見出し画像

待望のiPad Proがやってきた!アルルが今後やりたいこと

 こんにちは。バーテンダーのアルルです。
昨日、ずっとずっと欲しかった念願の「iPad Pro 12.9インチ」が届きました!iPad環境で作業できるなんて夢見たいと、その感動であふれているアルルです。

画像1

 私は、教育学部で教育を学んだあと、教員試験を受けながらプログラマ・システムエンジニアに。そして20代で脱サラし、物販(ネットショップ)の会社を立ち上げて今年で18年。3年前くらいから、イラストやHP制作などデジタルのお仕事も多くなり、直感的に操作ができるタッチパネルに憧れるようになりました。

 普段の私は、10年前から使っているデスクトップPCで作業をしています。使用ソフトはAdobe illustratorやPhotoshop、Premiere Proをメインに使っています。20年前からAdobeソフトを使っているので、ベクトルデータのマウスでの操作に疑問を抱いたことはありませんでした。Adobeを動かすにはある程度メモリが必要なので、デザインは、PCで、そしてマウスで操作するものだという概念が強かったと思います。

↓LINEスタンプ 最新作 2021年1月販売開始 (Adobe illustratorで制作)

▼このLINEスタンプを詳しく見たい方はこちら https://line.me/S/sticker/14132962

画像2

 ただ、LINEスタンプを描きはじめた昨年、マウスでの操作が多くなり右腕の腱損傷を負うことに。ペインクリニックで麻酔を打ちながらの制作作業。PC机を変えたこともあり、無理な体勢が続いた結果です。その頃、初めてiPadで絵が描けるということを知りました。イラスト作業がマウスではなく、ペンで描けるなんて!という夢のような事実は、ものすごく時代遅れながら自分にとって大きな発見でした。それが、iPadというものであることを知ったのもつい最近です。

 しかし、その夢のような「iPadが欲しい!」と漠然と思い始めてから、実際の購入まで悩んだ期間が長かった...、ほんど長かったです。期間的には5ヶ月でしたが、自分の中では何年も悩んだような長さでした。
 「iPadを買ったとして、それだけの成果を仕事で出せるか」という自分へのプレッシャーが大きすぎました。いつも「欲しいけど、やっぱり利益を出せる自信がないからやめておく」という結論に至りました。iPad Proは自分にとって安いものではありませんので、当然かもしれません。悩みに悩んだ末、家族の一押しで購入したあとも、本当に自分で使いこなせるか心配で、購入を後悔してばかりでした。しかし、届いて1日使ってみると、「とにかくいい!iPadはすごい!」と、感動しっぱなしです。

 今回、iPad Pro購入にあたり、必要スペック等を悩んだ経緯や、iPad Proのレビュー、iPadにインストールしたソフトなどをご紹介したいと思います。

1. iPadが欲しくなったきっかけ

 昨年(2020年)8月にツイッターを始めて、2020年1月で5ヶ月が経ちました。
ツイッターをはじめる前月の2020年7月から描きはじめたLINEスタンプも売上も好調で、そのLINEスタンプ宣伝用にとツイッターアカウントを取得。もちろん、LINEスタンプもTwitterの記事制作もPCでの作業でした。
 Adobe illustratorは、主に「点」「線」「多角形」をXとY座標値と属性情報で保存するソフト。もちろん、ブラシツールなどもありますが、後々修正しやすいようにベクトルデータで制作したい私は、マウスで無数に点を打っていく作業が続きます。

 昨年夏にツイッターを始め、LINEスタンプや絵文字をiPadで描いている方が多いことを知りました。また、LINEスタンプ以外にも、HPデザインやイラスト制作など、iPadを使って幅広い仕事ができることも知りました。
 今後は、物販に加え、もっともっとデジタルのお仕事をしていきたいと思い、iPadが欲しい!と家族におねだりしてみました。

2. iPadを買うのを迷った5ヶ月

 「iPadが欲しい」と家族に宣言してみたものの、やっぱり、iPadは安いものではないし、iPadを買っただけの成果を出せるかどうかというのがプレッシャーになっていました。
「欲しい!」と言ってみたものの、やはり自分自身へのプレッシャーのほうが大きく、いつも「すっごく欲しいけど、やっぱり買うのはやめとく...」という結論に。

 でも普段、あまり「これが欲しい!」とおねだりしない堅実派の私が、今回「iPadが欲しい」数ヶ月に渡り言ったので、家族も何とか夢をかなえてあげたいと、「やっぱり買おうか?」と何度も言ってくれました。でも、それでも自分へのプレッシャーに勝てず..。

 LINEスタンプの販売開始から5ヶ月の間、iPadを購入するべきか、まだまだ我慢するべきか、悩みに悩んだ末、家族から「趣味として使ってもいいから」という最後の一押しもあり、今年(2021年)の1月に購入を決めました!

3. iPadのスペックにまた悩む

 iPadを買うといってもまだまだ、悩まなければいけないことが。iPad AirかiPad Proか、容量は256GBか512GBか、サイズは11インチか12.9インチか、最新型の第4世代か前の世代か...。
 私は電気屋の娘でありながら、機械音痴、アナログ派。日頃、10年前から使っているデスクトップPCとAndroidスマホを四苦八苦しながら使って仕事している私にとっては、機種や容量など何がどうなのか、全く分からない世界。iPadの容量やスペック等の検討は、デジタル製品大好きな家族におまかせ。

 実は、我が家では、昨年2 月にiPad Airを1台購入しています。ちょうど、新型コロナの緊急事態宣言が出た時期。娘もデジタルで絵を描きはじめたので、家族で1台購入してみんなで使おう!ということになりました。私も「これで、デジタルのお仕事ができる!」とウキウキしておりましたが、緊急事態宣言が出たことで学校も休校になり、娘がiPad Airを占領してひと時も手放さない事態に。しかし、驚くほどのスピードで、めきめき絵の技術が進化していく様子をみて、娘以外の家族がそのiPad Airを共同で使うのを諦めました。ということで、iPad Airは娘専用機となりました。

 その経緯もあり、今回購入するiPadは、同じスペック以外の選択をすることに。そうなると、多少高くても、やはり世代が新しいものがよいのではということになりました。私には世代の違いは全く分かりませんが、新しい世代のものはApple Pencilの反応がいいらしいと娘が言うので、とりあえず最新モデルにすることに。この時点で、さらに私に「そのお値段分、使いこなせるかしら...」というさらなるプレッシャーがのしかかります。

 さぁ、次はサイズ。Amazonの新春セールの期間中で、11インチのものだとだいぶ割引になっている!ということを知りました。しかし、いつも大きなPCの画面で作業をしている私にとっては昨年買ったiPad Airの10.9インチのサイズがちょっと小さいなぁといういつもイメージがありました。せめて、大学ノートやスケッチブックくらいのサイズだったらなぁと思っていたら、iPad Proに12.9インチがあるとのこと。

画像3


 でも、そうなるとAmazonの新春セールの対象外。正規の値段での購入になってしまいます。しかし、やっぱり「画面サイズだけは大きいほうで!」と家族にリクエスト。ということで、必然的にiPad Airではなく、iPad Proを買うことになりました。私も家族も「仕事で使えるようになって欲しい」という願いもあり、「Pro」という製品の響きに惹かれたことも実は大きいです。

画像4


 しかし、スペック・容量ともにちょうどいいかなと思っていた12.9インチの512GBの容量のモデルがAmazonで売り切れに...。でも、256GBは少なすぎるということで、多少割引になっていた1TBという最大容量のモデルにすることに。iPad AirでもProでも、一番安いものでもいいから~とおねだりを始めたものの、結局は一番いい機種を購入することになりました。

画像5

 しかも、Apple Pencilも前回のiPad Air用とは別に、第2世代のものを買わねばならず、ペンだけでも1万5千円。かなりの出費になりますが、今後の仕事形態を変えていくためにも、この投資を自分の力と技術に変えていくぞ!という気合を入れて購入ボタンを押してもらいました。

 昨年のiPad Air購入時は、iPad用のキーボードも買ったのですが、娘のお絵かき専用機となったためほぼ使わず。しかも、iPadにキーボードをセットしておくと全体的にも厚みも増し、重量も重くなるとのことで、今回はキーボードは購入しませんでした。

 色は迷わず、スペースグレーに。キラッと光るシルバーよりも落ち着いたスペースグレーのほうが私の好みです。でも欲を言えば、パステルとか色を選べるとうれしいですけどね。カバーはかわいい色味のものを、別途購入しました。

画像6

4. iPad Proが手元に届く

 さぁ、そんなこんなで、1月5日の23時ごろAmazonで購入して、届いたのが1月8日の朝9時。こういう機器が郵送で送られてくるのはすごく待たされるイメージもあり、また悩んだ期間も長かったので、購入手続きをして最新機種が手元に届くのがこんなに早いのかと驚きました。

 子どもたちはこの日学校。夕方には帰ってくる予定だったので、iPadの開封は子どもたちが帰ってからしようと朝から届いたダンボールを見つめながら、ずっとワクワク。やはり、家族でいろいろ検討したので、届いた感動を分かち合いたいと思ったので、箱を横目にドキドキしながら7時間ほど開封を待ちました。

 さて、いよいよ夕方になり家族の前で開封。安定のApple製品のスペシャル感のあるパッケージ。「手に入れた感」を高めてくれるしっかりした箱ですね。

画像7

画像8


 いよいよiPad Proとご対面!「画面がすごく大きくていい!」それが第一声。そのあと「軽い~」「薄い~」という好感触の感想が続きます。

 このiPad Proのキャッチフレーズ、「ノートパソコンが嫉妬するほどポータブル」、手にした瞬間、それに家族みんなが納得。近年、2台ほどノートパソコンを家族が購入しましたが、「これ、ノートパソコンよりいいじゃん~」と家族がうらやむ姿に、使う前から期待大の私。

 いまだにLINEやメールもあまり使えず、連絡は70字までのショートメールか電話が主な連絡手段という「生きた化石」と呼ばれている私にとって、実物を手に取ったときのこのiPadの薄さ・軽さ・画面の大きさは、信じられないほど素晴らしいものでした。そして同時に、「豚に真珠」という言葉が頭をよぎった瞬間でもありました。


5. iPad Proの初期設定

 スマホでもパソコンでも、やはり購入した後に初期設定をして使えるようにするのは面倒な作業でもあり、どれも同じiPadがどんどん自分仕様になっていくので、どこかワクワクする作業ですよね。

 起動した時点で、バッテリーが32%充電されていたので、すぐ使えて助かりました。

 iPadの設定は、Googleのアカウントを持っていれば、サクサク設定が進みます。途中、wifiのパスワードを忘れてしまっていたり、この設定どうしようかなぁと戸惑った部分もあるので、思いのほか時間がかかりまして、1時間ほどでようやく「ようこそ」画面が出てきました。この画面が出てくると「いよいよ使える!」という感動に包まれ、最高の瞬間ですね。

画像9

 少し設定を進めた後、100%までバッテリーを充電し、その後4時間ほど使いましたが、40%くらいバッテリーが残っていました。1回の充電でだいぶ持ってくれるのも魅力の1つですね。

6.  Apple Pencil 第2世代

 今回、このiPadでは主にイラストや図解を描きたかったので、Apple Pencilも購入しました。昨年買ったiPad Air用のApple Pencilはこの第4世代のiPadには対応していなかったので、第2世代のApple Pencilを同時に購入しました。
 普段、iPad Air+Apple Pencilでイラストを描いている娘に早速新しいiPad Pro+Apple Pencilを使ってもらいましたが、かなり滑らかに描けて、ペンの反応がよいとのこと。ibis Paintの筆圧も思い通りにでるそうです。
 しかも、今回、私的に一番嬉しかったのは、以前のiPad Air+Apple PencilはPencilの先についた端子をiPad Airに差し込むので、ペンの充電中はペンが突き刺さっている感じで多少場所を取りました。しかし、今回のiPad Proは、Apple Pencilの側面がペタッとひっつくのでコンパクトに充電できます。見た目にも今回のほうがかっこいいです。

画像10


7. iPad Proでやりたいこと

 デザイナーとして独り立ち、そして会社設立して18年。主にウェディンググッズの手作りキットの商品開発をしながら、ブライダルグッズの販売、舞台・映画の美術協力や衣装協力、HP制作やパンフレット等の制作を行ってきました。
 しかし、これからの時代、スマホやタブレット等も普及し、"もの"よりも知識やデジタルコンテンツがより必要となる時代になるかもしれません。そのためには、まずデジタルコンテンツを生み出す技術が必要になります。イラスト力、リサーチ力、企画力、拡散力。それらをこの待望のiPad Proを使って、楽しみながら習得していけたらいいなと思っています。

 教育学部卒ということで、自分が習得したことやひらめいたことを人に教えることが大好き。まずは、自分のひらめきをiPadで視覚化し、多くの方に自分が持っているものを伝えていきたいなと思います。

▼Procreateのアプリ(有料)を購入して、試しに1枚描いてみました

iPadでやりたいこと

 【iPad Proでやりたいこと】
 ・LINEスタンプ・絵文字の制作、販売
 ・ウェディンググッズの作り方レシピ公開
 ・ミニチュアの作り方レシピ公開
 ・動画撮影、制作(作品紹介、作り方紹介など)
 ・インフォグラフィックス
 ・音楽制作
 ・仕事のプロジェクト、スケジュール管理
 ・オンラインレッスン、インスタライブ
 ・グラフィックレコーディング

 ちなみに、iPadが届いた翌日は、iPad愛用者の娘に1日横にいてもらい、イラストソフト(ibis Paint X)の使い方をレクチャーしてもらいました。LINE絵文字用のイラストだと、まずは1イラスト5分程度の制作時間が目安とのこと。参考として、娘が今はまっているタピオカドリンクを描いてくれました。ものすごいスピードでイラストが仕上がっていきます。

画像11


8. まとめ

 念願のiPad Proを手に入れましたので、これからそれを使いこなせるよう日々頑張っていかないといけないですね。使いこなせるかしらという自分への大きいプレッシャーもありますが、まずは楽しんでいくことが大事ですね。そして、このiPadを使って、一人でも多くの方に素敵な作品やアイデアを届けることができるようがんばっていきたいと思います。

バーテンダーのアルルTwitterのご紹介

 バーテンダーのアルルは、TwitterでBarをオープンしています。ミニチュア作品やイラストを公開していますので、是非、アルルのBarへお越しくださいね。

▼バーテンダーのアルルTwitter 

https://twitter.com/7ironote

画像12


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?