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ひとり旅日記道後温泉:しょっぱなからミス!

2016年9/27~28道後温泉。

今年の行ってみたいリストに入ってた道後温泉。やっと番が回って来た。夜行バス片道5400円+相部屋の宿1泊2300円、9/26夜行バス出発。

9/27朝8時に松山着。バックパック置きに行きたい。と、ここで自分が予約した宿が高松と気付く。ここは松山、松しか合ってなくね?マジか!朝から苦笑してよじれたね…。よじれてる場合じゃない!高松の宿キャンセルしろ!当日キャンセル20%…。昨日気づいてりゃ80%戻ってきたのに…。奈良に引き続き、自分、相変わらずダっセぇのォ~。

wifi繋げて、松山格安ホテルで検索。1番始めに出て来た所2800円の所に即決め。予約完了して速攻で宿に連絡。荷物置くのOKとの事。道後温泉の近くの宿で良かった。で、どうやってそこまで行くの?JRのみどりの窓口のお兄さんに教えてもらって、大連以来のトラムに乗車。

30分くらい乗って、終点道後温泉駅。うわあ!レトロな駅舎。観光案内所のお姉さんに宿の行き方を教えてもらい、向かった。その前に、案内所の正面のみかんジュース飲み比べ3種を味わってから。みかんジュースってこんなに色々味が違うんだね…。酸っぱ目のより、甘みが強い方がもちろん美味しかった。

宿に着いて、フロントのお姉さんに荷物を預けた。周辺地図見せてくれながら、オススメを教えてくれた。肝心の温泉は、朝風呂の時間帯と夜の時間帯はかなり混むから、12ー15時の間が良いと教えてくれた。

まずは伊邪爾波神社。読めなくね?いさにわだなんて。階段が笑っちゃうほど急過ぎじゃね?ってか、今日真夏日?日傘ないとキツイ。ここを通り抜けて、曼荼羅の塔へ。ここは私的なモニュメント?趣味で作ったっぽい木彫りがたくさん置いてあったし、仏陀の彫刻もあった。暑いのに猫さんが仏塔?の前にいた。ここから少し進むと、宿のお姉さんが言ってた洞窟。あァ涼しい~。で、どうやってここ掘ったんだろう?前からも後ろからも誰も来ないから、絶対良く響くと思って天使と羊飼いの冒頭を歌ってみた(笑)。歌、上手くなった気分!

洞窟の行き着いた先は石手寺。生お遍路さん達を初めて見た。お坊さん達の団体も居た。石手寺にはビルマで戦没された方々の為のパゴダがあった。ここで平和の祈りを捧げた。

そろそろランチの時間が終わってしまう!と思って、宿のお姉さんオススメの和定食屋へ。漱石御膳。愛媛は鯛の産地なんだ~。魚の煮付けなんて、滅多に食べないけど、強く惹かれてしまった。あとは、鯛めしも食べたことないから、となると漱石御膳しかなかった。普通なら刺身付きを迷わず選ぶけどね。

食休みもそこそこに、今回の旅の目的を成し遂げなければ!15時半になってる。混むのはゴメン!ってことで、道後温泉本館へ。料金体系がイマイチ分からなかったが、窓口のおばさんに聞いて霊の湯2階席1250円にした。入浴時間1時間の縛りあり。おばさんは、「熱くてそんなに長く入ってられないわよ~」と言ってた。そうなの?

先に霊の湯へ。小さい湯船。ここには石鹸、シャンプー類があった。カラン数7つくらいだった。2階席で寛ぐ時間も含めての1時間。次はもう一つの温泉、神の湯へ。タイルが良いよね…湯船の真ん中にデカイ石で作られた温泉注ぎ口アリ。中国式な感じがする。で、主役の温泉。受付のおばさんの言う通り、熱い。44、5℃あるんじゃね?小学生の頃に行った銭湯のお湯並に熱い。数分で顔汗吹き出してきた。温度が異なる温泉をブレンドして源泉かけ流しにしてるとのこと。柔らかいお湯だった。長居できない様に熱めにしてるのかな…。

休憩の2階席でお茶とおせんべいの提供を受けた。入浴券に昭和天皇が天皇陛下になる前に入浴された湯船や特別な部屋を見せてもらった。この展示室は130年前に作られたままとのことで、「屏風の金箔剥がれてますね~」と案内してくれたおじさんに突っ込んでみると、「来年の愛媛国体が終わったら、この屏風を含めて、耐震も兼ねた結構な規模の工事をする」らしい。「良かった!今日来て」とおじさんに言ったら笑ってた。工事だと、幕に覆われたりして写真撮れないだろうしね。

夜は、笑ってしまうほどの酷い雷雨。雷でこんなに光るの?と思う位に激しい光り方だった。

翌日。相部屋に布団は8つ敷いてあったけど、実際の宿泊者は3名。1名は欧米人のおばさん。自分が身支度終えて、去る前に話しかけてみた。アメリカ出身で日本にはまだ来たことがなかったからと7週間かけて北海道から南下してるとのこと。今日宮島に向かうとのこと。来た!宮島。京都でも次は宮島行くと言ってた彼らに牡蠣を勧めた。この方にも、「是非牡蠣を食べてください。サイコーですから!」と伝えたら、「牡蠣は好きだからためしてみるわ!」とのこと。自分は今日の夜夜行バスで10時間くらいかけて東京へ戻ると言ったら、ビビってた…。安いが、シートは固いし道中揺れっぱなしと伝えた。

午前中は松山観光。萬翠荘。誰も見学者いないんですか…。ってか、あまりに古いニオイに閉口した。ここで働けるなんてゴイス…。広間のアールヌーボー的なシャンデリアが良かった。2階の3面窓の明るい部屋が良かった。ロイヤルブルーと白の調度品が印象的。入口のパンフラックに猫さんのイラスト発見。目を通してみると、愛媛県美術館で猫展が今日からやるって!本日午後ノープランだから行かなきゃ!

昼は萬翠荘に行くのにメトロ降りた近くのホテルのバイキングにした。25周年記念で、時間制限ないバイキングが1090円。開店前の行列が長過ぎてビビった。席がないかと思ったが、座れて良かった。野菜不足だから、野菜メインに。取り立てて美味しいものはなかったけど、量が欲しかった(苦笑)。

食いに食って、ロープウェイで松山城へ。雨降って来て、物凄い湿気。熱帯並。城は写真に収めるだけにして、美術館へ。城につきものの石段下るのに難儀した。滑りそうで危ない危ない。石段を下り切ったは良いが、美術館はどっちの方向?迷ってる所に、またまた映画みたいにタイミング良くおじさんが現れて、自分が道を聞くシーン。平日の雨の日に人が現れるってラッキー。おじさんが教えてくれた方向まで更に下った。メトロが見えて来た、で、次はどっち?次はガードマンのおじさんが立ってた。美術館を教えて下さった後、ご丁寧に「気を付けて行ってらっしゃい」の一言を添えてくれた。優しい。ありがとうございます。

猫展初日。空いてた。でも、展示数がかなりあったから全て見終えるのに1時間半かかった。思いっきり近づいて見られたのは良かった。国芳の作品が多かった。猫さんが好き…。この展示を偶然知れたことに感謝。

夜行バス乗る前に、もう一つの温泉椿の湯へ。道後温泉の別館。ここはローカル度高い。料金も400円。上の方の壁面に白鷺のデッカイのが3羽くらいいた。上がって身支度してると、脱衣所でイチジクの話で盛り上がってる地元のおばさん3人組が可愛かった。

顔・身体・歯の手入れを終えて、奈良の失敗は2度とするもんか!と早目の行動でバスミスはナシ(笑)。松山駅の観光案内所にあったパンフを見て、ここで初めて知った。夜行バス乗車時間10時間くらいじゃないじゃん!12時間、半日だよッッッ!





ここまで過去の旅日記にお付き合い頂きまして、どうもありがとうございます。書き連ねた物を読み返しては爆笑したり、考えさせられたりしました。頭ン中が旅でいっぱいの自分の日記を、貴重なお時間をお使い頂いてお読み頂いた皆様に感謝申し上げます。日毎寒くなってきました。お風邪など引かぬ様、どうぞご自愛下さいませ。それでは、また明日お会いしましょう!

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