見出し画像

トランペットの練習日記2023年11月29日(水)

 今日のトランペットの練習日記を書きます。今日は『新版 朝練トランペット』をざっくり一読しました。また、5年ブランク明けから自身の技術が向上している部分はないか観察してみました。
 まず、『新版 朝練トランペット』を一読した感想をここに残しておきます。以下の教則本です。

こちらを一読して、3つの感想を抱きました。まず、この教則本の解説を理解し、練習曲を全て指示通りにできるようになったら、相当なトランペットの技量が身についているだろうという期待を寄せました。時間はかかりそうですが、この一冊を修得できた日が来ることを楽しみに練習します。次に、私の今までの奏法や信じて続けてきた練習内容を見つめ直す必要があるかもしれないという意識が芽生えました。最後に、さらっとした文章が読みやすいと感じました。さらっとした文章ですが、深読みする価値のある中身の濃い内容です。ざっくり一読しかできていませんが、熟読玩味を繰り返していくつもりです。
 そして、ブランク明けから自身の技術が向上している部分はないか観察してみました。3つ、向上している部分がありました。無理なく吹ける音域の拡大、音の響かせ方、低音域を吹くときの唇の状態です。
 一つずつ言及します。無理なく吹ける音域は、ブランク明けから拡大し続けていることを気づきました。ブランク明け初日の音域を振り返ります。チューニングのB♭より下のFくらいが苦しさを多少感じ始めつつ、確実に音を外さないくらいでした。それより上の音は、チューニングのB♭が苦しさを感じながら無理をすれば、当たったり外したりしました。チューニングのB♭よりも上の音は奏法を破壊する可能性を考慮し、ブランク明け初日は挑戦しないことを選びました。
 それから、しばらくはチューニングのB♭までで我慢しました。チューニングのB♭よりも上の音に挑戦して、無理やり絞り出したい気持ちに蓋をしました。その間に、チューニングのB♭よりも下のFで多少感じ始めていた苦しさが緩和されてきました。チューニングのB♭は苦しさを多少感じつつ、確実に音が当たるようになってきました。それくらいになったら、チューニングのB♭よりも上の音を吹きたい気持ちも我慢の限界になってきていました。チューニングのB♭よりも上の音に半音階で挑戦した結果、EかFくらいが苦しさを感じながら無理をすれば、当たったり外したりするくらいでした。チューニングのB♭よりも上の音は、半音階やリップスラーでは当たったり外したりしますが、単音では当てられませんでした。その状態が3日前です。
 そして、今日はチューニングのB♭よりも上の音に挑戦しませんでした。チューニングのB♭よりも下の音を重点的に練習しました。なので、挑戦すれば、どこまで上の音が出るかはわかりませんが、多少感じていたチューニングのB♭苦しさが軽減されていっていることを実感できました。また、ここ数日で、チューニングのB♭より1オクターブ以上下の音の練習方法や奏法を見直し始めたのですが、下の音が楽に吹けるようになってきた気がします。いつでも下の音は当てることができるので音を当てられる音域は拡大していませんが、楽に吹ける音域が拡大しました。音を当てられる音域を拡大することにも繋がると期待しています。
 2つめは、今日の練習で音の響かせ方を掴みました。高校時代「共鳴」した響きを吹奏楽部で教えていただきました。共鳴した響きをつくるには空気が必要です。空気の振動には、空間が必要です。体内の空間、その場所の空間を振るわせることがコツでした。トランペットの技術に当時も乏しかったのですが、それだけはすんなりと習得でき、得意分野と堂々と言えました。それを思い出して、トランペットを吹いてみたら、一気に響きが豊かになりました。
 最後は、低音域を吹くときの唇の状態がレベルアップしてると感じました。別の投稿で触れてますが、低音域をたっぷりの息を吹き込む大音量での練習をずっとしてきました。ここ数日、正しい理解をもって低音域の練習を自分はしていない気がしてきました。現在、低音域の吹き方を模索中です。意味がないかもしれませんが、敢えてこれまでとは反対に小さな音量で低音域を練習してみました。そしたら、唇が振動しませんでした。トランペットの音が鳴らず、息が管内を通る音だけが聞こえました。唇のレベルの低さを感じました。しばらく、それを続け、唇が反応し、振動することを待ちました。少しずつ、唇が振動してくれるようになってきました。低音域を吹くときの唇のレベルの低さに気づき、レベルアップを図ることができました。
 こんな感じで、トランペットの練習は、毎日が模索の連続ですが、確実に上達はできるので楽しんでやっていきたいです!

読んでくださってありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?