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ひとり旅日記欧州へ4日目:ふかふかの泥温泉→ブタペストへ。

2015年12/24ピスタニー→ブタペスト。

目覚ましなる前に起床。今朝は便意で目覚めなかった(笑)。6:30amに起きて、7時に朝食。コーヒーが飲みたくて探してたら、エスプレッソしかなかった。お客のお姉さんがどうしたの?と聞かれ、コーヒーないんですかね…と尋ねたら、この方は昨日からの宿泊で、1回エスプレッソ押して、お湯で薄めたら薄めるまでもなくコーヒーだったから、エスプレッソボタン2回押すので大丈夫だと思うと教えてくれた。情報提供に感謝します。

ハムコーナーに珍しい煮こごり的なものを見つけた。初めて見た。チーズ数枚とミューズリーにトッピングはくるみとココナッツフレークでホットミルクかけた。さすがリゾートホテル。缶詰でなく、いろんな果物をカットして作ったフルーツサラダだった。これにお約束のヨーグルトぶっかけて最初に食べたら身体冷えたね…(苦笑)。スクランブルエッグイマイチ。煮こごりは色んなのが入ってない方がおいしかった。サラミも味が良かった。

朝食後にパッキングして、8:30amチェックアウト。フロントで周辺地図をもらって、まっさきにスパナポレオンへ。なのになのになのに!12/22~1/6まで休み…終わった。何しにここまでわざわざ来たのか…と思ったが、隣の立派な温泉療養施設は灯りが灯っていたから入ってみた。

窓口のお兄さんに聞いたところ、日帰り温泉楽しめるか聞いたら、泥と普通の温泉を勧めてくれた。先に街並みを見てから戻ってきますと伝えた。

12/24。店はほぼ休み。テキトーにぶらぶら歩いてたら、スーパーが!スロバキアは今日が最終日だから、この国はどんなスーパーなのか入ってみた。ザルツブルクでは見なかったお菓子を少し買って、お決まりのバナナとみかんを買った。このスーパーで印象に残ったのはイチゴの缶詰。シロップ漬けで甘いのかね…
中心部の古い建物が集まってる所を写真撮りまくって、ついに温泉療養施設テルマへ!ここは、旅行に絶対温泉不可欠!と思ってネットで調べたら春山ゆかりさんのブログにヒットし、このピスタニーを知った。春山さんオススメの泥温泉。45分15ユーロ。11時スタート。水着は要らないとの事。シーツを渡された。ほぼ貸し切り状態で、美しい天井ドームの円形温泉に一歩ずつ入ってみると、おぉ!なんだなんだ?この足の感触は!!というくらいの足首ら辺のまでくる厚みの泥。ふわっふわ。沈殿してるから濁り湯っぽい。お湯の温度40℃で壁には10分以上の入浴禁止の張り紙が。

泥を足ですくって、パラオのミルキーウェイで教わった泥を顔に塗る方法で、手に盛った泥を顔にエイッッ!と思い切り当てつける。こうすると目に泥が入らない。パラオは白、ピスタニーは黒。残念ながら写真は撮れなかったけど。後でもらったパンフによると、泥は近くの川からの堆積物との事。そりゃ、ミネラルあるだろうね。

確かに10分が限界だった。色んな所に塗りたくった泥をお湯の中で落とし、以上。残りの時間は身体を休めるとのこと。2回は入れないんだね…ベッドに寝かされ、新しいシーツに包まれて足枕入れてもらって横たわったら、不思議なくらい身体がポカポカだった。顔も赤いまんま。

12時に宿に戻り、タクシーを呼んでもらった。駅に向かうタクシーのおじさんは営業熱心だった。ブラチスラバまでは70ユーロ、ブタペストなら200ユーロ。ちなみに駅までは5.5ユーロ。6ユーロ渡して降りた。12:30着。13:07の電車が来るまで待合室にいた。ピスタニー。今日も朝から霧深いってことは、冬は毎日こんなんなんですか?でも、霧=ミストで湿度100%は喉に優しいと思った。テルマ行く途中で川沿いジョギングしてるお姉さんがいたけど、この湿度なら苦しくないかもと思った。

早めにピスタニーを出たから、その分ブタペストにも早く着くと思ってたら、14時台のブタペスト行きはキャンセルになってた。仕方なくブラチスラバの待合室で2時間待ち。待合室にwifiあって助かった。ここでブタペストで泊まる宿の候補のキャンセルし忘れ発覚。当日キャンセルは1泊分チャージ。仕方ない。他にこんなことないか確認したら、ブタペスト以外は泊まる宿悩んでなかったらしい。メールチェックして、最後にブタペストの両替所調べて、気が付くと15:30。7時の朝食からみかんとチョコしか食べてないから、辛うじて開いてた駅の売店で長さ30cmのバゲットサンドを2ユーロで買った。腹が減れば、朝無理だったパンも食べられるもんだね…。案外おいしかった。

電車乗り降りする時に手伝ってくれたインド系と欧米系のお兄さん、どうもありがとう。ブタペスト行きは特急。かなり揺れてこの日記書きにくいのなんのって(笑)。車内の様子。席の前の網ポッケ。伸びない素材で、薄い雑誌しか入らない感じ。ましてやペットボトルなんてとんでもない!テーブルは肘掛けから出てくるタイプ。車内は充分に暖かく、どんどん気温が下がって行ったブラチスラバの待合室で冷えた身体も、乗り込むや否やコートを直ぐに脱がなきゃならなかったほど。充分に明るい車内なのに、どうして荷物棚の下の蛍光灯が更に点灯していて無駄に明るいのか…

荷物を手伝ってくれた欧米系のお兄さんの彼女に、「ここ終点かしら?」と聞かれて、「19時前後に到着のハズだけど…」とやりとりしてる間に係のおじさんが来て、終点と教えてくれた。ブタペスト東駅着。地下鉄2号線に乗ろうと思いきや、地下鉄出入口シャッター下りてた。駅の案内板見てる独系っぽい親子に「2号線乗んですか?」聞いたら、Yes.と言いつつ、別の出入口も閉まってたと言う…19時。そりゃ、クリスマスだけどさぁ、公共の交通機関がホリデーモードじゃ困るんスけど(後で知ったが、16時には営業終了してたらしい)!

仕方なく地図と住所を頼りに駅から歩いた。通り名のプレートが分かりやすく建物に貼ってあったから、分かり易い道順で行けて良かった。歩きながら、19時で地下鉄動いてない国ってどーゆー…そんな事情知らない観光客に冷たいね…と思った。

宿に到着。1km歩いた。どこがフロント?と思いながら階段上がると、後から来たアジア系のカップルが2階がフロントと教えてくれて、彼が荷物運ぶのを手伝ってくれた。ありがとう!

チェックインして更に上の階へ。写真で見たカラフルな建物だった。屋外ステージは夏のみの解放らしく、いくらクリスマスだからって特にイベントなく。部屋は可愛らしかった。

共用スペースがネット繋がりやすいとのことで、みそ汁飲みに行きがてら行ってみた。向かいの席に座ってたトルコの彼と話してみた。ナポリで薬学を奨学金で勉強してるとのこと。1年いるってことで、伊語も話せるかきいたら、それはダメらしい…。

ブタペスト。26日まで祝日で街はほとんど閉まってるらしい。

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