日本の爬虫類[本州産のヘビまとめ]
本州とその周辺の島嶼に棲息するヘビ
日本固有種
本州産のヘビはタカチホヘビ(中国南東部にも分布)を除いて、すべてが日本固有種(ヒバカリのみ固有亜種)である。
本州産のヘビで「環境省レッドリスト2020」に判定された種はいない。
北海道と伊豆諸島に分布しない3種
▪タカチホヘビ
▪ヒバカリ
▪ヤマカガシ
体サイズと尾長の比率
1.タカチホヘビ:30-60cm/頭胴長20-35の%
2.シロマダラ:30-70cm/頭胴長の20-25%
3.ジムグリ:70-100cm/頭胴長の20-25%
4.アオダイショウ:110-192cm/頭胴長の25-35%
5.シマヘビ:80-150cm/頭胴長の20-30%
6.ヒバカリ:40-60cm/頭胴長の35%
7.ヤマカガシ:70-150cm/頭胴長の25-35%
8.ニホンマムシ: 40-65cm/頭胴長の15-28%(♂)、12-23%(♀)
昼行性or夜行性
タカチホヘビとシロマダラ、ニホンマムシが夜行性。ほかの種は夜行性。
繁殖様式
卵生
1.タカチホヘビ:交尾期は不明。3−13個ほどを産む?
2.シロマダラ:交尾期は不明。1−9個ほどを産む。
3.ジムグリ:4−5月に交尾。3−7個ほどを産む。
4.アオダイショウ:5−7月に交尾。3−17個ほどを産む。
5.シマヘビ:4月中旬−6月上旬に交尾。3-16個ほどを産む。
6.ヒバカリ:5−6月に交尾。4−10個ほどを産む。
7.ヤマカガシ:主に10-11月に交尾。2−27個ほどを産む。
胎生
8.ニホンマムシ:九州南部で8-9月に交尾。2−9個体の仔を生む。