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ひとり旅日記:4年ぶりバンコク!

2023年5/18〜23

台湾から帰ってきて、やっぱりバンコクに行きたい!と思ってヒコーキを調べた。自分の誕生日と重なる水かけ祭りの頃に再泰したかったが、どのサイトを調べてもその時期はすでにエアチケが取れない状況だった。仕方ない。時期をずらして検索して1番安かったエアアジアを予約したのは1月15日。コロナ前に利用した時は、ドンムアン空港だったのに、スワンナプーム空港での往復だで取れた。預け荷物と一緒に機内食も付いてくるというオプションつけても、安かった。今回の宿はいつもの宿の近所にしてみた。

コロナ前にエアアジアを利用した時に、出発時間の変更なく行けたと記憶してたが、直前になって出発が遅くなるとの同じ内容のメールが2通きた。続けて送信することで、見逃さないようにさせる作戦か?現地出発便の時間変更メールもやっぱり2通連続で来てたし。ってか、現地出発3時間遅れるって、デカくね?

3時間前からチェックインできるとのことで、その頃に成田空港2タミに到着。身に覚えのない抽選によってクレジットカードがゴールドにランクアップされたから、カード会社ラウンジにお邪魔して飲み物をいただいて、少し調べ物して、出国。

免税店を冷やかしてたら、アジア系ではない欧米系の男性が炊飯器を購入する場面を目撃。どんな米料理を楽しむんだろ?免税店に売ってる電化製品は、世界の電圧対応の商品なのか?云々思いながら、ゲートへ進む。途中で空のペットボトルに給水し、近くのベンチで持参したおにぎりとお菓子を食べてたら、搭乗開始。

思い切り倒せる座席で行きも帰りも予約。自分の席までは3列シートなのに、その後ろからは2列という座席。しまった!ブランケット持ってくりゃ良かった!と思ったほどに冷え冷えの機内。太もも周りが冷えたね…。

しばらくして機内サービス開始。LCCで機内食なんて、バリ島に行った時以来だから、6年ぶりくらい?搭乗券見せて支給されるんだ。行きのチョイスはラザニア。LCCってこれ1個だけだもんなぁ。普通の機内食出るヒコーキで行きたかった。たとえそれが乗り継ぎでも。仕方ない。乗り継ぎよりも安かったんだから、文句を言うまい。

たかだか7時間弱のフライトでも、長いと感じた。お陰で本1冊読み終えたけど。

高度が徐々に下がって見えてきたバンコクの夜景。戻って来ましたよ!って、入国の時に記入する用紙配られなかったけど、コロナ後のタイの入国審査って、どうなの??ヤバッッ。そこんとこなんも調べてこなかった…。

タラップの外は暖かい空気。暑いって思わなかったのは、身体が冷えてたからかも。ターミナルビルに向かうバス車内も寒かったから、厚着したものを脱ぐのはまだ先で良いだろう。けっこうな時間バスに乗せられたけど、ターミナルに着くまでこんなにバスに乗るデカイ空港って、久々かも。

ターミナルに到着。そしてイミグレのサインを見つけて列に並ぶ。並びながら用紙記入台を探すも、それもない模様。税関職員が座ってる透明な仕切りにパスポートと搭乗券の絵が貼ってあった。それで入国審査すんの?

まわってきた自分の番。他の書類も一切求められず、指紋登録と最後に写真撮られて入国スタンプを押してもらえた。タイ王国。素晴らしく進化した入国審査。20年以上前に初めて来た時の税関職員のヤル気のなさと待ち時間の長さ。それがしばらく続いてたけど、今回のこのスムーズさはなんだろう?タイ王国、素晴らし過ぎ!ありがとう!!

入国審査がスムーズ過ぎたか?預け荷物はそうではなかった。仕方ない。バスであんなに移動したら、そりゃ時間かかるわ。

やっと出てきた荷物をピックアップして、エアポートリンク駅にある両替屋に急ぐ。やっぱり他の両替屋よりもお客さん多い。しばらく行かないであろうインドネシアルピーとシンガポールドル、1万円を両替してもらった。ルピーは汚いお札は受け付けないと返された。カンボジア通貨は取り扱いないとのことで、持ち帰り。残念。

エアポートリンクの券売機に前回のひとり旅での残りの小銭バーツを入れるも、何度も戻ってくる。舌打ちしながら窓口へ。窓口の方が早いし優しい。

エアポートリンク車内も冷え冷え。こんなに冷やせるタイ王国は豊かだと思った。節電しなくてもやっていけるなんて。自分の通勤電車なんて、冷気が逃げないように4つのドアのうち1つしか開けてないし。

パヤタイ駅でスカイトレインに乗り換え。一体何度目の訪泰でSuica的なカード、ラビットカードを初めて買ってみたのか。最後の訪泰から7年経っても使えるらしい。なぜ毎度小銭に苦戦しながらスカイトレイン乗る度乗車券を買ってたんだろ?パスポートを提示して、説明を受けてとりあえず200バーツを入金した。

成田空港出る前に宿には到着が夜と伝えとい良かった。宿に到着したのは22時。エレベーター付きの宿。部屋に着いて、荷ほどきもそこそこにして、出直した。今日残された時間でしたいのは、近くにある脚マッサージ。でも腹減った…。激近のセブンでこの時間に食べても負担にならなそうなお粥を温めてもらった。イートインスペースはもう閉まったとのことで、外の閉店した店先の段差に腰掛けて食べた。沁みる味。

で、マッサージ屋に行くと満員。受付の男性が11:20pmなら空いてるとのことで、デポジット100バーツを渡して、屋台の果物屋で朝食用バナナ4本20バーツを買った。一旦部屋に戻って寝る支度をして、再訪。

両替の日本円のレートは1バーツ=4円。今までで一番の円安じゃね?ってことは、1時間の脚マッサージは1200円。日本よりはまだ安いけど、なんかなぁ。

マッサージはまぁまぁだった。感動レベルではないけど。部屋に戻ってシャワーの出にビビった。今まで泊まったどこよりも最弱の出。蛇口の方がまだマシだったから、床タイルに座って髪を洗って、身体も清めた。とりあえず移動でほぼ終わった初日はこれにて終了。

5/19
朝食バナナだけでは足りないから、行ったことない朝食屋台があるという場所へ。歩いて行ける距離だし、朝は涼しいから大丈夫。地図通りに着いたものの、シャッターが下りてた。終わった。やっぱコロナ前のガイドブック情報はダメか…。別の方にまわってみたら、開いてた(苦笑)。細長い屋台村。食べてみたいのがあってよかった。ごはんにイカの炒め物とレバーっぽい炒め物の2種に目玉焼きを乗せてもらった。50バーツ。イカのがピリ辛味、レバーは少なく盛ってもらって正解だった。そこそこの味で満たされた。

今日のハイライトは、バンコク在住の友人に2020年に連れて行ってもらう幻の約束した、フォトジェニック寺院ワットパクナム。自分ひとりで行くことになった。彼女はどういう経緯かは教えてくれないんだけど、現在米国人と結婚して移住してしまった。

幸いガイドブックに詳しい行き方が載ってたから、自力で行けた。朝イチには間に合わなかったけど、それでも8:30amの到着でもほぼ貸切で写真を撮れた。当たり前だけど、写真で見るよりも本当に美しかった。日本の極彩色よりも宇宙的というか。キラキラしてる天井の玉虫の緑色は見ていても飽きなかった。拝観料無料(寄付する箱は所々にあり)で、恐らくこのお寺の僧に関する展示があった。日用品から仏像までこまごまとした展示だった。

次は行ったことない花市場へ。バンコク、町中でフリーwifiが繋がらないのが残念なとこ。グーグルマップはオフラインで使えなくなるしでピンチ。新しい地下鉄駅は古いガイドブックの紙の地図に載ってないから、駅を出たは良いが行くべき方向が定まらず。駅近くで物売りしてる人に聞いて、花市場の方向を教えてもらって、進んでみた。

市場というより、花屋がズラーッと並んでた。店頭に並ぶ綺麗な花屋に心が癒される。太陽が高くなって、けっこうな暑さになってきた。そろそろ行ったことがないマンゴースイーツ店に行こう。って、マップが頼りにならない。wifiありそうなオシャレなカフェに入ったら、コーヒー一杯100バーツ。wifiなくて困ってる旨を伝えて、パスワード入力してもらって、さっさとマンゴースイーツ店の名前を入力してブックマークして、wifiタダ乗りを申し訳なく思いながら店を後にした。

花市場っぽいところがあったけど、お店で撮った花の写真で満足したからパスして、ここからスイーツ屋までどのくらいかかるかわからないけど、歩きはじめてみた。

いつしかルーシーダットンやったワット・ポーを右手に見ながらお土産やカフェが並んでる歩道を歩いた。王宮が見えてきた。観光客がたくさんいる。この辺りを歩くのは初めてだけど、オシャレなカフェには美味しそうなケーキが並んでた。1ピース日本円で800円か…。観光地プライスと信じたい。

マンゴースイーツ屋に到着したのは10時。開店まで30分。そこら辺ぶらぶらして時間つぶす元気もないから、店先のイスに座らせてもらった。開店して注文したのはマンゴーとかき氷セット。で、出て来たのは着席してから35分って、何?3番目に入店したひとりスイーツ日本人男性のが先に出るとは。自分の注文したものが出てきたタイミングで店を去った彼。生ぬるいマンゴーは半分はちゃんとカットされてたけど、あと半分はプレゼン用で皮付き。皮をはがすのにベトベトになった手。3番目の彼と同じの注文すりゃよかったかな。

このあとカオサンまで歩こうと思ったけど、ヤル気なくしたからサイアムアイコンまで船で行こうとしたら、またまたいつしかみたいに渡し船往復となってしまって、ギブアップ。スタート地点の駅まで歩いて戻った。サイアムアイコンと手作り行程表にも書いたけど、プランチェンジ。

新しくできたというサムヤーン・ミットタウンに行ってみよう。サムヤーン駅で初めてて降りた。駅と直結した地下の飲食店街が眩しい!早速ものすごく美味しそうな真っ黄色なカスタードクリームが入ったパンが目に入った。25バーツ。手にして早速実食。クリームがこぼれそうなくらいたっくさん入ってて、プリンっぽい美味しいカスタードクリームだった。夢中でペロリ。

自然派ショップをのぞいてみたら、タイ語で話しかけられて試飲を勧められた。やっぱ自分の見た目タイ人だよね…。おいしいカモミールティーだった。

魅力的なカフェスタンドが所狭しと並んでるこの空間はなんなんだ?日本でこれに近い場所って、ヒカリエとか?でも、ヒカリエもここと比べたら霞むな。やっぱりスゴイぞ!タイランド!!そんな中、足が止まったのは、タイミルクティーで有名なお店。ハニーローズライチティー的な飲み物(名前長過ぎて覚えられなかった)を砂糖と氷少なめで注文。氷が少ない分、容量が減るのはやむを得ないが、カップがバラ柄でカワイイ!お茶の色も濃いピンク。これで55バーツ、220円って夢のよう。日本でこの大きさだったら600円レベルじゃね?華やかな味わいのお茶で、一気飲み。ちびちび飲んで氷で薄まるのがゴメンでね…。

大きい文具売場にはカラフルなキーボードの展示とか、いろんな色のミッフィが売ってた。レゴで作られたキャットポーズのねこさんもいた。文具売場なんて久しぶりに来たな。

焦げそうな日差しの中、隣のシーロム駅までお目当のタイラーメンを食べるために歩いた。おいしい麺屋に贈られるという緑のどんぶりマークが付いてるお店だったのに、スープの出汁は効いてないし、全然おいしくなかった。やっぱカニ肉ラーメンはオートーコー市場のあそこに限る。と改めて思った。

このラーメンの不快分を取り返すために、以前も入ったことがあるシーフードレストランへ。メニューを見ている最中に、腹具合がおかしくなった。お店のお姉さんにトイレの場所を尋ねて、必ず戻ってくると伝えて、トイレに急いだ。

2012年インドひとり旅で起きた水当りによく似た症状。お腹が痛くないのにキューという高音とグルグルと腸内で音がして、肛門から噴き出す滝糞。出し切ったと思ってトイレを出ようとすると、同じ症状を繰り返す。何回パンツを脱いだり履いたりしたのか。これが最後とようやくトイレを出て、手を洗ったのに、またトイレの個室に戻ったξ

どの位この状況を戦い抜いたのか?もう一滴たりとも出ないところまで来て、ようやくシーフードレストランに戻れた。タイの水でこうなったのは初めてだったから、ショックだった。コロナ前と後で考えられるのは、鼻うがいか?水道水で鼻うがいしたのがマズかったのか?歯磨き後のうがいはシンハービールのマークの瓶ミネラルウォーターでしたのに、鼻うがいは水道水だったのが原因としか思えない。

お腹の状況が落ち着いてる間に、生エビの刺身を注文。この腹具合で迷ったが、大好き生エビを我慢できない。4年ぶりだもの。腹は元々壊れてるし、怖いものナシ♪失った水分補給のために、ライムジュースも注文。先に出てきたライムジュース、爽やかな酸味で一気飲み。そして出てきた生エビ。生ニンニクと赤タマネギスライスを巻いて食した。はぁぁ〜毎度のことながら、絶品の一品。エビの甘味に絡むニンニクとタマネギの刺激。ほかの薬味はパスした。

食べ終えて、会計して、再度トイレへ。やっぱりピーピー。このあとボディマッサージもつくフェイシャルエステの予約入れたけど、途中で漏れないことを祈ろう。

まだ少し時間ある。HISに行って、最終日のマッサージ予約しよう。と思って、古いガイドブックの付録地図を頼りに行ってみたら、もうそこにはないと、ビルのインフォメーションのお姉さんはターミナル21にあると教えてくれたから行ってみた。

残念ながらそこにもなかった。「どうしたの?」と聞いてくれたターミナル21のテクノフロアのお兄さん。「HISを探してるんだけど…」「AISならそこだよ」「いや、HIS」ボールペンでHISと手の甲に書いたのを見せて、調べてもらった。「ここから近いのはタイムズスクエアの中だよ」「ありがとう!」

18時にタイムズスクエアでフェイシャルエステを予約してたから、ちょうどいいや。まだ時間あるし。で、向かったタイムズスクエア。この建物で働いてそうな男性に聞いたら、「HIS?ここにはないんじゃないか」とのことで、彼もスマホで調べてくれた。確かにこの辺りになさそうだった。ターミナル21のお兄さんの情報って、一体…。仕方ない。

フェイシャルに入る前にトイレで最期のピーピー。腹部に圧がかかって噴き出すことがないことを祈るしかない。ここ、前にも来たなぁ。その時は顔に石膏やるやつ。今日はアンチエイジングなんちゃらコース。1600バーツ。自分の顔にお金かけるのって、どんくらいぶりだろ?

フェイシャルをやってもらいつつ、ボディと脚マッサージ。幸い腹部や腰回りをどうこうすることなく、気持ち良い眠りの中へ…。弛緩した状態で糞が垂れ流しとなることもなく、無事にコース終了。

またまたターミナル21に戻って、フードコートへ。牛肉麺と牡蠣鉄板焼き。牛肉麺は台南だな。もう一度食べたい。牡蠣鉄板焼きは間違いないおいしさ。

今日はこんな感じで終わろう。

5/20
朝食は麺屋巡り。エカマイ駅で降りて、まずはカオソイから。初のカレーラーメン。辛すぎず、普通においしかったけど、リピはなし。地元のカレー蕎麦の方がおいしいかも。次。トンロー駅付近のエビワンタン。エビワンタンを注文したあとに、壁に書いてあるガイドブック拡大の文言の「自家製麺」のワードに惹かれて、エビワンタンに麺をインしてもらった。麺が自家製であろうがなんであろうが、昨日の不本意なカニ肉ラーメンの麺と変わらない気が…。エビワンタンはエビがしっかり入ってておいしかった。

3軒目は、もう麺カンベン。麺ナシ具だけでオーダー。あぁ。自家製麺やめて、ここで麺食べたかった。澄んだスープはおかんが作る肉団子スープに近いけど、こっちの方が肉から出た旨味が強かった。次回があるなら、ここは是非リピりたい。もちろんwith麺で。

このまま大通りを進んでプロンポン駅近くのナラヤに到着。やっと欲しかったカバンを買える!こないだ仕事で使ったインドで買ったカバンの合皮持ち手がボロボロ過ぎて恥ずかしかったから、合皮をやめてナラヤで是非!と入念に品定めして肩下げとトートバッグをゲット。JCBカードで支払うと5%引きが健在でホッとした。

このままアソーク駅まで歩いていったん宿に戻った11時半。コンタクト入れて、化粧して、着替えてまたまたお出かけ。午後は待ちに待ったチョコレートビュッフェ。

14時間に合うように出かけた。朝食の麺も消化できただろう。スカイトレイン3駅分約3km歩いたんだし。それにしても、ホテルのロビーも冷え冷え。パーカーを羽織った。時間が近づいて、係の人が名前を聞きに来て席を案内してくれた。始まる前にディスプレイされてるキラキラのチョコレートたちの写真を撮っても良いか尋ねて、OKとのことで写真を撮った。コロナ前に来た時のホットチョコレートコーナーには欧米人シェフがいたけど、今回はシェフ帽をかぶったタイ人女性たちだった。

着席してお茶をオーダー。ここのホテルの名前のハーブティーにした。お茶は一度決めたら交換不可とは残念。係の人がチョコレートビュッフェ開始を伝えてくれて、しょっぱいコーナーから始めた。気に入ったのは、大好きエビが入ったサラダとサーモン握り寿司、そしてチーズ。寿司をリピりたかったけど、すでに品切れ。第2弾を待つのもな…。甘い系に行っちゃえ!片っ端からチョコレート菓子をひとつずつお皿に盛った。

チョコホールケーキのまるっと1ピースもらってる人、すごい!自分はとても入らない。抹茶のトリュフ、抹茶が濃過ぎて、もはやチョコの風味ゼロ。だからこそ逆に美味しかった。クリームブリュレ、サイコー!チョコレートの焼き菓子も可愛くて美味しかった。ハーブティーよりも、紅茶の方が良かったかな…。チョコは渋みとか苦味があるお茶との方が美味しくいただけると思った。失敗。

そろそろホットチョコレートコーナーへ。ダークチョコレートを何種類か指差して、温めて溶かしてもらった。ホットチョコレートは、寒いあの凍てつく空気の中で飲むから美味しいのか?いくら人工的に冷房で冷えてても、オーストリアやドイツのクリスマスマーケットで飲んであんなに感動したホットチョコレートには及ばない。だからと言って、南国仕様のチョコを溶かしたのをアイスミルクで割った冷たい飲み物を飲みたいわけでもなく。

しょっぱいコーナーにサーモン寿司が出てきた。でももうお腹は限界。残念ながらサーモン寿司はパス。うす〜くスライスしたケーキ類を流し込むのも苦戦。14時から17時までいて良いチョコレートビュッフェだったけど、前回のチョコレートビュッフェの写メを見たりし、お腹のものが消化されるのを待ったが、16時過ぎで去ることを決意。

ってか、マジ腹重い…。歩くのがツライ。ツラすぎるッッ!バス停のベンチを見つけては休憩。ガソリンスタンドのトイレを借りて、出すものを出したり。腹巻パスポート入れを外したり。ゴムじゃないからキツイんだよね。汗ビショのパスポート入れをビニールに包んでカバンに保管。パスポート入れを外したらだいぶ楽になった。チョンノンシー駅まで歩いて、サイアムスクエアで下車。

今日くらいにスーパーで買出ししないと、時間ないかも。ってなことで、カートにこの4年間我慢した品々をぶっ込みにブッ込んだ。日々の弁当に欠かせないタイおかずレトルトの数々。大好きのりスナック。日本に売ってない大容量ココアパウダーなどなど。レジで免税対象と言われたけど、食品類は除外じゃね?言われた通りにサービスカウンターに行ったら、やっぱ除外だった。レジのお姉さん、2000バーツ=免税じゃないよ?

IKEAのブルーシート袋に買ったものを詰め込んで、行商のおばさんの如く歩いて宿まで戻った。荷物を置いてもまだ時間がある。MBKに行ってみよう!って、東急がなくなって、ドンキに変わってる!東急がないってことは、あの薬局もなくなったの??

MBKのまわりの露店でやっとシームレスパンツを買えた。この4年間、どんだけボロボロのパンツを履き続けてきたのか。ユニクロの1枚580円を出せずに我慢し続けた日々。消費税入れたら1枚600円。日本で買い物なんかしたくない。3枚200バーツだと1枚あたり270円くらい。ようやく惨めなヨレヨレパンツにセイ・グッバイできる。ってか、今回の旅でサヨナラ。ずいぶんお世話になりました。

MBKの中の薬局でいつも使ってるピルの名前を告げると、もはや生産してないとのこと。でも、ジェネリックで同じ成分のものがあると教えてくれた。1ヶ月分125バーツ。他の薬局と値段を比べたかったから、考えてまた来ると伝えた。古いガイドブックの付録地図にメモった2016年東急の薬局で買ったピル120バーツ→2017年140バーツと書いてある。125バーツ、悪くないかも。

手持ちのピルが少なくなって、飲まない月を作ったら、気分の沈み方が酷くて辛くて、死にたくなったりと、ピルを飲まないとこの症状がやっぱり強く出てしまう。他の国で気軽に買えるピルが、どうして日本だと毎月婦人科に行って3000円払って生理をコントロールしなきゃならないのか?ピル飲まないと経血量も増えるからナプキン代もかさむし。女であることのコストって、ホントかかり過ぎ。

MBKのキラキラアクセサリー屋さん。素敵なヘアーバンド!眩しすぎる。見るだけで満足。所有したいと思わなくなった自分を歳老いたな〜。と実感した。MBKのカバン屋でどんだけカバン買ったんだ?コロナ前。どんだけ衣類買ったんだ?来るたびに。今回鬼買いしたのはスーパーでの食品類。歳を取ると、ファッション関係は充分持っていると自覚できるようになるんだ。足るを知る。

そうこうしてたら、閉店時間22時。さ、今日もよく歩いた。もう寝よう。

5/21
グーグルマップでお店の概要を確認したのに、結局開いてなかったカオマンガイ屋。朝食どうする?朝食のためだけに降りたアーリー駅からオートーコー市場最寄りの隣の駅まで2km…。歩いてる途中で見かけた肉まんとエビ蒸し餃子。いいや。ここで。ペロリと平らげて、オートーコー市場へ向かう。4年ぶりだけど地図を見ずに行けた。よくわからない古物商が並ぶ歩道は相変わらず健在だった。

オートーコー市場のカニ肉ラーメンはすぐそこ!スープありで注文。1杯100バーツ、400円。体に沁みる優しい味付け。相変わらず良い出汁。最後の一滴のスープまで平らげた。変わらない味で何より。ガイドブックに載ってないけど、ここが自分の中のバンコク1のラーメンだな。

この後は恒例の季節の果物を味わってみる。まずは王様ドリアンから。試食させてもらうも、イマイチ。次に試食させてくれたお店が濃厚なドリアンだったからひとつ買い求めた。200バーツ。ベンチに座って食べてみたけど、ドリアンってこんなんだったっけ?コロナ前みたいに周りの景色が霞むこともなく。あの時はよほど美味しいドリアンに当たったのか?

次は女王マンゴスチンと一般平民ライチ。マンゴスチンは大きいのが美味しいとのことで、手のひらサイズのものを2個で100バーツ、ライチ10粒で20バーツを買い求めた。

先程のベンチに戻って、ますは女王から。皮を開けるのに難儀してたら、ベンチの近くのドライフルーツ屋のおばさんがマンゴスチン2個の皮を向いてくれた上に、ティッシュもくれた。タイの人って、本当に優しい。日本人も外国人にはこのくらいの親切は当たり前にしてるのかな?日本人にはしなくても、外国のお客さんにはしてあげてるのかな?

マンゴスチンで今回の旅で初めて目を閉じた。ドリアンと違って裏切らなかった女王の味。上品な甘さの果汁たっぷりの果肉。はぁぁ〜なんて美味しいのでしょうか!大事に大事に食べて、平民ライチ。みずみずしいスッキリした甘さで、身近なおいしさだった。

オートーコー市場の次はJJモールへ。コロナ前に食べそびれたフードコートの香菜の炒め物。あの時から20バーツ値上がって50バーツになってた。ひと皿200円かぁ。ま、せっかく来たんだから食べよう。クーポンを購入して食べた。どこで食べてもこのひと皿はハズレなくおいしい。まだクーポンにお金があるから、よし。タイパスタ。唐辛子控えめにしてもらった。生胡椒の青い実がホント、良いアクセントなんだよなぁ。

お腹が充分満たされて、JJモールのお店を見て回る。激安コスメ屋で眉メイク一式購入500円くらい。歳取ると、眉毛薄くなるよね…。眉毛だけはちゃんとしてりゃ、他はメガネとマスクで隠れるから何もしなくてもOKに見えるしね。眉毛の大切さを痛感する今日この頃。

もう午後だよ。いい加減ウィークエンドマーケットに行くべ!と、JJモールの出口を出たら、いつも行きたくてもたどり着けなかったペットエリアが目の前に!マジで?

ビーチパラソルの日陰でも空気が熱い。そんな中で売られてる子ネコと子犬。毛皮をまとってるから人間よりも熱いだろう。お店を見てまわってると、猫の本でしか見たことがなかったスフィンクスが生でいた!うわぁ〜本当に毛がない。ヒゲもない。お店のお兄さんにものすごく甘えてる。触らせてもらった肌はしっとりしてた。

近くには大きい亀だらけのお店や、見たことない綺麗な色のトカゲ、茶色のブチの白ヘビ、ミーアキャット、ものすごく密なリスのケージ、暑さでハーハーしてる長毛猫がいるかと思えば、冷房の効いた部屋で気持ちよさそうに寝てる猫たちがいたり。生シャム猫を見てみたかったけど、自分が見た限りではいなかった。

普通の猫の頭2個分くらいの、超ビッグサイズな猫は初めて見た。体長もデカかった。抱っこできないんじゃないか?と、その横にはバッファローの子供?と思うくらいのデカイ犬が寝てたり。今までの人生で生で見たデカイ犬は秋田犬だったけど、それをはるかに上回るデカさだった。さすがタイランド。なんでもあるんですね!

いつもの入口に着いて、可愛いアクセサリー屋を探すも、コロナ前にあったそのお店はなくなってた。あのロココ調な空間はマーケットをあちこち歩いてみてもついに見つけられなかった。

タイに来るたびに、その時々の観光客の間の流行りモノってあるんだな〜って感じてたけど、今年はゾウ柄のズボン。アジア系も欧米系も男女問わず履いてる率が高いズボン。生地は自分が履いてるユニクロのズボンと同じような薄くて汗かいてもすぐ乾くようなもの。自分が気に入って履いてるペーズリー柄のもそろそろ10年近くになるから、ダメになった時用に欲しいけど、ゾウ柄はね…。

観光客で賑わってるゾウ柄ズボン100バーツのお店に吸い寄せられた。そして、そこで奇跡の1枚を見つけた。ゾウ柄でなくて、色も今履いてるペーズリー柄っぽいものを。サイズはMでお買い上げ。

ウィークエンドマーケットで買ったものはこれだけ。コロナ前は変わったデザインの服に巡り会えてたのに、今回は実用的なズボンのみの買い物となってしまった。サエてるデザインの店が減った気がした。それとも自分が歳を取ったから、サエてるものが目に入らなくなるのか?

夕飯混むと嫌だから、そろそろウィークエンドマーケットを去ろうと思った15時半。買った荷物を宿に置いて、MBKのしゃぶしへ。16時過ぎでも混んでるのは今日が日曜だからか?

いつもの通りエビをじゃんじゃん鍋に投入。ハマグリも投入。ってか、肉が回ってこないぞ?前回チャレンジしなかった天ぷらと寿司を食べてみた。サーモン寿司はチョコレートビュッフェの方がいいサーモンだったな…。天ぷらは衣厚すぎたからはがして小さいエビを食べた。野菜もたくさん投入して、ガツガツ食べるひとりタイスキ。

エノキとハマグリが全然回ってこない。その代わりにしゃぶしゃぶの薄切り肉がやっと回ってきた。ヤングコーン、乾燥しすぎて、手に取れず。合間に日本式カレーを食べてみたけど、ちーん。この会社が出してる加糖のお茶と無糖のお茶を混ぜて、好みの甘さにしたお茶が気に入った。でも冷たいから何杯もガブ飲みできず。アイスも食べ放題だったけど、あんまおいしくなく。

90分食いに食って、支払った。この後はまだ行ってない他のスーパー巡りへ。食べた分歩く。スーパーの隣の新しくできたという屋内マーケットをのぞいてみた。コロナの影響なのか、お店は数えるほどしかない。全部埋まってたら、楽しい場所だろうな。ガイドブックにはタイ雑貨があると書いてあって、期待してたんだけど。残念。

スーパーには各国の観光客がこぞってお土産を買いまくってる。値段を見てびっくり。このスーパー、実は高かったんだ…。自分が愛して止まない石鹸は昨日のデパ地下スーパーの方がだいぶ安い。カゴに入れた石鹸を元に戻して、スーパーを後にした。

対面のデパートのスーパーにも行ってみた。コロナ前とお店が変わったのか、タイコスメがなくなってた。品揃えも昨日のデパ地下スーパーの勝ちだ。

石鹸を買いにデパ地下スーパーへ。石鹸売場で自分が愛する石鹸を買おうかどうか迷ってた彼女が、石鹸を次から次へとカゴに入れてる自分に話しかけてきた。「この石鹸、そんなに良いの?」「これ1個で顔も頭も身体もサッパリスッキリ洗えるから、自分はこの石鹸でないとダメなんだ」と説明した。彼女は合うかどうかわからないだろうから、とりあえず1個買ってた。

昨日やたら安かったココアパウダーがまだ売ってたから、追加で購入。

別の脚マッサージ屋に駆け込んでみた。安い方は今日はいっぱいだからと断られ、そこより20バーツだけ高いお店は満席にも関わらず、入店させてくれた。少し待ったらやってもらえた。両隣は中国語圏の女性。右隣の女性に中国語で話しかけられた。彼女は香港からとのことで、「広東語でなくて、北京語話せるんですか?」とびっくりした。「ちなみに自分は日本人です」と思いっきり初級レベルの中国語で話した。途中で英語に切り替わるかと思いきや、中国語続行。あぁ。乏しいリスニング力よ。きっとこんなこと聞いてんだろう。と予測して答えて、不思議と成り立った会話。キリが良いところで、彼女はタイマッサージ用の個室に行ってしまった。

左隣の彼女を担当してたマッサージ師の女性の仕上げの首ポキの技が凄すぎて、マッサージされてる彼女よりも自分が悲鳴をあげてしまった(苦笑)。されてる当人は「超気持ちイ〜」と中国語で言ってた。マジか!右隣の彼女の後に来た、中国系のカップルの男性は自分のひとり言が日本語と認識してたっぽいのに、自分が中国語で「本当に気持ち良いの?」と左隣の彼女に思わず言ったもんだから、カップルの男性が「日本人なのに中国語喋った」とスマホに夢中の彼女に言うもシカトされてた。どーでもイイ場面だったけど、なんか面白かった。

脚マッサージを受けたから明日もいっぱい歩くぞ!

これで今日はおしまい。ってか、この宿のテレビなんもやってない。タイのミュージックビデオ観るのが好きなのに。残念。

5/22
12時チェックアウト前にMBKへ。他の薬局でピルの値段を聞いたら17バーツ高かった。最初の薬局に決定。在庫ある分購入20箱。またコロナみたいのが始まったら困るから、あるだけ購入。買い漏れしてたのはココナッツミルク。業務スーパーとか新宿のタイスーパーに売ってるココナッツミルクの添加物ヤバくて、欲しくても買えなくて。本場にはココナッツミルク100%が売ってた。小パックが欲しくても、MBKのスーパーでは希望数の入手不可と判明。

またまたデパ地下スーパーへ。値段も安い上に種類も豊富で、2種類2個ずつ計1リットル分購入。ってか、預け荷物の重量大丈夫か?最後にもう一度ココアパウダー売り場へ。もうお得なセットは無くなってた。

部屋に戻って、パッキングうまくできた!体重計はロビーでしか貸出せないとのことで、詰め込んだスーツケースを7階から1階までエレベーターで下ろして計ったら、5kgオーバー。キレイにパッキングできたのに!もう一回部屋に戻って、黒米2kg分と石鹸15個を抜いて再度体重計に乗って、20kgジャスト。ってことは、背負うバックパックは5kg+αってことだよね…。

化粧して、忘れ物チェックして、フロントに荷物を預けた。預け札に21時までと書いてあった。フロントのおじさんに、自分のフライトが朝5時だから21時はチョット…と伝えて、22時くらいに戻ってくると告げた。

最後はアイコンサイアムへ。コロナ中に開通したというスカイトレインのゴールドラインに乗ってみようじゃないか。サパーンタクシーン駅から渡し船で行くよりは良いだろう。クルントンブリ駅の改札を出て、これまでのスカイトレインの駅の改札とは違う改札を通ってゴールドラインへ。路線は違うけど、同じスカイトレインで一回改札出るのが謎だけど、それは日本人の考え方なんだろう。

ホームで待ってたら、やってきた2両編成のゴールドライン!思わず動画を撮るとともに、コロナの最中でも進化を止めていないタイ王国に感動してウルっときた。ゆりかもめと似た作りの自動運転の車両。高架の路線を作るのに、土地の買収やらなんやらの関係があったのだろう。やたらカーブが多くて、最初はスピードが出てないけど、アイコンサイアムが見えてきたら直線コースになって、加速。

スカイトレインの駅と直結してる商業施設がたくさんあるバンコクって、唯一無二の都市だと思う。2019年に友人に初めて連れてってもらったアイコンサイアム。今日は心置きなくひとりで見たいところを見て回ろう。

あの時入ってみたかったナラヤカフェ。店内案内図に地下とある。早速エスカレーターで向かうも、普通のナラヤの店舗しか見当たらない。店員に尋ねると、カフェはまだリニューアルオープンしてないとのこと。案内図にその旨記載してくれ!期待してたのに、残念。仕方なくスークサイアムで目に付いたカオマンガイ屋でフライドチキンと茹で鶏2種盛り合わせを注文。

相席で早速食べてみた。ガッカリの味。茹でた方の鶏はパサパサだし、揚げた方も冷めて皮ばっかで肉はないし、ご飯に味気もないし。カオマンガイって鶏の出汁でご飯炊くんじゃないの??珍しく不味いタイご飯に出会ってしまった。

気を取直して、マンゴーともち米をデザートで買った。これは間違いなく美味しい。いつもの味。お腹が少し満たされたら、あとは室内水上マーケットのオブジェに屋台村、雑貨屋をまわるぞ!早速タイのハーブコスメ屋へ。ハーブパック欲しいけど、スーツケースは閉じたし、パックは液体物と見なされるだろうから、手荷物にもできない。次回だな。タイのハーブサプリも豊富だった。自分が飲んでるのは見当たらなかったけど、次回容れ物持って取り扱いあるか聞いてみたい。

隣のお店は美しいタイのお菓子。おかんにお土産で持ち帰りたい。本物の花のような色と形。それぞれの材料の説明があって、味を想像して6個を詰めてもらった。このお菓子は初めて見た。

タイシルクのストール、素敵だった。今の手持ちが充分だからまだ買えない。

屋台村へと進むとすごい活気。シーフード屋台や豚の丸焼きがある屋台、スイーツ屋台…。見てるだけで楽しい。牡蠣ラーメンを見つけて、注文。ひと口目のスープ、しょっぱ…。速攻水で薄めた。ちょうど良い味になって、ペロッといただいた。

スークと繋がってるのが高島屋のフードコートとデパ地下的な食料品売り場があった。本当に日本にもあるのかわからないけど、とってもかわいいスイーツがたくさん並んでた。カワイイ〜と言いながら写真を撮らせてもらった。くまさんケーキ、あざらし型の大福っぽいのとか、日本で見たことないんですけど!

じっくりアイコンサイアムを見て、そろそろマッサージに行こうと思った。ガイドブックにはサパーンタクシーンまで無料フェリーとあったし、2019年に連れてきてもらった時も友人の誰もお金払ってなかったのに、係のおばさんがフェリー乗り場で10バーツを払ってチケット買って来いと言われた。

チケットを買ってフェリー乗り場の列に並ぶと、そんなに待たずにフェリーが来た。10分くらいの乗船。サパーンタクシーンに着いて、屋台村に向かってみた。いい加減ツーブロックの伸びた部分刈り取って欲しいんだよね〜と思って、床屋を検索するも予算オーバーのしか引っ掛からなくてタイでの散髪は諦めてたが、この屋台村には何軒も床屋があるではないか!まず1軒目のドアを開けて、「頭半分刈り取るのはいくらですか?」「200バーツ」「じゃ、いいでーす」で、向かいの2軒目で同じやり取りしたら100バーツで良いとのこと。

いつも行く1000円カットのお姉さんは5分もかからず刈り取ってくれるから、そのくらいのレベルを期待してたのに、ここのバーバーは違った。3種のバリカンを使い分け、今まで数ヶ国でお願いしたどこの床屋よりも丁寧だった。こりゃ、値切った100バーツじゃ申し訳ない。店先に書かれてた200バーツをキッチリ払った。スゴイぜ、マスター。もし次回この辺りに来た際にはもう一度是非お願いしたい。

マッサージ行く前に腹ごしらえしたい17時頃。やっぱりタイパスタかな。決めたお店はウーバーで注文入ったのを作ってから、自分のを作ってくれる模様。屋台飯をウーバーって、タイってスゴイ。コロナ前にはいなかった彼らをデパートのフードコートでも見かけたし。ってか、本家のウーバーをひとりも見かけなっかたけどね(笑)。

待って出てきたタイパスタ。オイルに味があって、JJモールのとは違って、唐辛子が結構入ってた。生の青い胡椒はやっぱり良いアクセント。ペペロンチーノより絶対美味しい。

アジアティーク行きのフェリーに乗る前に、気になる飲み物をゲット。キャラメルミルクって、何?カフェのお兄さんが手早く作ってくれたドリンク、メッチャクチャ美味しい飲み物だった。氷で薄まりたくないから、フェリー乗り場に着く前に飲み終えてしまった。牛乳に練乳とキャラメルソースを混ぜてたっぽい。バンコクで美味しいドリンク巡りするのも楽しいかもな。

アジアティーク行きのフェリーに乗ったのは、安いマッサージ屋がそこからの方が近いから。フェリーを降りて、駐車場を突っ切って歩道に出た。距離があるかと思ったけど、案外近かった。お寺の近くのタイマッサージ。ここは古いガイドブックの金額そのまんまだった。

仕切りはなく、マットが敷き詰められていた。貴重品が気になったが、カバン奥底に忍ばせてアイコンサイアムで買った綺麗なお菓子を上にしてみた。さっき無料フェリーで通った川が目の前を流れていて、風が吹き込んできて心地よい。日本の方が熱帯夜厳しいとつくづく思う。空は薄暗くなってきてた。

マッサージが始まってどのくらいで、自分は記憶がないほど深い眠りに陥ってしまったのだろう。担当してくれたおばさんに肩を叩かれて、ハッと目を覚ました。自分より先にマッサージ受けてた人たちはもういなくなってて、自分が最後のひとりになってた。

200バーツをおばさんに手渡して、お釣りの80バーツの中から30バーツをチップで渡した。コップンカー。

この時点で19時ごろ。ヒコーキまでまだまだ時間ある。でもアジアティークで時間つぶす気にもならず、無料フェリー乗場からまたサパーンタクシーンまで戻ることにした。それにしても、ここから、リバークルーズが始まるのか、ものすごい人の行列で川の側は人で溢れかえってた。やっとフェリー乗場についたもの、本当にこの列が無料フェリーなのかどうかわからず。それほど列が乱れてた。前に並んでる女性に尋ねると、無料フェリーの列と教えてくれた。

フェリーに乗り込んで、後ろに流れていくアジアティークの観覧車。来年また来るのかな?自分。と思った。フェリーの係のおじさんは仕事をしながら、夕飯を食べてた。同業者のおじさんらしき人を別のフェリーからピックアップして、その人を別の船着場で下ろしたりと、ストレートにサパーンタクシーンにはいかなかったけど、面白かった。公私混同しようが、それを許すマイペンラーイの精神はやっぱり羨ましい。日本なら自力でどうにか帰宅しろってとこだろう。ついでとかお互い様ってのがなさすぎるのが日本だと思う。

やっぱり昨日のマッサージに戻って、少しでも寝かせてもらおう。昨日より時間が早かったからか、すぐやってもらえた。30分脚マッサージと1時間タイマッサージでお願いした。「1時間の脚マッサージにしなさいよ〜」と言われたけど、エアポートリンクで空港まで行くなら、逆算したらそこまで時間に余裕がないかも。

昨日のスゴイ首ポキのマッサージ師の女性は空いてなかった。今日は昨日右隣の彼女が受けてたマッサージ師。自分が空調苦手なのを覚えててくれて、ブランケットもってきてくれた。さ、目を閉じて少しでも仮眠しとこう。

30分の脚マッサージのあとはカーテンで仕切られた個室でタイマッサージ。ってか、業務用空調の風量ゴイスなんっスけど…。支給されたタイパンツの履き方マジわからなかったから、左腰上で結んどいてみた。体格が良いマッサージ師が圧迫したところを緩めると勢いよくなる血流。

冷房が強すぎるのか、マッサージ師が鼻をズルズルしだしたし、足裏を足で踏んでくるその足も冷たかった。大丈夫ですかー?冷たかったから仮眠もそこそこで終了。温かい飲み物が欲しかったが、そんなサービスなし。支払いとチップを渡して、水分補給の水を買うためにMBKのスーパーへ。常温の水はスーパーでしか売ってない。お気に入りののりスナックも追加で買った。

宿に戻った22時。トイレを借りて、コンタクトレンズを取った。よしこれでこの宿ともお別れ。覚悟を決めてバックパックを背負って、スーツケースを転がす。

コロナ前にはなかったスカイトレインのエレベーターを有り難く使わせてもらって、スカイトレインに乗車。階段しかなくて、重いスーツケースを運ぶのを3人の女性が手伝ってくれた乗換駅のパヤタイ駅にもエレベーターが設置された。有り難い。パヤタイ駅構内のコンビニで機内食では足りないであろう分を買い求めた。

22:30頃にエアポートリンクに乗車。正味4日間朝から晩まで今回はバンコクだけだったけど、やっぱり楽しかったなぁ。変わらない味もあったし、便利に変わった施設もあったし。無理にバンコクを卒業しなくても、また来よう。なんて、空港に向かう車内で考えながら、ウトウト。

着いてしまったスワンナプーム空港。お腹空くのが一番キツイから、24時間開いてるというフードコートへ。海鮮粥を注文。夜中に近いからね。って、日本のラーメン屋レベルのどんぶりいっぱいに出てきた。デカッ!タイラーメン屋じゃ見ないサイズ。生姜が効いてて温まった。

シャワーが浴びれないのがキツかった。トイレで歯を磨いて、ペーパータオルを水に濡らして拭える所を拭った。機内用の楽チン衣装に着替えようと、トイレ個室へ。パンツ、脱いだ瞬間ちぎれたのには笑ったね。今までありがとう。こんなになるまで頑張ってくれて。どうぞ安らかにお眠りください。露天で買ったフレッシュなパンツに履き替えて、機内冷房に耐えられるように着込んだ。

搭乗3時間前にチェックインカウンター開くんでしょ?あと2時間ある。眠い…。もともとの時間なら空港着いたらすぐチェックインだったハズだったのに。眠すぎて、ベンチでうつらうつら。目覚ましかけといたから、鳴った瞬間にチェックインカウンターに向かった。

預け荷物、空港で計ったら18.2kgだなんて…。無駄に重いバックパック。もはやどちらの計量計が正しいのかもわからない。チェックインが済んで、すぐに出国審査へ。滅多にひっかからない保安検査で、開披された。粉類が液体物に見えるってことをすっかり失念してた。「ココアパウダーなんです」と見せた。そういや石鹸も液体物に見えるんだった。見せようとしたら、OKが出た。

久々のスワンナプーム空港免税店。お菓子の試食をもらって、ゲートまで進む。途中の免税店でスーパーでも見かけたことないタイ語しか書いてないお菓子を発見。袋に大きいエビの絵。絶対おいしいんじゃん?39バーツ。どのお店もこの時間帯は品出しで忙しそう。40バーツ出したら、レジに1バーツのお釣りがなかったらしく、隣のお店からわざわざ持ってきてくれて、申し訳なかった。

もう限界。ゲート近くのベンチで重いまぶたをシャットダウン。寝過ごした上海の二の舞はゴメンと思いつつ、眠気にはかなわず。ハッとして目覚めた時に、隣に座ってた人たちがいなくなってたのに焦った。やっちゃったか?

ゲートにより近いベンチへの扉が開いたらしい。自分もそちらに移動。そしてまた寝入っては、ハッと目を覚まして、焦って。やっと搭乗開始。荷物がデカイから早く乗り込んで、荷物を棚に収めて、着席した瞬間に爆睡。次に目が覚めたのは離陸してしばらくしてから。

気付くと、3列シートは貸切になってたから有り難く横にならせていただいた。機内食配布のアナウンスで窓側の席に男性が戻ってきた。帰りはパッタイにしてみた。機内食には珍しいサイズの大きめのエビ2匹を写真に収めてから食した。しょっぱ…。汁ありラーメン好きだから、パッタイをあんま食べないんだけど、それにしてもこの味はねーよ。エビはおいしかったけど。

このままパヤタイ駅で買った品を食べよう。まずはおにぎり。トルコ航空の不味いおにぎりレベルだった。ボロボロ落ちる米と鮭フレーク。見切り品バナナで口直し。見たことない!と思ってカゴに入れたフリーズドライの白ぶどうのお菓子を開けて一粒。甘ッ!熟れバナナのあとではtoo much.

少しまた寝て成田到着13時。って、雨だよ。帰国日雨って、滅多にないんっスけど。機内アナウンスで外気温13℃と知った。寒くね?連日40℃の国から帰ってきたんっスけど!

ボーディングブリッジを歩いてると自分の後ろの男性が英語で「クソ寒くね?」と言ってるのが聞こえた。振り向くと半袖の欧米系。体温高いはずの彼が寒いなら相当寒いよ、今日。

5/8からコロナが第5なんちゃらになってから初めての帰国。今まで直前にワクチン接種証明をスマホに登録したり、その確認が取れないと現地でチェックインできないとか面倒だったけど、今回はコロナ前と同じで、煩わしい段取りも確認部隊も何もなく、す〜っと入国できた。

税関申告書もスマホでできるらしいけど、スマホは家に置いてきたからいつも通り税申を手書きで。空いてる有人の税関を通ってJRへ急ぐ。奇跡的に電車に乗れた。

最寄り駅で下車。雨は酷く降ってる。スーツケース転がすのに傘は無理。バックパックに内蔵されてるカバーをかけて、バスが来るのを待つ。こちらも奇跡的にそんなに待たずに乗れた。

自宅最寄りバス停から雨に濡れながらスーツケースを転がす。こんなに濡れながらどっかから帰って来たこと、マイミー。

家に入るなり、ソファに倒れこんで寝た。ねこの温もりが有り難かった。

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