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ひとり旅日記フランスとドイツへ6日目:パリを発つ前に日帰り世界遺産。

2014年12/29パリ最終日。

ブラジル母娘の、母親のイビキで一瞬目覚めたが、耳を塞いだら朝まで寝られた(笑)。今日はゆっくり目に始めようっと。まずは朝食。みかん5コ食べて、バナナはヨーグルトに投入。ってか、今日はもうハム+チーズをバゲットに挟んで食べるのは受け付けなかった。見渡すと、昼食に回す用なのか、サンドイッチをせっせと作って紙袋に入れてる欧米人男性がいた。自分も小麦が無理でなかったらそれやりたいよ!みそ汁3日ぶり。ホッとした。粘っこいヨーグルトにバナナ+はちみつが本当においしかった。

昨日3つに絞り込んだ行き先候補地の中から選んだのは、日本出る前にテキトーに作った行程表に書き留めてた世界遺産フォンテーヌブロー。今日は休みじゃないらしい。荷物をホステルのロッカーに預けて出発。

今日からナヴィゴー使えず。券売機初利用。リヨン駅に到着。存在が無駄なほど不親切なインフォメーションの姉ちゃん。こういう公共の場所には、もっと親切なエーゴを話せる人を置いて欲しい。一応観光地なんだから、仏人誇りの仏語はひとまずよけとけ!
そう考えると、北駅も東駅も駅で仕事してる方々は親切だった。

親切と言えば、ホステルの美人なお姉さん。美人なだけでなく、本当に親切だった。ロッカーに預けるのに小銭がなかったから、10ユーロ札を崩してもらった時に2ユーロ×2枚、1ユーロ×4枚、50セント×2枚。ロッカー12時間4.5ユーロだったから、使いやすいように崩してくれたのには感謝だった。

リヨン駅の有人チケットオフィスの場所が分からず、結局出発は11:49amになったが、今日はここだけだから良いか。電車で40分位。降りたらバスでフォンテーヌブローへ。

途中のバス停から音楽を愛する青年(ヘッドホンつけてたから…)が、なんと!猫さんを肩に乗せて乗車してきた。猫さん、リードで繋がれてておとなしかった。猫さんが体勢を変えた。猫さんの胴体が彼の首に当たるようになってた。恐らく暖かい首巻きだろうな…なんてステキな関係なんだろう!

彼らが先に降りたのを目で追った。道を渡ってから猫さんは地上に下ろされてた。

13時前にお目当ての、フォンテーヌブロー着。世界遺産。ここも見る価値があった。一面ゴチャゴチャしてる天井と壁。あんな所で落ち着いて寝られるのかね…

天井の小さいますの中一つずつに描かれた絵…合計いくつくらいあるんだろう…

この宮殿で2ヶ所バスタブを見た。蛇口があったから、お湯が出たのだろうか…?

14:30に宮殿を出た。空港に早めに着きたいしね。15時前にリヨン駅に到着。空腹の限界で、小麦ダメでも唯一食べられるチョコクロワッサン一つ買った。バスと電車乗り継ぎ良かった。

電車乗る前に、仏式ゴミ回収車に釘付け。まるでロボット。アームでデッカイごみ収集用の箱を挟み込み、8mくらいの高さのゴミ投入口まで箱を上げたら、箱をひっくり返して中のゴミを回収。日本の回収車より容量大きいんだろうな。高さがあったから。1個道に落ちてしまったゴミ袋を、回収のお兄さんがバスケの如く、上の回収口に投げ入れてた。ナイシュー!

16:30にホステルがある駅に戻ってきた。初日の中華屋に駆け込んだ。おばさんが、何も言ってないのにどうしてエビを欲してたのがわかったのか、真っ先にエビを盛ってくれた。恐らく初日にエビがあったのを気付かず、食べ終わってお店出る時にエビに気付いた時の顔を覚えてたんだろうな…あとは初日と同じ野菜炒めと昆布の酢の物、ご飯は大盛で。

エビ。期待を裏切らず。視界は狭まり、うんめェ~の世界へ。シェフに昆布の作り方を中国語で書いてもらって、口頭でも説明してもらった。ホントに、昆布気に入ってしまった。フランスに来てまで昆布…シェフ、謝謝!再見!!

17:30にホステルのロッカーから荷物を取り出し、空港へ。早めに出発。北駅で空港行きの乗り換えに迷ったね…セキュリティのおじさんに聞いてやっとわかった。Bライン。ホームへの階段を降りた所にいたナッツ売りのアジア系のおじさんが「あと8分で電車来るよ!中国人?」と話かけてきた。「さっきまで中華食べてたけど、一応日本人」と言ったら、握手を求められた。何の親しみだろう…でもcool!って言ってくれてた。ありがとう。

やっと空港到着。フライトスケジュールの電光掲示板チェック。ミュンヘンはキャンセルなんだ…フランクフルトは大丈夫。ロンドン同様、ここでも出国審査なし。だから、スタンプも押してもらえない。

今度こそ、エールフランスで1時間のフライト。この飛行時間ならやっぱ飲み物だけの支給だった。

フランクフルト着。インフォメーションのおばさんに、中心部まで行きたいと伝えると、「1タミに行って、ビルの中に入って地下から電車に乗れるわ。まずは1タミ行きのシャトルバスがもう少しで来るから、早く外に行きなさい」と言われた。

シャトルバスはすぐに来なかったが、10分くらい待ってやっと来たのに乗って、1タミで降りて電車乗り場へ。ここでも電車来ず。20分待ち。アホクサ。そう考えると、成田空港は1タミからでも2タミからでも電車乗れるんだから、余程観光客に親切ではないかと思った。

やっとフランクフルト駅に着いたが、広い…地上にはどうやって出るのか?ホステルに1番近い出口はどこなのか??サッパ分からず。近くのカフェのお兄さんに尋ねてたら、お客さんのおじさんが「途中まで一緒に行こう」と言ってくれた。カフェのお兄さんも、「常連さんだから大丈夫」と言ってくれた。

地上に出て、ホステルの位置を教えてくれた。夜遅い到着にもかかわらず、早速親切なドイツ人に出会えて良かった。ホステルは駅から10分弱。

そして、ホステルチェックイン。ここで、今の所今回の旅最大のイラつき。フロントのチェックインさばき、遅ェんだよ💢こっちはバックパック重ェんだよ💢💢パリの2件のホステルはチェックインさばくの早かったし、何よりフレンドリーだったぞ?

やっと部屋。ってか、暗い…とにかくもう寝たいから顔だけ洗った。バスタオルないんだ。あと朝食も無し。棚はロッカーだった。

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