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お耳が弱子ちゃん

運と周囲に生かされし三十路越え

私の弱点は耳です。

エロス的な弱点という意味ではなく、身体機能的に弱いところという意味での弱点です。期待した方々はごめんね(黙れBBA)。

どういった具合に弱いかというと、他所様の話が上手く聞き取れないところ。

シンプルに聞き取れないこともあれば、声は聞き取れるのに情報として頭の処理が追いつかないこともあります。

かつての勤め先で電話応対をするときは何度も聞き直してしまうことがあり、先方が短気でせっかちなタイプだったときは高確率でイラつかせてしまいました。

それを「丁寧な電話応対」と良い捉え方をしてくださったかつての勤め先達には本当に感謝申し上げたかったし、本当にお前らどうなっても知らねえからなという気持ちでした。

周りに音が溢れている状態での聞き取りは特に苦手です。

電話応対をしているときに周りで愉快に雑談をされると電話口の話がまったく聞き取れなくなってしまうし、神社で厄除けをしていただいているときに後ろでお賽銭を入れる音が聞こえると神主さんやお巫女さんの指示がまったく聞こえなくなります。

おそらく私は人生の大半を勘と雰囲気と運で生きているものと思われます。

そんな聞き取り下手に加えて、私の耳はストレスが溜まりすぎると聞こえがすこぶる悪くなります。

前々職で新人シュレッダー部署にいた頃は水中に潜っているような聞こえ方になってしまい、窓口業務や電話応対でかなり苦戦を強いられました。

理不尽にブチギレるお客様方、発電エネルギーに変えたら町ひとつ余裕で賄えるくらい発せられるお局様方の陰口や嫌味が聞こえなくなるという点は大変ありがたかったのだけど。

耳がぶち壊れて辞めた前職では耳の聞こえの悪さに加え、強めの耳鳴りや長めのめまい、不定期に耳が聞こえなくなるなどの症状がひと月ほど続きました。

退職して少ししてからイヤホンでベース音を確認できたときは出先で泣きそうになったものです。

こうした具合で、私の弱点は耳というお話。

前職でがっつり耳をバグらせてしまった影響か、私自身が症状や傾向をしっかり把握してしまった影響か、自分の聴力に自信が持てないまま過ごしております。

自分の聴力に自信がないから話す相手にも伝えたいことはハッキリゆっくり丁寧にお話しするようになった点は良かったのですが、ちょっとね。

耳の調子が不安定で仕事がしばらくできずにいましたが、ようやっと安定してきた今、もうちょっと生きたい欲が出てしまった今、この自信のなさは早急に克服しなければいけません。

働きに出るとしたら正社員はきっと無理だろうから、パートか何かで迷惑が極力かからないお仕事を見つけて収入を得られたらなと思います。

一体何の仕事がいいのかしら…グラビアとか?(ここで埼玉県全域のカメラが壊れる)

いただいたサポートで母を1泊2日のデズニー旅へ招待するのが夢です。