約束の地で日向坂46に夢を見せてもらった話
3/30(水)と3/31(木)の2日間にわたって開催された「3周年記念MEMORIAL LIVE 〜3回目のひな誕祭～ in 東京ドーム」。
僕が応援している日向坂46にとって、ファンであるおひさまとの約束の地であり、一つのゴールだった東京ドームで初めて行われた記念すべきライブ。
幸運なことにも両日参戦することが出来ました。
記憶が新鮮なうちに感じたことをここに書き残しておきたいと思います。
東京ドームに着くとまずは巨大なポカがお出迎えしてくれました。笑
そこかしこにグループのロゴ、メンバーの名前や写真が載ったフラッグがはためき、周りを見渡せばこの日を待ち望んでいたおひさま達。
自分と同じように、仕事を終えて来たんだろうなというスーツ姿の方もいらっしゃいました。
そもそもアーティストやアイドルのライブを東京ドームに見に行くのは初めて。
小学校から野球を続けていた僕にとって、東京ドームは野球を見に行く場所でしかありませんでした。
そんな場所で自分が好きなグループのライブが行われるという特別感や会場の雰囲気で、既に「あぁ、来てよかったなぁ」と思えました。
Twitterを通じて知り合った沢山の方にお会いできたのもとても嬉しかったです！これからも仲良くしてください。
さて、本編のライブについてです。
2日間を通してまず映し出されたのはこれまでの彼女達の歩みがまとめられたVTR。
しかもBGMは東京ドームへの想いが歌われた「約束の卵」。彼女たちの活躍だけでなく苦難も全て凝縮されたものでした。
そして約束の卵の最後の歌詞、「一緒に歩いて 一緒に辿り着こう」を歌いながらメンバーが登場。
この時点でもう涙は止まらなかったです。笑
Overture後のライブの開幕を告げる1曲目、初日は正真正銘始まりの曲である「ひらがなけやき」。2日目は日向坂46に改名してのデビュー曲である「キュン」でした。
彼女たちにとって、いずれも東京ドームを目指す上でのスタートとなった曲で開幕するというのは、考えうる限り一番美しい形だったのではないかと思います。
セットリストについては周知の事実だと思うので詳細は省きますが、ひらがな時代の曲と日向坂に改名してからの曲が交互に繰り出されるような構成でした。
僕は2年前の2月、丁度コロナ禍になり始めたくらいからやっとひなあいを見始めた新参者です。
そんな僕でも、まるでひらがな時代からのグループの歩み全てをライブを通して体感出来ているような、そんな心地がしました。
僕のような新規のおひさまが経験出来なかったひらがな時代にタイムリープして、全員を当時の世界観に連れて行ってくれたような感覚でした。
特に全楽曲の中で一番好きな「ハッピーオーラ」を見られたのはとても嬉しかったし、「それでも歩いてる」のイス12個演出はひらがな時代を知らなくてもグッときた。
なにより、最強のライブナンバーである「誰よりも高く跳べ！」で、キャプテンの佐々木久美さんが煽りで「東京ドームーー跳べーー！！」と叫んだ瞬間は魂が震えました。かっこよすぎました。笑
そして日向坂46のライブを語る上で欠かせない「JOYFUL LOVE」の虹です。
ドームに詰めかけた5万人が作る虹は圧巻でした。誇張なくこれまで自分が見てきた景色の中で一番美しかった。
それに加えて、落ちサビ前に「これからも皆さんの虹と共に歩いて行きたい」と久美さんが語ると、会場の照明が消えると同時に、メンバーの衣装が白く輝きました。
一筋の光となってバックステージからメインステージに向かって虹の上を歩くメンバー。その時、自然発生的に起こった拍手が会場に鳴り響きました。
辛いこと、苦しいことを乗り越えてここまで辿り着いたメンバーを讃えると同時に、感謝を伝える拍手だったでしょう。
君がしあわせならば そう僕もしあわせな気がする
風が木々を揺らすように 笑顔は連鎖して行く
この歌詞を地で行くような情景に思わず涙がこぼれ、言いようのない幸福感が会場を包んでいたことを今でもハッキリと覚えています。
アンコールの曲は「約束の卵」と「日向坂」。グループカラーである空色のペンライト一色で染まる中、最高の笑顔で歌い上げた彼女たち。まさに大団円と呼ぶに相応しいフィナーレでした。
このライブを通して一番感じたこと。それは、とあるレポートから言葉を拝借しますが、「共にひとつの目標に向かって歩んできた日向坂とおひさまの健全な共依存関係」です。
「JOYFUL LOVE」の虹に代表されるように、メンバーのために何かしようという想いが、自然とおひさまの中に共有されていると感じました。
だからこそ「ひらがなけやき」では客席一面がピンク色になったし、ひらがな時代の曲も誰に言われることもなく緑色に染まったんだと思います。
一方で、「JOYFUL LOVE」で久美さんが語った「皆さんの虹とともに歩いて行きたい」という言葉のように、メンバーからも「私たちにはおひさまが必要」ということをどんどん発信してくれる。
こういう雰囲気が自然と作り出されるのは、間違いなく日向坂46がここまでおひさまと共に歩んできたことによって生まれた、唯一無二の特性なんだと思います。
そういった雰囲気での「ひらがなけやき」や、「おいで夏の境界線」で1期生が楽しそうにウェーブを煽っている姿などを見て、「この子たちはこの景色が見たくて、辛いことがあってもめげずに立ち上がって頑張ってきたんだなぁ。努力が報われて本当に良かった。」と感情移入してしまい、泣きっぱなしでした。
年を重ねたせいなのか… もはや親の目線に近いかもしれないですね…笑
一方で、メンバーの夢が叶う瞬間に立ち会えた充足感で、頻繁に涙を流しつつも終始楽しくライブを見ることが出来ました。
僕はこのライブが終わってしまうのが少し怖かったです。
なぜなら、メンバー全員のゴールが〝ここ〟だったから。燃え尽き症候群になり、今のグループが崩れていってしまうかもしれないという怖さがありました。
でもメンバー、特に1期生が「またドームに戻ってきたい」「まだまだ大きな夢がたくさんある」と発信するのを見て、そんな心配は杞憂だと分かりました。自分が思っている以上に、メンバーのみんなは強いです。
少し休んでまた前に進んで、次こそは、残念ながら今回出られなかったひよたんも必ず参加して、本当の意味での「全員で東京ドーム」を達成して欲しいです。
この2日間は、メンバーみんなの夢が叶った2日間だと思いますが、それは同時にみんながおひさまに夢を見せてくれた2日間でもあるんです。
日向坂を知れて、好きになって、本当によかった。
まさか26歳にもなって、こんなに青春を感じられるなんて思ってもいませんでした。こんな感情にさせてくれるメンバーに、この場を借りて心からの感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。
もちろん今の22人の日向坂46が大好きです。ただ、これが永遠ではないことも分かっています。新しい仲間が入る一方、いずれみんな卒業していくこと。
でも今はとにかく、もっともっとグループが成長していくのが楽しみで仕方ありません。
これからもみんなが夢を追いかけて走り続ける姿を全力で応援していきます！
最後に2人の推しについて少しだけ。
小坂菜緒ちゃん、まずは復帰してくれてありがとう！7thのセンターは菜緒ちゃんしかいないとずっと思っていました。
どうか無理のないペースで、ゆっくりで構いません。少しずつ前に進んでくれたら嬉しいです！
髙橋未来虹ちゃん、日に日に成長しどんどん活躍の場を広げていて、応援していて本当に楽しいです。
3期生4人で5万人を盛り上げた姿は頼もしかったです。これからもどんどん輝いてください！
以上、寝られない勢いで駄文をつらつら書き並べました。読んでくださった方、ありがとうございました。
（画像は一部、ライブレポートで公開された32枚、日向坂46公式Twitterに掲載された写真、メンバーのブログから拝借しています。）
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