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哲学対話の開催をやめた理由

1年ほど前から今年の5月まで、「はじめての哲学対話」「大阪ゆる哲学対話」等の名前で哲学対話を主催していた。が、今年の5月をもって開催をやめることを決めて、先に11月まで予約していた会場もすべてキャンセルした。

おれはなぜ哲学対話の開催をやめたんだろう。面倒、億劫、飽きた・・表面的な理由はいろいろと思いつくが、根本の理由は「他者とはけして相容れない」ということを1年かけてようやく納得できたから、というのが大きいと思う。

この納得を得ることが本来の開催目的ではなかったのだけど、結局心の底では「自分の考えを他者にわかって欲しい」という欲求を叶えたかったのかな、と思う。話せばきっと理解してもらえるはず、という傲慢さがあった。

とはいえ、その傲慢さに自覚的でいられるようになったのは自分にとって大きな進歩だったと思う。1年間、開催してみて良かった。ありがとうございました!

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