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SEOの動画版。VSEOって?

VSEOとは

VSEOとはVideo Search Engine Optimizationの略で動画における検索エンジンの最適化のことです。SEOと同じく、あるキーワードで検索したときに検索上位に表示されるよう工夫していくことです。

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Google検索からSNS検索へ

近年、YouTubeやTikTokなど動画コンテンツが増えています。これまでブログなどのテキストでしか表現されていなかったものが動画で説明される様になり、あらゆるコンテンツがYouTubeにアップロードされています。また、若者は欲しい物や知りたい情報があった場合にはGoogleで検索せず、SNSで検索するようになっているそうです。

知りたい情報はググらずSNSで検索

Google検索からSNS検索へ移行し、更に短い時間で多くの情報を伝えることができる動画は今後ますます重要になってくるでしょう。そこで今回はVSEOについてGoogleが公表しているVideo best practicesをまとめてみました。

VSEO対策のポイント


○ 動画の形式をGoogleが見つけられるようにする
まず、動画はGoogleが見つけられるようにする必要があります。Googleが見つけられる動画の形式は以下の通りです。

.3g2、.3gp2、.3gp、.3gpp、.asf、.avi、.divx、.f4v、.flv、.m2v、.m3u8、.m4v、.mkv、.mov、.mp4、.mpe、.mpeg、.mpg、.ogv、.qvt、.ram、.rm、.vob、.webm、.wmv、.xap 

また、動画を掲載しているページ、動画ファイル自体にGoogleがアクセスできるようにする必要があります。
YouTubeでサポートしている形式とは微妙に異なっているので、気をつけてください。


○ 高画質なサムネイルを設定する
ページ内の動画のサムネイルを以下のいずれかの方法で有効にします。

・<video> HTML タグを使用し、poster 属性を指定します。
・動画サイトマップで<video:thumbnail_loc> を指定します。
・構造化データで VideoObject.thumbnailUrl を指定します。

その他、サムネイルをアップロードする際には以下の点を抑えてください。

・推奨形式: JPG、PNG
・ 160x90~1,920x1,080 ピクセル
・サムネイルにGooglebot がアクセスできるようにする

○ 動画を掲載しているページをユーザーファーストにする

検索順位を上げるには動画を掲載しているページにも注意が必要です。
Googleが動画をクロールしたときやユーザーが閲覧したときに分かりやすくする必要があります。

・動画の内容と一致したものにする
・動画ごとに個別のページを作成する
・幅広く利用されている動画形式にする
・サムネイル、タイトル、説明を重複させない

ちなみに「イヤホン おすすめ」で動画検索してみると、同じドメインのサイトが上位に表示されます。(4位以下もドメインが重複していました。)通常のGoogle検索の場合、サイトのドメインが重複することは少なく、バランス良く表示されています。

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これはページ内に動画を掲載しているドメインが少ないか、今回お伝えしたVSEO対策をしていないかのいずれか、もしくは両方かなとと思いますが、アフィリエイトサイトの乱立等で通常のGoogle検索は非常に競合が多いので、VSEOで検索順位の上位を狙うのは良さそうです。

以上、VSEOについてでした。

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