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ひとり旅日記台湾へ:最終日そして帰国

2023年1/2&1/3

台湾最終日。そして長〜い1日。朝7時に起きて身支度して、パッションフルーツを食べまくった。12コは多すぎたか?またしばらくこの愛すべき果物が食べられないと思うと、残念な気持ちでいっぱいになる。今日は小雨。朝食は昨日のところをリピろうとしたけど、まだ開店してなかった。隣の店もバウチャー利用できるし、そこそこお客さん入ってたから入店した。この旅最後のネギ餅とミルクティーにした。まずはミルクティーから出てきた。きっとインスタントじゃね?甘すぎた。ネギ餅卵入り。おいしかったけど、この後バイキングで食いまくるから、半分持ち帰り用袋に入れてもらって宿に持ち帰った。

チェックアウト。荷物を置かせてもらって出発。当初の予定は野柳地質公園とそのエリアにある温泉だったけど、バイキングに行ってからのプランに変更。台北駅に向かいつつ、スーツケース屋をのぞいてみた。この旅の前半で、3月下旬にシンガポール行きの仕事の連絡が来た。今のスーツケースは2017年に中古で買って仕事で使いまくった挙句に角に酷いヒビと、下部に長〜いヒビが入ったのをガムテでカバーしている状況。充分元を取ったし、ウィズコロナ時代が始まって心機一転、新しいスーツケースもイイよなぁ〜と思いつつ、なんと言っても、昨日パッキングしたらレジャーシート生地のバック破れそうだったし。イイ感じのスーツケースを見つけてしまって、お店のおばさんに値段を聞いたら日本円で15,000円位。日本でこのお値段で買えるの?「また戻って来ます」と言って店を出た。

MRT台北駅に向かいつつ、空港行きシャトルバス乗り場を確認。そして知った事実。コロナの影響でまだまだ観光客が戻ってきていないからなのか、2016年ひとり旅のときには24時間運行していたシャトルバスは最終バス22:40となってた。窓口のおばさんにエーゴで「22:40発のバスが空港行き最終バスですか?」と尋ねると「イエス。それが最終バスだよ」と言われた。マジか!昨日ネットで調べた時も24時間運行とあったけど(2020年情報)、自分の古い情報もネット情報もアテにならないと思った。確実な情報はやはりその場に行かないとダメだ。危うく空港に行けなかったかもしれない。自分は深夜零時のバスに乗る気満々だったし。朝の始発のバスは5時だけど間に合わねーよ。バスチケも買っといた。

そしてMRTに乗ってたどり着いたバイキングレストラン開店5分前。店に入店したら、予約制とのことで(12月31日にこの店の前通った時に知ってたら予約しといたのに!)、一番早くて14時とのこと。それで予約した。まだ空腹MAXじゃないから、そこら辺ブラついてこよう。

地下街にスタバがあった。スタバの外にあるベンチに座ってスタバのwifiを使わせてもらって、楽天市場とアマゾンでXLサイズのスーツケースを検索。15,000円であんなにイケてるスーツケースは皆無だった。カバン屋のおばさんが「ファスナータイプは軽いけどファスナー部から雨が入っちゃうのよ」と今まで自分はファスナー部にナイフで切れ目を入れられたら開いちゃうじゃん?って観点で避けてきたから、雨による浸水の可能性は頭になかった。ネットで売ってるスーツケースはファスナータイプが大多数だったことが判明。値段とデザイン、色の観点からも今日スーツケースを買うことに決定。

14時までぶらぶらしつつ、三越を再訪して、デパ地下見学。刺身コーナーにビビッた。大好物アジ刺しのひと切れがデカイ!明日の朝ごはん用においしそうなパンも購入した。パン1つをご丁寧に三越の紙袋に入れてくれて、謝謝。

13:45にバイキングレストランに戻った。13:55に席を案内された。注文はスマホから。って、スマホは宿の荷物置き場に置いたバックパックの中だよ…案内してくれたお兄さんにiPad見せながら「wifiないと注文できないんッスけど」と言ったら、wifiもQRコードからつながると教えてくれた。wifiつながって自分の伝票のQRコードを読み取って注文。一度につき12品まで注文可能。自分と同じタイミングで入店したカップルにはオーダーしたものが届いてたけど、自分の卓には来そうにない。お店の姉さんに声をかけたら「ここで確定させます」と操作方法を教えてくれた。

注文の品が届くまでに調味料を調達。スゴッ!こんなにあるの?いくらバイキングだからって、アルコールも飲み放題ってなくね?飲めないけど、イチゴのスパークリングワインに惹かれてグラス1/3いただいた。肝心の火鍋の味は…辛くない!仕方ない。調味料コーナーから辛そうなものを持ってきて味変しよう。ラー油に浸かっている唐辛子を器に2杯と、バーベキューソースを1杯を火鍋に投入。これ以上入れると溢れそうだったから我慢したが、味は本場重慶には遠く及ばない。

具材を遠慮して1つずつ頼んだけど、全部ペロリの最初の12品。第二弾は気に入った牡蠣とハマグリを2皿ずつ頼んで、ヤケにおいしかった「バシャ魚」の切り身もリピった。NZとOZのトップラムってやつ、ほんとにラムなの?というナゾの肉だった。1時間経った頃に会計担当が来た。思ってた金額より高かったから聞いてみたら、今日は祝日とのことで祝日料金に1人分追加料金+サービス料10%が入って約1000元。ランチとディナーを兼ねたと思おう。現に最後の晩餐なんだし。

持ち時間あと1時間。牡蠣とハマグリを更に頼みまくって食いまくった。ラスト30分で食べ放題のデザートに移行。このお店にした1番の決め手は、ハーゲンダッツ16種が食べ放題!ってとこ。欧州で人気のアイスというショーケースから気になる味を盛った上にハーゲンダッツを盛りまくり。うんめェ〜!やっぱハーゲンダッツは間違いないよな。と、ハーゲンダッツエリアを完食してスイスアイスに到達。うわッ!激マズ。なんだこりゃ?自席のゴミ箱に捨てて、口直しの第二弾ハーゲンダッツを盛るために再度デザートコーナーへ。

ケーキはデカくて食べる自信なかったから、まあまあの見た目のチョコ大福っぽいのと小さいメロンパンぽいのと、「パンナコッタ」とラベルがあったものを別皿にもらった。チョコ大福っぽかったのはマシュマロにチョコがコーティングされたもの。マシュマロって苦手だからゴミ箱へ。メロンパンぽかったのはシュークリームでシュー生地キライだから、これもゴミ箱へ。ゴメン…。

おかわりハーゲンダッツ。抹茶は日本の方が濃い。定番のラムレーズン、マカデミアナッツは間違いない。日本にも上陸したことがあるかもしれないブルーベリーもおいしかった。日本で見たことなかったのがレッドベルベットチーズケーキ。これも普通においしい。名前忘れたけど他のもおいしかった。逆に何コレだったのが、メロン味のハーゲンダッツ。ショーケースの中で1番減ってたけど、メロン感ゼロ。味もメロンじゃなかった。それにしてもアイスをこんなに食べまくるってないよね…。

16時。今からバス片道1時間半で野柳地質公園行けない。でも温泉入りたい…そうだ!2016年以来で新北投温泉に行こう!MRTで30分強なら行ける。食いまくった腹も時間的に入浴OKだろう。MRTに乗り込んだ。新北投に着いたら、小雨で風もあった。目指すは前回確か改装工事で閉まってた歴史ある建物の瀧乃湯へ。しかし今日もリベンジならず。17時前に到着するも、次のオープン時間は18時からと、ちょうど清掃タイムだった。

あと1時間も待てない!空港行きバスもあるし、スーツケース買うし、足裏マッサージもしたいし‼︎そうだ。前回の記憶じゃ、ガッカリしながら歩いた先に個人入浴させてくれるところあったよな。そこに行ってみよう。

記憶通りの場所にあったけど、まさか!そこは閉店して移転したとの張り紙。どこだよ移転先?町中はwifiつながらない。〇〇温泉入口と書いてある看板を見つけるも、そこも閉まってた。クソッ!アイスで冷えた身体だし、もともと今日は温泉行くって行程にしてたのに、プラン変更して新北投に来たのに‼︎って視線を右に移すと、移転した温泉があるではないか‼︎!マジか‼︎‼︎今回も結局この温泉に助けられた。

お金を払って入浴。湯船に熱めにお湯を張った。で、汗だく。そして心拍数バクバク。やっぱこの温泉効くわ〜。心拍数が収まるまで、首肩周りをマッサージ。出たり入ったりを繰り返して最後、身体を洗い終わったところでドアをノックされた。「イエス!ハイハイ!」と答えるも、汗引かない…急いで着替えて受付へ。テーブルにあったティッシュをつかみ取って、柱に設置されてた鏡を見ると、スノーモンキーかの如く、真っ赤な顔に汗が吹き出し続けてる。ティッシュで汗を抑えてたら、この温泉の従業員なのか誰なのか、お兄さんに日本語で「カワイイね〜」と言われたが、いい加減カワイイという年齢ではないんで困った。「台湾は初めて?」「いや4回目でこの温泉は…」と言おうとしたら別のお客さん対応に行ってしまった。給水器を探すも見当たらず。駅にあるかも!で温泉を後にした。

疲れが取れたからか、視界がハッキリして呼吸もしやすくなってた。温泉ってやっぱ最高‼︎プラン変更でも温泉に入れてよかった。台北に戻ってきた19時前。スーツケース屋のおばさんのお店に戻った。おばさんは接客中だった。午前中に見たスーツケースをもう一度チェック。ロック部に不安が。やっぱ今使ってるタイプのがロック部に安心感がある。と探したら、奥の方に今自分が使っているのと同じタイプのスーツケースがあった。少し埃っぽくて汚れてるけど、大きさ的に目をつけていたものと遜色ない。手が空いたおばさんに「これにする」と言って「いくらですか?」と聞いたら、目をつけていたのと同じ金額だった。おばさんが180元にまけてくれたけど、汚れを指摘しつつ「朝カードで払うって言ったけど、現金払いにするからもう少しまけて」と言って値切った。

よしATMで現金ゲットせねば。しかし必要な時に限って、何故ないATM?使ったことないATMの操作はよくわからず。MRT台北駅に戻ると、この旅で毎度お金おろしている銀行のATMがあったけど、何回やっても「引き出し」の単語が表示されない。次、台鉄台北駅へ。飲み物屋のお姉さんにATMを尋ねると「まっすぐ行くと郵便局のATMがある」と教えてくれて、やってみるもNG。クソッ‼︎

外に出てコンビニを探す。あった!ファミマとセブン。大きい道路で横断歩道がない。地下道から行くしかない。何の移動ですか?せっかく温泉に浸かって疲れとれたのに‼︎セブンに行くとATMはない。最後の望みのファミマへ。あった!いつもお金を引き出してるATMが‼︎スーツケース代とマッサージ代を下ろした。

スーツケース屋に戻ると20時過ぎてた。おばさんに「ずいぶん遅かったねぇ」と言われた。おばさんは店じまいの支度を始めてた。お金を払ってスーツケースを転がしながら、この地下街にある目の不自由な人たちがやっているマッサージ屋へ。丁寧にマッサージしてもらったけど、あまり効果を実感できず。

スーツケースと一緒に宿に戻った21時半。日本語を話せる男性が「上の階で荷物整理してください」と重い荷物を運ぶのを手伝ってくれた。レジャーシート生地のカバンを入れたら、スーツケースはほぼいっぱいになった(苦笑)。隙間に入れられそうなものを入れてOK!フロントに戻ってあの日本語話せる男性がまだいるかどうかを尋ねたら、もう帰ったとのこと。だったら荷物運んでもらった時にサンキュースイーツあげればよかった。受付の彼に「私今から帰ります。これを皆さんでシェアしてください」とサンキュースイーツを渡した。

再び地下街を通ってバス乗り場へ。22:40のバスに乗ろうと思ってたけど、22時のに乗れてしまった。23時前に1タミ到着。バスからスーツケースを下ろそうとしたときにイヤな音が…確認したら、スーツケースに剥がれが生じている!マジか‼︎そんなにすぐに傷むとは‼︎‼︎

空港に入ってすぐのトイレで歯磨きをして、トイレにこもってマユバサと養生テープ、持ってるだけのスーパーの袋を出してスーツケースを覆うことにした。我ながらの出来!と思った瞬間に、トイレにこもってた時間が長すぎたのか、ノックされた。掃除のおばさんだった。ごめんなさい。これで少しは安心して荷物を預けられる。

時間は深夜零時。トイレにこもった時にできるだけ着込んどいたけど、毎度思うけど、この空港の冷房キツすぎる。あいにくベンチが埋まってたから壁際の鉄の棒に座った。冷風が何もおおわれてない目にガンガンきて、フードをかぶっても防ぎきれなかった。天井を見ると冷風噴出口が狭い間隔で設置されてた。冷風から逃れられないのか…

日記を書きまくっているが、眠い…。3時頃トイレに行ったついでに少し歩いた。チェックインは3:40amからだけど3:25にカウンター前に並べた。ウェブチェックインができたことをすっかり忘れてたね。幸い一般チェックインの1番に並べて席は通路側だった。

朝食用に買ったジュースを飲んで、飲みきれなかったペットボトルの水を捨ててセキュリティーチェック。そして出国審査。入国時に指紋登録できなかったから、機械での出国手続きはできず。再度有人の出国審査カウンターで指紋を求められた。今日はOK出た。

早朝4時で空港のお店が空いてるわけなく。ベンチで朝食用に買っておいたバナナとみかん、朝食の残りのネギ餅と三越で買ったパンを食べた。パンのチーズ、ウマ過ぎ!食後再度歯を磨いた。搭乗時間前にゲート前ベンチへ移動。座って一瞬寝た。6:05に搭乗アナウンス。後部座席だったからさっさと乗り込んで、着席するなり寝た。そして成田到着の機内アナウンスで目覚めた。見渡すとほぼ満席だった。友人と行ったときの2020年2月の終わりの帰国便には10人も乗ってなかった。観光は着実に復活してる。

事前に検疫登録しといたから入国審査は楽勝だった。預けたスーツケースもビニール袋が破れるほどの損傷もなく、すぐに出てきた。税関申告もデジタル化になったの?電子申告なんて知らねーし。従来通り黄色い紙に記入して通過。税関職員削減? 3人しかいなかったし。珍しくスイスイと到着ロビーに出られたのにJR、1時間待たないと来ないのかよ

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