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ひとり旅日記フランスとドイツへ5日目:美術館三昧で、来日した美術品にも再会。

2014年12/28パリ5日目。

夜中に到着したシェアメイトのいびきで、夜中目覚めたね…(苦笑)。

今日は芸術に触れる日として、9:00am前にルーブル美術館へ。メインの入口はすでに長蛇の列。こんな寒い朝にみなさんどのくらい前から並んでたんだろう…パリ通の同僚に教えてもらった穴場の入口には、日本人夫妻のみが並んでた。9時になり荷物検査を済ませ、ロッカーにダウンコートを預けてまずはトイレへ。風の冷たさで冷えたので…

トイレから出ようとしたら、鍵が開かない!妹がマレーシアの試着室で同じ様になってたのを思い出して笑ったが、今の自分の状態は全くのひとり。ルーブル美術館見学前に、ここで終わるのか?ドアをドンドン叩いたり、鍵をカチャカチャしてみたりしてやっと開いた!寒さで入ったトイレが、この格闘で一変して汗だく…

1番人気であろうモナ・リザを目指すも、広いぞ!ルーブル。モナ・リザ。やはり別格の様で、柵があった。良かった!空いてた!実物は案外小さいので驚いたが、有難く鑑賞。

一旦入口に戻って、ルーブル美術館のパンフに記載されてる、お勧めの芸術品をたどることにした。美しく描かれた美女たちやピンと来た絵の写真を撮りまくり。ついでに動画も。こんなに写真撮っても咎められないフランス、万歳!さすが芸術の都、パリ。

途中、日本人ツアーの団体を見かけたが、ガイドの話聞きながら限られたものをザッと見るより、自分が感じるままに芸術を味わえる方が幸せだと思うけど。もったいない。ま、大きなお世話か。

見ても見ても果てない絵、絵、絵…圧倒された。

マリー・アントワネットの展示の所に来た。もしや…と思ったら、あった!妹と行ったルーブル美術館展@上野で見て、2人で特に印象残ったのが、マリー・アントワネットのピクニックセットだった。8年経って、またお目にかかれるとは!

パンフに載ってる2階のお勧めナポレオンの間。もはや美術館ではなく、邸宅訪問状態。重さ3トンという、今まで見たことがないシャンデリア…一体どの位の天井下地補強が入ってるのだろう?

3階に上がって12時。空腹…持参したみかんをトイレでこっそり食べた。3階のお勧め見て(何があったっけね…)、1階の彫刻へ。あぁ!ミロのヴィーナスがいる!!アモルの接吻で蘇るプシュケの彫刻は、いつまで見てても飽きないほどに美しすぎる。作り物と思えないほどのリアルさ。

地下に行って、パンフのお勧めのみを見て(何見たんだろう…)、ザッと見ルーブル美術館終了。15時前。地下のミュージアムレストランでサラダ8.5ユーロが昼食。

オランジュリー美術館。ミュージアムパスがあっても、この寒い中30分待ちだった。「いい加減にして💢クレイジー💢💢」と叫んでた欧米人観光客の女性…叫ばずにいられないお気持ち、察します。「金を捨てたようなモンよ💢」とも言ってた。言い方激しいが、どこの国の方だったんだろう?エーゴだったけど。

凍えながら、ようやく入場。モネの睡蓮シリーズは写真禁止。4枚の絵がある部屋の中心部にベンチがあり、心ゆくまで睡蓮に浸れる。それぞれの大作を感じて、味わう。自分は深い青緑っぽいのが好きだな。こういった部屋がもう一つ。計8枚。モネさん、これだけの大作をありがとうございます&お疲れ様です!

オランジュリー美術館。最先端!なんと、ウォッシュレットがあった!

地下にはルノアールなどの絵があった。今年六本木ヒルズに来てた子供展の子がいた!

案外早く見終わったオランジュリー。まだ17時前。もう一つ行こう!とギリ滑り込んだ美術館。美女と一角獣があるところ。日本に行った後、無事に戻って来てた。子供展の子も、美女と一角獣のターペストリーも今年2回も見られるとは!やっぱり良いものは何回見ても良い。来年もおばあちゃんと美術館行こう。
ターペストリーを恐る恐る動画でとったが、注意されなかったので、撮り続けた。あぁ。有難い。この空間も去り難かった。

この後、遂に最後の晩餐。パリ通の同僚オススメのビストロへ。並ぶのを覚悟してたが、5分で入れた。エーゴのメニューがないとの事で、途方に暮れかけたが、エーゴ話せる女性スタッフが来てくれたから、オススメの肉と魚の種類を聞いたが、ゴメンナサイ。彼女のエーゴは聞き取れず…ベニソン(鹿肉)あるか聞いたら、”Yes, deer meat!”と言われたが、ディアミートとは初めて聞いた(苦笑)。

店内の鏡が本日のメニューのホワイトボード代わりになってて、そこにはちゃんとベニソンって書いてある…もしや、彼女のエーゴが聞き取れなかったのは実はエーゴじゃなかったとか?

ベニソンと大好きプリンの仲間。クリームブリュレを注文した。

ベニソンはレアに焼かれてて、チェリーソース?酸っぱ目なチェリーと栗が添えられてた。くどくなく、あっさりした味わい。それにしても、肉を切るのにかなりの力が必要だった。歯がちゃんとしてないと食べられないね…モンサンミッシェルのムール貝に続いて、今日も歯医者の先生に感謝した。

クリームブリュレ。あぁ!おいしいゎ。なんだろう。口の中でじっくり味わいたい。単純な味じゃない。口に運ぶたびに、エッフェル塔のキラキラが目の前に現れて、別世界に行ってしまう気分になる幸せな味。甘すぎず、コクがあって、クリーミーで。ゆっくり味わった。こんなにゆっくり味わったデザートは初めて。同僚の彼女にも感謝。このビストロを教えてくれて、本当にありがとう!

19時頃にホステルに戻った。下着類を早く手洗いしないと明日のチェックアウト時に間に合わないと思い、洗面所に急いだ。

明日のヒコーキ確認したら、フランクフルトへは21時のヒコーキだった(相変わらずツメが甘い…)。マジか。念の為ネットでも調べたら、フランクフルト行きはその時間で合ってた。ってことは、明日もけっこう観光できるってことじゃん!行きたい候補はあいにく明日月曜休み。かろうじて選んだ3箇所。どうしよう…充電するものを次々として、24時に寝た。寝る前が1番喉が痛む。


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