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トランペットの練習日記2023年11月30日(木)

 今日もトランペットの練習について振り返ります。このシリーズはタイトル通り、私のトランペットの練習日記で完全に私得なので、1度でも読んでくださった方は本当にありがとうございます。
 さて、主題に戻ります。今日は楽器練習可のカラオケボックスで練習をしてきました。明日は左上の親知らずの抜歯があり、2週間くらい管楽器の練習ができなくなるため、今日はトランペットの音をしっかり出して練習をしておきたかったので、カラオケボックスに行きました。料金はドリンク一杯と2時間の利用で1200円くらいでした。
 そして、今日の練習で気が付いたことは3つありました。1つめは、下唇がマウスピースからはみ出したアンブシュアになっていることです。2つめは、歌う練習(ソルフェージュ?)には効果があることです。3つめは、身の丈に合った練習の方が着実に実力が養われることです。
 1つめから触れていきます。最近、購入した教則本の『新版 朝練トランペット』を読んでいると、アンブシュアを見直す必要を感じました。そしたら、下唇がマウスピースからはみ出していることを発見しました。アンブシュアには普段から細心の注意を払っていたつもりだったので、ショックでした。中学時代、今とは違うアンブシュアの悪い癖がありました。上唇をマウスピースから出して高音域を命中させていました。これは高音域が非常によく出るアンブシュアですが、使い物にならないアンブシュアです。マウスピースの位置を常にスライドさせているから音程の跳躍ができないです。無理やりな奏法だから一瞬でバテます。音色に無理やり吹いている苦しさが滲み出て耳が痛くなるような音色になります。そのような経験から、毎日、上唇に着目して鏡を見ていました。アンブシュアに気を配っていたつもりでしたが、下唇は盲点でした。また、音階やリップスラーをしていると、音域の変化に伴い、アンブシュアも大幅に変化していることに気が付きました。おそらく、苦手な音域が多い、とくに高音域が苦手なのは、アンブシュアを保てていないことに要因があります。アンブシュアの研究は今後の課題です。今日は気が付けたことが大きな進歩でした。
 2つめはの歌う練習には効果があると実感したことについて記します。歌うことで自分の癖やイメージが顕著になること、歌うことで音の響かせ方とそのための体の使い方を身に着けやすいことを知覚しました。今日、歌ってみた内容は、カラオケにある曲を5曲程度と何度やってもうまく吹けない練習曲です。せっかくカラオケボックスに来たので、トランペットの練習だけではなく、曲を歌いたくなってしまいました。曲を歌ってみると、自分の癖が顕れました。リズムが細かいところの音程が取れていなかったり、音程がフラットになりやすかったりしていました。また、一つひとつのフレーズ、音程、リズム、そして曲全体に対して自分自身がどのように感じ、どのようにイメージしているかを歌うことで知りました。そのあと、本来の目的のトランペットの練習に取り掛かったのですが、うまく吹けない練習曲を歌ってみました。カラオケと同様のことを感じました。また、歌ったときにオープンスロートなど体の使い方の感覚が掴みやすくなりました。
 3つめは、身の丈に合った練習の方が着実に実力が養われることについてです。昔も今も、私には十分なトランペットの実力がありません。私には、できない練習曲が多々あります。一方で、私の性格は高望みで焦りやすいです。そのような実力と性格なので、実力に合わない難しい練習曲に取り掛かってきたことが多いです。そういうことをしていると、奏法を破壊したり、なにもできるようにならずに時間を溶かしたりしました。一歩一歩、確実に進んだ方が技術は定着すると最近は感じています。既にできることを研磨したり、もう少しでできそうなことをできるようにしたりするようにしています。とは言いつつも、高望みで焦る性格は変わらないです。
 このように今日の練習を通して、3つのことに気が付きました。1つめは、下唇がマウスピースからはみ出したアンブシュアになっていることです。2つめは、歌う練習(ソルフェージュ?)には効果があることです。3つめは、身の丈に合った練習の方が着実に実力が養われることです。私がトランペットを上手になれる日は、正直かなり遠いですが、日進月歩していきたいです。明日からはしばらく、親知らずの抜歯により、トランペットの練習ができないので、ピアノやギター、楽典などに取り組みます。

読んでくださってありがとうございました!!

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