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限りなく本噛みに近い愛

週末、ミームトーキョー兼でんぱ組.incの天沢璃人くんの生誕ライブに行ってきました。

推し個人のイベントは夢眠ねむさんの芸能活動10周年ライブ以来で、生誕ライブというものは今回が初参戦になります。

今までは「この手のイベントは私のようなライト層オタクが赴くべきではない」と完全スルーをキメ込んでいたのですが、人生は何事も経験なので今回は勇気を出して伺うことに。

会場は東京キネマ俱楽部。

お客さん層は圧倒的女子率だろうと予想していたのですが、この日は男女比5:5くらいでした。

ライブはボーイッシュな制服姿に身を包んだお馴染みの璃人くんによるソロ曲から始まり、ボカロ曲に合わせたダンスパフォーマンスやカバー曲の歌唱が披露されました。

ゲスト出演の根本凪さんが登場したときは「動くねもちゃん!相も変わらず可愛くお元気そうで良かった!」という謎の感動で三十路越えはふんわり泣きました。

続いてのゲスト出演は璃人くんの推しこと小鳩りあさん。クラシカルなロング丈スカートのメイド服に身を包んだりあさんの慎まし可愛さたるや、それはそれは拝ませていただきました。

ゲスト出演されたお二方は璃人くんがなりたかった理想の女の子像とのことで、おばちゃんも激しく同意いたしました。分かるで、おばちゃんもなりたかったわ。何なら今からでもなっ(黙れBBA)

そんな理想の可愛い女の子像に囲まれた璃人くんもりあさんとのコラボステージでお衣装が大変ガーリーになりました。

ピンクと黒のフリフリふわふわもっふもふなお召し物に頭には可愛いリボンが2つ。

今まで何が問題で遠慮していたのか分からないほど違和感がなく、とんでもなく可愛かったです。

何ならもう「いいぞ!もっとやれ!」レベルの可愛さだったので、オタクの皆様におかれましてはもっと大きな声で彼女の可愛いを伸ばしていただきたいなと思いました。

終盤のMCでは、璃人くんが現実や理想に囚われ続けていた自分との決別、その先に広がる自分の可能性を見つけていこうとする強い意志を感じました。

それと同時に、ここまでの道のりを彼女とともに歩んできたオタクの方々との強い絆や深い愛情を感じることができました。

璃人くんが持つ無限の可能性、自分をめいっぱいに表現できる場所やそれを受け入れ見守り、応援してくれるたくさんの人達の存在。そんな人達と想い合い、記憶に残り合える関係性。

私の人生ではもはやフィクションでしかなかった光景があの日あのときの東京キネマ俱楽部には満ち溢れていました。

尊いな。会場内のとてつもない愛が尊かったです。

こうして璃人くんと璃人くんの理想とする女の子達、オタクの方々の愛を目の当たりにした生誕ライブは終了しました。

やっぱりね、ライト層オタクがノリと勢いで参加するものじゃありませんでした。

本当にもう場違い感とか外野感がすごくて数周回って面白かった。

ですが、こんな状況でも「来なきゃよかった」とは思いませんでした。

1人の女の子がひと皮むけてグンッと先へ進んでいく瞬間を目の当たりにできたことは枯れゆく三十路越えに瑞々しい感情を与え、お肌にも瑞々しさを与えてくれたような気がしたからです。

このハリ、マイナス5才肌。

彼女達がくれたこの瑞々しさを枯らすことなく、私も自身にまとわりつく色んなしがらみからふわっと脱却して、前へ進んでいきたいなと思いました。

まずはそうだな、ハンバーグ屋さんでチキンソテーを食べてみるところから始めてみようと思います(しがらみの規模)。

いただいたサポートで母を1泊2日のデズニー旅へ招待するのが夢です。