YouTube動画広告の種類とその特徴
いよいよ5G対応のiPhone12も発売され、より動画が活用されていく時代になってきました。そのよう中で動画広告を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで今回はYouTubeへの動画広告の出稿を検討している方向けにYouTube動画広告の種類とその特徴をまとめました。
YouTube動画広告は大きく4種類に分けることができます。
1.インストリーム広告
2.TrueViewディスカバリー広告
3.バンパー広告
4.マストヘッド広告
1.インストリーム広告
最もよく見るYouTube広告です。
動画の再生前後または再生中に配信される広告です。インストリーム広告には2種類あります。
○スキップ可能なインストリーム広告
特徴
・広告が配信されて、5秒が経過するとスキップができる
料金
・広告を30秒間(30秒未満の場合には最後まで)視聴した場合
・広告配信中にリンクをクリックした場合
期待できる効果
・販売促進
・見込み顧客の獲得
・ウェブサイトのトラフィック
・ブランドの認知
・商品やブランドの比較検討
○スキップ不可のインストリーム広告
特徴
・15秒以下の動画広告
・広告をスキップできない
料金
・インプレッション数による従量課金
期待できる効果
・ブランドの認知
2.TrueViewディスカバリー広告
YouTube内でキーワード検索した結果の上部や動画視聴中の関連動画の横に出てくる広告がTrueViewディスカバリー広告です。検索結果の上部に表示される場合にはリスティング広告に似たような形で表示されます。検索結果や関連動画の近くに表示されるため、ユーザーへ商品の比較検討を促す場合に効果的です。
特徴
・関連動画の横や検索結果部分
・モバイル版の場合、トップページに表示
・動画のサムネイル画像とテキストで構成される
料金
・ユーザーがサムネイルをクリックして広告を視聴した場合のみ課金
広告効果
・商品やブランドの比較検討
3.バンパー広告
バンパー広告はインストリーム広告によく似た種類の広告ですが、広告の再生時間が6秒以内と短いかわりに、スキップができません。そのため、ユーザーは広告を終始見てくれる可能性があり、ブランドの認知を得るために利用すると効果的です。
特徴
・動画の再生前、再生中、または再生後に6秒以内に再生
・スキップ不可
料金
・インプレッション数に応じて料金が発生
広告効果
・ブランドの認知
4.マストヘッド広告
YouTubeのホーム画面で表示される広告動画です。YouTubeを訪れたユーザーは必ず見ることになるため、多くのユーザーにリーチすることができます。マストヘッド広告はGoogleの営業担当者を通じて出稿することが可能です。
特徴
・YouTubeのホーム画面で最大30秒間音声なしで自動再生
料金
・固定の日別単価(CPD)制または固定のインプレッション単価(CPM)制で課金
効果
・ブランドの認知
以上が全4種類のYouTube動画広告のご紹介でした。YouTubeへの広告の出稿といっても様々な種類があり、その種類によって期待できる効果が微妙に違ってきます。また、種類に合わせた広告動画が必要になるためYouTube広告の運用はある程度のリソースをかける必要があります。ただし、YouTubeはユーザー数が増え続けているので、多くの顧客にリーチすることができます。このnoteを参考にYouTube動画広告への出稿を検討いただければ幸いです。
どうもありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?