だから私は声と滑舌の講師をしている
ある日の夜。
家ではどうしてもはかどらないため外に繰り出し、お店で頭を抱えながらパソコンと向き合い苦手な書類づくり。
食べ放題のソフトクリームの甘さに助けられながら、苦手作業にも
なんとか私の脳はキリキリギュルギュルがんばっていた。
そこに年配の女性の店員さんが
「ソフトクリームの機械メンテナンスに入るので、その前にいかがですか?」
と声をかけてくださった。
ちょっと低めで太さのある声だけど明るさとまるみがあって温かく感じる声。そして滑舌のやわらかさと発音のお上品さと口調