考える余地を残す話
最近、些細な事をきっかけに読書を始めました
自分が初めて手に取った小説は
”答えがそこにある” のではなく
”考える余地を残し、読者に委ねる” ものでした
正直苦手です…
主人公は物語の後、どう生きていくのか
友人Aは何故姿を消してしまったのか
彼らの行動を自分で想像する、というのが醍醐味なのは分かるのですが、気になって気になって…
そういった想像力を育み、本から学び、物語を楽しむことの難しさ
今回はそんな事を考えるお話です
自分で考える
読書の想像に正解はありません
ですが、間違いはきっとあります
それ故に考える余地を残された話は難しいのです
読書をする前まではアニメや漫画を浅く広く嗜んでいました
アニメではキャラクター達が声を発し、表情を変え、体を動かし表現してくれます
漫画も大体は同じで、絵を目で追うことにより、自分で情景を想像せずとも頭に入ってきてくれるよう作られています
勿論作品にもよりますが
ほとんどの作品は始めに主人公が目標を掲げ、時間をかけて達成します。考える余地もなく、主人公はやり遂げ物語を終えます
頭を使わず、完全な娯楽として見ることが出来てしまうが故に自分はいつしか考えることを辞め、そこにある答えを待つだけの人間になっていました
その甘えた考えを、小説が塗り替えました
想像を膨らませ、自分の頭で物語を創る楽しみ方があることを、小説に気付かされました
思えば今まで自分が書いてきた記事は全て、自分で疑問を提示し自分で結論を出していた為、考える余地を残さず淡々とした記事になっていました
考える余地を残し、読書に委ねる
それを読むこと、書くことは自分にとって非常に難しいです
これから読書を続けて想像力を育み、本やnoteから学び、物語を楽しめる人間になりたいものです
小説を読んで”純粋に楽しかった”と思える方々が羨ましいです…
自分なんて1冊読み終える頃には疲れ果てて…
最後にこんなこと言うのもなんですが
本人が楽しければ何でも良い と思います
でも、より楽しめる方法が残っているなら芯まで楽しみたい。そんな話でした
以上です。ありがとうございました
なんだか微妙な記事になってしまいましたね
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