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関西弁の純度が気になる

 「大学まで大阪にいて、社会人から東京」に来た同期がいる。昨日は会社から離れた新宿で、同期飲みをしたわけだが、一人暮らしの具合とか、こっちに友達がいなくて…という話題は必然的に訪れる。

 私は親戚も関東に住んでいるし、方言とも言い難い神奈川の微妙な語尾がたまに出る、純度100%のしがない関東人だ。自分の大学にいた地方出身者の訛りを満遍なく吸収したような没個性で、最初に関西弁を教えてくれたのは服部平次だった。関西弁ってだけでかっこ良く見えたりする。いいなぁ。

東「東京に染まったとか言われちゃうんじゃない?笑」
西「関西弁は忘れたくないわ笑」
みたいな会話をしていると、「親の故郷は関西」の人たちが反応してくる。
「私も親戚で集まるときは関西弁話すよ」
ちゃうねん、今はそーゆーことやないねん。

 チーム東が関西弁に憧れていると、西度40%の彼女はチーム西についた。
(いやいや、あんたこっちでしょ、私と話すとき出たことないじゃん、え、男の前で出すタイプ?)
なんて、最近友達に追加したからには言える訳もなく、エセ関西弁を注意されることとなった。女ってめんどいね。

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