりこのときのRITOくんの表情や動きの可愛さたるや。その可愛さに三十路越えの肌年齢は8歳若返ったと思います。

RITOくんの宇宙がごとく広がりゆく表現の幅に三十路越えは末恐ろしさすら感じました好き(どさくさの告白)。

もちろん、RITOくんだけではありません。

ミームトーキョーのライブが瀕死の三十路越えすらイキイキさせてしまうほど楽しいのは、彼女達それぞれが着実に表現の幅を広げてきているからだと思います。

MEWちゃんやMITSUKIちゃんの日々更新されゆく可愛さ、NENEちゃんのノらざるを得ない客席煽りスキル、SOLIちゃんの心奪われる澄んだ歌声。

体調の兼ね合いでお休みしていたSAEちゃんが椅子にかけながら歌うなどして最後まで笑顔で、何の遜色もなくパフォーマンスをしてくださったことも本当にすごいなと思いました。温かいお味噌汁をこさえてあげたい。

今回も心挫けて帰らなくて本当に良かったと思える非常に楽しいライブでした。

最初から最後までフルスロットルで駆け抜けたライブは心透き通る楽曲『ブルーレター』で終幕となりました。

渋谷にお見舞いされた三十路越えを楽しく奮い立たせ、癒しと笑いで心を整えてくれるミームトーキョー。

ツアー初日でこのクオリティーにこの勢いは残り4公演でどこまで進化してしまうのか、私がお金持ちだったら全ての公演を見届けてみたかったと思えるほどでした。

彼女達が進み切り拓いていくミーム時代がどのような景色を見せてくれるのか、さらに楽しみになるワンマンライブツアーになっていくのだろうなと思います。

私と同様「ミームトーキョーは気になるけれども陽キャの気が怖い」とおっしゃる方にこそぜひエイヤと足を運んでいただきたいです。

エイヤの先に楽しさや面白さ、新しい発見や感動が待っています。

私もきっとまた会場入りまで震えながらミームトーキョーを体感しにエイヤと行ってしまうんだろうな。

いや、行ってしまうよ。超絶楽しいんだもの。


サポートいただくと明日がちょっと愉快になるとかならないとか。