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会社の責務は「人を育てること」に意識が向きがちだが、それは少し違っていて「人が育つ環境を作ること」だと思っている。


会社の責務は「人を育てること」に意識が向きがちだが、それは少し違っていて「人が育つ環境を作ること」だと思っています。


例えば、新入社員は希望を胸に入社して職場に入ってきます。
そして、信頼し尊敬する先輩や上司に憧れて、いつかは自分もあぁなりたいと将来を見据えて、自身を切磋琢磨していく。

もし入社して配属されて早々に、疲弊して死んだような魚の目をしている先輩や、常に忙しくしていて遅くまで対応に追われている上司が、視界に映し出されたら、新入社員はどう思うだろうか。

想像してみてください。


恐らく失望すると同時に、

①職場移動か転職を考えるか、
②入社したばかりだからと、とりあえず頑張ってみて体調を崩して休みがちになるか、

の2択になってしまうのではないでしょうか。

これ以外の例外があるとすれば、よっぽど強いメンタルと体力を持っているか、仕事への強い「割り切り」や「野心」を持っている者かだと思いますが、その割合はかなり低いのが現実です。


新人の育成カリキュラムや研修に力を入れているという話をよく見聞きしますが、個人的にはいくらそこに力を入れても、先輩や上司が楽しそうに、誇りを胸に仕事をして、健やかに過ごしていないと、人は育たないし、いずれその会社から離れていくでしょう。
そして会社に残るのは、勤続が長い年輩者か、できない若手から中堅社員になっていく。
これは以前書いた会社の悪循環や老化現象の類だったりします。


人を育てようとしても、育つ土壌でないと人は育ちません。
そこは農作物と同じ。

未来に希望を持てない職場環境で、なんとか時間をかけて育てたとしても、その新人はどこかへ旅立ってしまいます。


だからまず大事なのは、土壌。
人が育つ環境を作ること。

昇格したい、リーダーになりたい、課長になりたい、そういう組織にすること。

先輩や、リーダー、上司がそれを体現すること。

先輩や、リーダー、上司がオンとオフを使い分けて、生き生きと生きていること。


人は人の影響を受けるし、環境の影響も受けます。


人が成長するには、尊敬し憧れる人の存在が必要だし、
困難にも前向きに立ち向かっていく仲間、そしてみんなを引っ張っていくリーダーの姿が心に刻まれて、将来を進んでいく原動力になったりします。

特に、高校・大学を卒業し入社してまだ自分というものが確固たるものになっていない入社1~3年目くらいの間の職場環境や、人間関係はとても大事です。
明るく、プラス思考の人たち、そして尊敬できる人たちと一緒にいることが大事で、とにかく未来に希望が持てる人たちの中に身を置くようにしていく。

そうすることで、前向きに物事を捉えたり、自分の意識を高めたり、将来を切り開いていくための地盤が形成されていきます。
常に、自分より仕事ができるひと、頭のいい人、遊びを知っている人、なんでもいいので自分より上の人と一緒にいるということは、自分を高めるのに非常にいいです。


なので、会社が人を育てたいと思うなら、人が育つ環境を作ることに力を入れること。
それは育てたい人ではなく、その周りの環境を変えていくので、小手先だけの施策では変わりません。
けれどもそこの大切さに気付いて、本気で変えていこうとする会社には、近い将来への希望の道が開けてきます。

環境が変われば、仕事の効率も上がります。
メンタル疾患者の割合も改善されます。
そして、新人が入ってきた時にがっかりせず、希望が持てます。
人が育ちやすくなって、プラスのスパイラルを生み出します。


私自身も人を育てることができるような働き方や、生き方を見せれたらいいなと思って、ずっと会社で試行錯誤しながら働き続けています。
今までのあまりお勧めできない会社環境に慣れてしまっている人たちからは、少し異端児のように見えてるかもしれませんね。

けれども 働き方改革が浸透しだして、少しずつ私が体現する働き方に世の中が近づいてきて、少しずつ理解が示されるようになってきていることには、嬉しさを感じています。

仕事はメリハリをつけて、前向きに、効率的に、人が育つ上司や先輩の見本となること。
楽しいことばかりでなく、辛いこともあるけれど、上司や部下、仲間と共にそれを乗り越えていく団結力を育てること。
OFFには、思いっきり遊ぶこと、寛ぐこと。

これからもそれを続けて、自分の姿を見て人が育つひとでありたいですね。




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